歴史街道
発売日
2013年5月7日
税込価格
660円
(本体価格600円)
在 庫
品切れ
バックナンバー

歴史街道 2013年6月号

今月号の読みどころ

「アベノミクス」が現在取り組むデフレ不況克服には、実は偉大な先例となる人物がいました。高橋是清です。「ダルマさんが出てきたから、もう大丈夫だ」。戦前、日本の経済危機を幾度も救い、国民から「ダルマさん」の愛称で篤く信頼された大蔵大臣が是清でした。昭和4年(1929)に始まった世界恐慌では、世界中で最も早く、日本を恐慌から脱出させています。生来陽性で「自分は運がいい」と信じる彼は、その前半生で「どん底」の境遇に何度も落ちました。しかしその体験から人間と世の中を見る目を養い、「運」をつかむ生き方を見出していくのです。是清が恐慌から日本を救い、好況へと導く力を生み出したものは何であったのかを探ります。第二特集は鬼と呼ばれた武将、「戦国の鬼たち」です。

公式サイト
今月号の目次
是清の縫いぐるみ、これ着よ
黒鉄ヒロシ
3p
この人に会いたい
vol.77
平野綾
7p
総力特集 好景気を呼び寄せた男 高橋是清 「運」をつかむ生き方
総論
人間、失うものは何もない…なぜ彼は「日本の運」をつかみ得たのか
童門冬二
14p
ビジュアル1
高橋蔵相を信頼し、賛成しよう…深夜の法案可決

20p
ビジュアル2
是清人生すごろく

22p
ビジュアル3
体温が伝わる日々愛用の品々

24p
米国留学、奴隷、放蕩…豪快かつ破天荒な若き日々に学んだもの
渡部昇一
26p
コラム1
「箱屋」時代の甘酸っぱい思い

31p
再び丁稚奉公から始める! ペルー銀山の失敗で一文無しになろうとも
松田十刻
32p
ときどき反省、ますます奮励 ―『自伝』が語る若き日々

38p
「会いたければ訪ねてこい」シフに感謝はすれど、国家の誇りは捨てず
赤城毅
40p
コラム2
シャンドを味方に武士道を説く

45p
達磨さんの笑顔に国民はついてくる…金融恐慌を鎮めた「神通力」とは
秋月達郎
46p
コラム3
勝負事はせず、気ままに昼寝

51p
自分の目で見て、自分の頭で考え、自分の手で道をひらけ…祖父の教え
井上泰
52p
機会は作るべからず、捉えなければならぬ ―珠玉の名言の数々

56p
国富増進とは人々を豊かにすること…その信念が世界恐慌を捻じ伏せた
若田部昌澄
60p
コラム4
「戦前」は暗いか明るいか…是清と昭和モダン

65p
ビジュアル4
再現! 終の棲家・赤坂の邸宅

66p



例題も紹介! 第三回「新選組検定」対策講座 ―二級突破を目指して
菊地明
69p
梅雨時に訪ねたい「魅惑の名所」 大江戸あじさいMAP

74p
鬼柴田、鬼佐竹、鬼美濃… 戦国の「鬼」たち
【柴田勝家】 「甕を割れ! 意地を見せようぞ」織田随一の猛将、吼える
永岡慶之助
78p
【佐竹義重】 「我と思わん者はかかって参れ」漆黒の武者、敵を撫で斬り
近衛龍春
81p
ビジュアル
まさに無敵! 「鬼」たちが駆けた戦場

84p
【原虎胤と馬場信春】 その働き比類なし! 敵が畏怖した武田の「鬼美濃」ふたり
江宮隆之
86p
赤鬼の疾駆、鬼虎の一番槍、鬼真壁の豪勇…東国の鬼たち
工藤章興
89p
鬼玄蕃の胆力、鬼道雪の叱咤、人間無骨の槍…西国の鬼たち
工藤章興
92p



緑十字船「阿波丸」の悲劇
第二回 タイタニックを上回る犠牲者数
吉田一彦
95p
[連載小説]真田昌幸 連戦記 立国篇
我、六道を懼れず 第一回
海道龍一朗
100p
「歴史街道」伝言板

110p
BOOKS・DVD

112p
この著者に注目!
津野田興一

114p
台湾を豊饒の地に! 八田與一の足跡を訪ねて
早坂隆
116p
明治・大正・昭和―手紙に託された思いを読む 男の恋文、女の恋文
梯久美子
122p
古典的な雰囲気の中に「新しさ」を描く 時空を超越した「摩訶不思議」な世界
山口晃
129p
歴史街道・ロマンへの扉
新開地
林宏樹
134p
江戸の料理再現づくし
第十回 鰺の煮びたし・きゅうり揉み
向笠千恵子 料理再現・福田浩
136p
日本ふるさと紀行
第五回 群馬・倉渕
写真・中塚裕 文・西澤健二
141p

歴史街道 とは

「いま、歴史がおもしろい」
 歴史は過去の人物や出来事を取り上げるとはいえ、現代の人びとに役立たなければ意味がありません。また、歴史は本来、そんなに堅苦しく難しいものではなく、もっと身近で楽しいものであるはずです。そして何より、人間を知り、時代の流れを知る上で、歴史ほど有益な参考書はありません。そこで『歴史街道』は、現代からの視点で日本や外国の歴史を取り上げ、今を生きる私たちのために「活かせる歴史」「楽しい歴史」をビジュアルでカラフルな誌面とともに提供します。いわば、新しいタイプの歴史雑誌といえるでしょう。