歴史街道
発売日
2013年11月6日
税込価格
660円
(本体価格600円)
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歴史街道 2013年12月号

今月号の読みどころ

「おもてなし」――。オリンピック招致活動でこの言葉が使われたこともあり、今、日本人が伝統の中で育んできた心に、改めて注目が集まっています。その時に忘れてはならない人物こそが、千利休でしょう。もし利休が茶の湯を大成していなければ、日本の「おもてなし」はよほど違っていたのかもしれません。茶の湯というと現代人は細かい作法を連想しがちですが、お茶の要諦はそれではありません。亭主は客に対して精一杯の心を込めて接し、客もまた亭主の心づくしを感じて喜ぶ。そんな互いが相手を思いやるところから、本物の「おもてなし」が生まれてきます。利休は茶の湯で何を目指したのか、そして私たちが見直すべき日本人の心とは何かを探ります。第二特集はQ&A日本海軍艦艇入門です。

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今月号の目次
表無し、裏ばかり
黒鉄ヒロシ
3p
この人に会いたい
vol.83
比嘉愛未
7p
総力特集 千利休 「もてなしの心」の真髄
総論
相手のために何ができるか…「一碗のお茶」が教えてくれるもの
千玄室
14p
ビジュアル1
心を奪われる煌き・茶道具一

20p
ビジュアル2
深遠に秘められた美・茶道具二

22p
人の心を溶かすお茶の魅力と、利休が内に秘めた思いを伝えたい
市川海老蔵
24p
ビジュアル3
茶杓、花入、風炉、棗…点前を彩る道具の数々

28p
「侘び茶」って何? 利休はどんな人? Q&A初歩からの茶の湯
熊倉功夫
30p
迎付、懐石、濃茶…イラストでわかる「茶事」の流れと楽しみ

38p
信長の名物狩り、秀吉の大茶の湯…武将たちはなぜ、茶を愛したのか
千宗屋
44p
エピソード
茶入の片耳を打ち欠く…美を知り、人を知る逸話

50p
茶は魂で喫むもの…関ケ原前夜、三高弟が得心した乱世の茶の真髄
秋月達郎
52p
家族、三千家、そして七哲…受け継がれた利休の茶

58p
エピソード
心だに岩木とならばそのままに…茶の湯の道と最期の逸話

60p
命の芽吹きの不安定さに「美」を見出す心…利休の「もてなし」とは
山本兼一
62p



天下一の繁栄を極めた海の商都・堺、その夢の証
吉田豊
69p



茶人気分を味わう! 京の名茶室&一服処マップ

74p
意外と知らない? Q&A日本海軍艦艇入門
第一部・艦艇篇
軍艦と艦艇は同じ? 重巡と軽巡の違いは? 提督って誰?
戸高一成
78p
ビジュアル1
威風堂々! 連合艦隊の主要艦艇

84p
ビジュアル2
激闘! 太平洋戦争、海戦の航跡

86p
第二部・決戦篇
勝敗は何で決まる? 大破と中破の違いは? 一斉撃ち方とは?
戸高一成
88p



「パネー号事件」の真相
第三回 優雅な昼下がりの暗転
吉田一彦
95p
[連載小説]真田昌幸 連戦記 立国篇
我、六道を懼れず 第七回
海道龍一朗
100p
「歴史街道」伝言板

110p
BOOKS・CINEMA

112p
この著者に注目!
垣根涼介

114p
特別企画
巣鴨プリズンの最後のワイン 教誨師・花山信勝が見送った七人の戦争責任者
早坂隆
116p



喧騒を忘れる都会の大名庭園 六義園の紅葉を訪ねて

127p



歴史街道脇本陣

130p
歴史街道・ロマンへの扉
斑鳩三塔
林宏樹
134p
江戸の料理再現づくし
第十六回 小田巻き蒸し・えびかね
向笠千恵子 料理再現・福田浩
136p
日本ふるさと紀行
第十一回 滋賀・近江八幡
写真・中塚裕 文・西澤健二
141p

歴史街道 とは

「いま、歴史がおもしろい」
 歴史は過去の人物や出来事を取り上げるとはいえ、現代の人びとに役立たなければ意味がありません。また、歴史は本来、そんなに堅苦しく難しいものではなく、もっと身近で楽しいものであるはずです。そして何より、人間を知り、時代の流れを知る上で、歴史ほど有益な参考書はありません。そこで『歴史街道』は、現代からの視点で日本や外国の歴史を取り上げ、今を生きる私たちのために「活かせる歴史」「楽しい歴史」をビジュアルでカラフルな誌面とともに提供します。いわば、新しいタイプの歴史雑誌といえるでしょう。