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増刊号
月刊誌PHP増刊号 2014年4月号
今月号の 読みどころ |
1947年に創刊された『PHP』誌は、2012年に創刊65周年を迎えました。この間、『PHP』は「繁栄・平和・幸福」のためのさまざまな提言を行なってまいりました。掲載されたエッセイ・読者体験談などの中には、その時代を生きる上での知恵に留まらず、苦難に立ち向かう人たちへの普遍的なメッセージが多く含まれていました。編集部ではそうしたメッセージを増刊号『PHPアーカイブス』としてまとめ、再び世に出すことで、読者の皆様の日々の生活の糧にしていただければと考えております。先行き不透明な今、不安を感じたり、困難に直面することがあるかもしれません。苦しかったときにかけてもらった何気ない一言が嬉しかったり、転機で迷っていたときにいただいたアドバイスに気持ちが軽くなったことはないでしょうか。心のこもった励ましや慰めは、いつまでも覚えていて人生に大きな影響を及ぼすことがあります。たかが一言、されど一言……。言葉は、ある人の人生を変えてしまうほどの力を持っているといっても過言ではありません。そこで第六弾では、苦しいとき支えとなり励ましとなる言葉を厳選してお届けします。 |
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目次(画像)
今月号の目次
PHPアーカイブス特別保存版 私を励ました一言
アーカイブスインタビュー
定まった座右の銘はないけれど | 財津和夫 | 6p |
何物にもまさる励まし | 玉岡かおる | 12p |
人生を豊かにする言葉の力
明治女性に学んだ、強さと優しさ | 中村メイコ | 20p |
言葉に生かされて | 星野富弘 | 25p |
ノブコの五十音表 | 佐野洋子 | 29p |
メガネとパウダー | 鈴木健二 | 32p |
呼吸のように自然な優しさ | 山川静夫 | 36p |
石垣島からの手紙 | 岸本葉子 | 41p |
今を輝かせるヒント
殻を破ってうまれた私の“ゆとり” | 中嶋朋子 | 62p |
家庭の指揮官 | 鈴木啓示 | 65p |
「このあいだは悪かったな」 | 松富かおり | 68p |
拘置所前からの電話 | 矢口高雄 | 72p |
「ぶどうってどうして丸いの?」 | 見城美枝子 | 75p |
日給制の映画宣伝マン | 水野晴郎 | 78p |
生きる
鎌倉山の仙人 | 長島晴雄 | 44p |
めし、食ってるか | 駒形弘子 | 48p |
「本当の思いやり」を教えてくれた人 | 中村憲興 | 52p |
二泊三日の家出 | 藤吉 豊 | 56p |
絆 | 田口 兵 | 82p |
二人の父 | 宝利五十鈴 | 86p |
ハウス・ハズバンド | 岩本 陽 | 90p |
運転手さんの言葉 | 常谷陽子 | 94p |
明けぬ夜はない | 岡本邦夫 | 98p |
特別読物 星を見にゆく |
吉川 良 | 106p |
仏教の知恵・人生の知恵 自然に学ぶ |
松原哲明 | 115p |
アーカイブス談話室 | 102p | |
1960年代 松下幸之助と『PHP』史 | 126p |
PHP誌とは
『PHP』誌は、PHPの考え方を広く世に伝えるための、いわば機関誌であり、PHP研究所設立とともに創刊されました。『PHP』では、人間とは何か、真に豊かな人生とは何か、幸福とは何か、といった、いつの時代にも変わらぬ人類普遍のテーマである「生き方」について、身近な角度からとりあげています。多くの方々の体験にもとづく貴重な意見・提言をもとに、物の見方・考え方についてのヒントを小・中学生からお年寄りまで多くの読者とともに考える広場になっています。