歴史街道
発売日
2008年6月6日
税込価格
628円
(本体価格571円)
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歴史街道 2008年7月号

今月号の読みどころ

「秀吉公の御恩に、いささかなりとも報いたい」。慶長3年(1598)、豊臣秀吉の訃報に接した加藤清正は、涙を流して誓います。清正にとって秀吉は父親代わりであり、武将として、また為政者として最高の手本でした。その恩に報いる…-それは秀吉の遺児・秀頼を守ることに他なりません。やがて、天下の実権は徳川家康の手に移ります。それが時流であることは清正も認めましたが、万一家康が秀頼に危害を加える気であれば、命に代えても守る決意を固めます。そのために難攻不落の熊本城を築くのでした。「豊臣家の守護神」を目指した清正の一途な生き方を描きます。
 第二特集は大奥を揺るがせた闇の事件簿です。

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今月号の目次
地震、雷、火事、オヤジ、加藤清正
黒鉄ヒロシ
3p
この人に会いたい vol.18
佐藤藍子
7p
総力特集 秀吉が信じ、家康が恐れた男 加藤清正 あくまで貫いたその忠義
総論
「秀吉の恩に報いる」一念を通した稀代の武人の爽やかさ
童門冬二
14p
ビジュアル1
蔚山城の奇跡

20p
ビジュアル2 
文禄・慶長の役、激闘の七年間

22p
ビジュアル3 
難攻不落の名城・熊本城

24p
「お心に適うほどの働きを!」七本槍の若者たち、賤ケ岳を駆ける
永岡慶之助
26p
コラム1 
「清正公なら…」人々が虎退治に託した夢

31p
ビジュアル4 
秀吉の背中を追い続けた戦陣の日々

32p
遥かオランカイへ! 快進撃の鬼将軍に水を差した帰国命令 文禄の役
工藤章興
34p
コラム2 
金官が寄せた信頼

39p
「挫けるな!」十倍の敵を相手の籠城戦で奇跡を起こしたもの 慶長の役
工藤章興
40p
コラム3 
「雪隠」の中から示した家臣への心配り

45p
三成に与せず、家康に油断せず…九州で関ケ原を静観した真意とは
野村敏雄
46p
コラム4 
立花宗茂、島津義弘の恩義に報いる

51p
今も慕われる「せいしょこさん」

52p
命ある限り秀頼公をお護りする…短刀を懐に臨んだ家康との会見
八尋舜右
54p
コラム5 
「清正公に負けた」西郷を唸らせた計略

59p
われに熊本城あり!天下の名城に隠された恐るべき仕掛けの数々
楠戸義昭
60p
  
グラフィティ にっぽんの剣豪
82 諸岡一羽
本山賢司
66p
「親鸞さま」が現代に語りかけるもの
宇井孝司
68p
時の迷路―明治・大正・昭和篇<3>
文明開化
香川元太郎
74p
特集 絵島生島、妖僧と側室の陰謀、怪奇譚 … 大奥を揺るがせた闇の事件簿
一大スキャンダル、絵島生島事件の裏側にあったもの
梓澤要
78p
亡霊、自害の連鎖、無残な死骸…血も凍る怪奇譚の数々
中江克己
82p
[ビジュアル]大奥の「怪事件」はここで起こった

86p
寺社奉行・阿部正弘、将軍家を操る妖僧と娘の奸計を裁く
秋月達郎
88p
[コラム]篤姫輿入れ前夜の大奥では…

92p
  
大和ミュージアム館長が語る日本海軍士官の証言
第六回 大西新蔵 第一次ソロモン海戦勝利を導いた参謀長
戸高一成
94p
47都道府県 その名前の意外な由来

100p
アイゼンハワーが震えた日 
ドイツ軍最後の攻勢と暗殺計画 前編
吉田一彦
104p
「歴史街道」伝言板

110p
BOOKS・CINEMA

112p
この著者に注目!
松岡正剛

114p
人物で語る日本近代史
第2回 吉田松陰 この国の未来を守るための戦略
中西輝政
116p
谷沢永一の「日本史ヤミ鍋」
83 帝国大学だけを真の大学と見做した時代
谷沢永一
122p
日本を変えた古代史10大事件
第8回 古代最大の争乱・壬申の乱の謎
関裕二
125p
歴史街道クイズ 「戦国検定!」

132p
歴史街道・ロマンへの扉
須磨
鶴田純也
134p
江戸のスイーツを食べ歩く
第6回 赤坂・とらや 「嘉祥饅頭」
岸朝子(選) 逢坂剛(筆)
136p
日本ふるさと紀行 城下町を訪ねて
第5回 宮城県登米市・登米
中塚裕(写真)七森武倫(文)
141p

歴史街道 とは

「いま、歴史がおもしろい」
 歴史は過去の人物や出来事を取り上げるとはいえ、現代の人びとに役立たなければ意味がありません。また、歴史は本来、そんなに堅苦しく難しいものではなく、もっと身近で楽しいものであるはずです。そして何より、人間を知り、時代の流れを知る上で、歴史ほど有益な参考書はありません。そこで『歴史街道』は、現代からの視点で日本や外国の歴史を取り上げ、今を生きる私たちのために「活かせる歴史」「楽しい歴史」をビジュアルでカラフルな誌面とともに提供します。いわば、新しいタイプの歴史雑誌といえるでしょう。