雑誌
増刊号
月刊誌PHP増刊号 2012年2月号
今月号の 読みどころ |
私を支えた一言―PHPベストセレクション 1947年に創刊された『PHP』誌は、2012年に創刊65周年を迎えます。この間、『PHP』誌に掲載されたエッセイ、読者体験談、ドキュメントの中には、その時代を生きる上での知恵にとどまらず、苦難・困難に立ち向かう人たちへの普遍的なメッセージが多く含まれていました。 編集部では、『PHPアーカイブスVol.1』をまとめるにあたり、『PHP』誌に掲載された記事の中から今の時代の人々にあらためてお届けしたい記事を選ぶ作業を進めました。そして、選び出した読者のご投稿の中には教員の方々の原稿が多く含まれていました。 1980年代は、教育の荒廃が叫ばれ、少年非行や校内暴力の問題に、学校は激しく揺らいだ時代です。ある教員の方は、今ほど教師の姿勢が問われている時はないと、その心情を綴ってくださいました。 編集部では、今の時代にこれだけ教育について真摯に考えている教師がどれほどいるのだろうか、この真剣な心の叫びこそ、今求められているのではないか、と話し合いました。 『PHPアーカイブスVol.1』では、読者の皆様の肉声の他、特集記事や松下幸之助の言葉、そして今、首相の発言から再ブームとなっている「相田みつを」について新取材を交えています。 |
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今月号の目次
インタビュー 今、なぜ相田みつをなのか? 相田みつを 時代との乖離と接近 |
相田一人 | 6p |
「道は一本」 人間のいのち |
相田みつを | 11p |
やわらかなこころ | 相田みつを | 12p |
花が見ている | 相田みつを | 13p |
私を支えた一言~言葉は時代を越えて心に響く~「提言募集」から「生きる」へ
[私を支えた一言] 先生、ありがとうございました |
松村勝子 | 22p |
[私を支えた一言] 惜しみ添い立つことこそ― |
金谷 博 | 26p |
[私を支えた一言] 泣いて暮らすも一日なら、笑って暮らすも一日 |
深山小百合 | 30p |
[私を支えた一言] 一枚の葉書 |
中島幸江 | 34p |
[父の涙、母の涙] ひきちぎられたブルーのリボン |
小林智子 | 44p |
[父の涙、母の涙] 親グスリ 子グスリ 愛のクスリ |
川本美津子 | 48p |
[父の涙、母の涙] 初月給 |
森野道男 | 52p |
[生きる] 殴って諌めた友の涙 |
高橋文雄 | 110p |
天使のように | 入江美香 | 114p |
私を支えた一言~心豊かに生きるためには?~人生論誌から生き方応援誌へ
理解されない淋しさ | 渡辺和子 | 64p |
幻の相撲大会 | 色川武大 | 67p |
オチコボレ少女の選んだもの | みつはしちかこ | 71p |
焦ることはない | 山根基世 | 75p |
いつも微笑を | 源氏鶏太 | 78p |
うわさなんてブッとばせ | 森田健作 | 82p |
ちょっと上手になる表現法 | 頼藤和寛 | 85p |
「年」を知り「我」を知り「生」を知る | 鈴木健二 | 92p |
私を支えた一言~80年代の連載エッセイ
[巻頭随想] 欲について |
水上 勉 | 96p |
[閑話一滴] 遠い町の友だち |
水上 勉 | 100p |
[坂の途中で] ビビった日の午後 |
さだまさし | 103p |
[窓の向こう側] ビデオ・テープ |
財津和夫 | 106p |
[宮沢賢治の世界] この深遠な隠れん坊 |
畑山 博 | 108p |
[人びとの情景] 午後の電話 |
内海隆一郎 | 118p |
私を支えた一言~松下幸之助
[折々の記] 86回目の正月 |
松下幸之助 | 14p |
[思うまま感ずるまま] 夢を馳せ、理想を掲げて |
松下幸之助 | 38p |
[第1回 PHP友の会全国大会] 素直な心を広げよう |
松下幸之助 | 42p |
[人生談義] 運命というもの |
松下幸之助 | 56p |
人生談義 抄 | 松下幸之助 | 58p |
1980年代の年表 | 126p |
PHP誌とは
『PHP』誌は、PHPの考え方を広く世に伝えるための、いわば機関誌であり、PHP研究所設立とともに創刊されました。『PHP』では、人間とは何か、真に豊かな人生とは何か、幸福とは何か、といった、いつの時代にも変わらぬ人類普遍のテーマである「生き方」について、身近な角度からとりあげています。多くの方々の体験にもとづく貴重な意見・提言をもとに、物の見方・考え方についてのヒントを小・中学生からお年寄りまで多くの読者とともに考える広場になっています。