雑誌
歴史街道 2023年9月号
今月号の読みどころ
大河ドラマ「どうする家康」では、ムロツヨシさん演じる秀吉が気になるという方も多いのではないでしょうか。
ドラマではついに本能寺の変を迎え、これからはいよいよ、秀吉と徳川家康が、本格的に衝突していくこととなります。
今月号の特集1は、そんな二人を描いた〈豊臣秀吉と徳川家康――天下をめぐる激闘〉です。
本能寺の変で織田信長が横死すると、秀吉と家康の立場は、激変します。
織田家の重臣だった秀吉と、織田家に従属する大名だった家康は、ともに飛躍の機会を摑み、やがて小牧・長久手の戦いに突入することに……。
二人の天下をめぐる戦いの実相に迫ります。
特集2は〈誕生から160年――新選組・草創期の真実〉。
今年は新選組から結成されてから160年にあたりますが、その名の由来とは? 同時代人から見た印象とは?
初期の姿を最新史料から解き明かします。
特別企画は〈中国2000年の「名君」列伝〉。
民のために善政を敷いた皇帝から、質素倹約に努めた皇帝まで、中国の歴史から、7人の「名君」を紹介します。
なお今号で、今村翔吾さんによる好評連載「戦国武将×四十七都道府県」がついに完結!
また、川越宗一さんによる新連載「大日の使徒――ザビエルとヤジロウ」が始まります。
ドラマではついに本能寺の変を迎え、これからはいよいよ、秀吉と徳川家康が、本格的に衝突していくこととなります。
今月号の特集1は、そんな二人を描いた〈豊臣秀吉と徳川家康――天下をめぐる激闘〉です。
本能寺の変で織田信長が横死すると、秀吉と家康の立場は、激変します。
織田家の重臣だった秀吉と、織田家に従属する大名だった家康は、ともに飛躍の機会を摑み、やがて小牧・長久手の戦いに突入することに……。
二人の天下をめぐる戦いの実相に迫ります。
特集2は〈誕生から160年――新選組・草創期の真実〉。
今年は新選組から結成されてから160年にあたりますが、その名の由来とは? 同時代人から見た印象とは?
初期の姿を最新史料から解き明かします。
特別企画は〈中国2000年の「名君」列伝〉。
民のために善政を敷いた皇帝から、質素倹約に努めた皇帝まで、中国の歴史から、7人の「名君」を紹介します。
なお今号で、今村翔吾さんによる好評連載「戦国武将×四十七都道府県」がついに完結!
また、川越宗一さんによる新連載「大日の使徒――ザビエルとヤジロウ」が始まります。
公式サイト | ![]() |
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特集1 豊臣秀吉と徳川家康 天下をめぐる激闘
【総論】なぜ、二人は信長亡き後の乱世を治められたのか |
小和田哲男 |
14p |
「大出世を果たした男」が、本能寺の変を迎えるまで |
柴 裕之 |
24p |
中国大返しから賤ケ岳へ…秀吉はいつ天下人を目指したか |
光成準治 |
31p |
小牧・長久手の決戦! 両雄の激闘と駆け引きの末に… |
片山洋一 |
38p |
秀吉に従属するか否か…揺れ動く家康を決断させたもの |
黒田基樹 |
46p |
「世界情勢」から読み解く秀吉と家康の外交 |
小川 雄 |
54p |
ビジュアル 大河ドラマにみる本能寺後の豊臣と徳川をめぐる人々 |
22p |
特集2 誕生から160年 新選組・草創期の真実
隊名の由来とそれを授けられた時期は? 最新研究で迫る |
菊地 明 |
66p |
第三者はこう見ていた! 史料に見る初期の姿 |
山村竜也 |
72p |
連載 ほか
この人に会いたい vol.194 |
吉川 愛 |
7p |
逸話がこんなに! お茶の京都に「神君伊賀越え」伝説を求めて |
60p |
|
大日の使徒 ザビエルとヤジロウ 第1回 |
川越宗一 |
78p |
歴史街道伝言板 |
88p |
|
BOOKS・CINEMA |
90p |
|
この著者に注目! 宮野 裕 |
92p |
|
連作読切小説 戦国武将×四十七都道府県 最終回 真田信幸×長野県「真田の夢」 |
今村翔吾 |
94p |
連載 漫画家に聞く! 第15回 佐藤二葉 ビザンツ帝国の皇女がたどった劇的な生涯とは |
100p |
|
特別企画 中国二千年の「名君」列伝 |
島崎 晋 |
103p |
後醍醐天皇と戦い続けた「北朝初代」の知られざる生涯 |
荒山 徹 |
112p |
空腹時には読めない!? 「食」が光る歴史・時代小説ガイド |
細谷正充 |
118p |
世界の「巨石」をめぐる 最終回 ストーンヘンジ 世界で最も有名な先史時代の巨石遺跡 |
写真・文 須田郡司 |
130p |
年間購読のご案内 |
124p |
|
読者アンケートのご案内 |
125p |
|
次号予告! |
126p |
|
歴史街道脇本陣 |
127p |
|
豊臣家康、え? 徳川秀吉、ん? |
黒鉄ヒロシ |
3p |
歴史街道 とは
「いま、歴史がおもしろい」
歴史は過去の人物や出来事を取り上げるとはいえ、現代の人びとに役立たなければ意味がありません。また、歴史は本来、そんなに堅苦しく難しいものではなく、もっと身近で楽しいものであるはずです。そして何より、人間を知り、時代の流れを知る上で、歴史ほど有益な参考書はありません。そこで『歴史街道』は、現代からの視点で日本や外国の歴史を取り上げ、今を生きる私たちのために「活かせる歴史」「楽しい歴史」をビジュアルでカラフルな誌面とともに提供します。いわば、新しいタイプの歴史雑誌といえるでしょう。