歴史街道
発売日
2016年8月6日
税込価格
693円
(本体価格630円)
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歴史街道 2016年9月号

今月号の読みどころ

日本のルーツともいうべき邪馬台国は、どこにあったのか?中国の歴史書『魏志倭人伝』の記述をどう解釈するかによって、九州説と畿内説に分かれ、論争が続いていることをご存じの方も多いでしょう。近年では、奈良県の纒向遺跡の発掘調査で新事実が次々と判明している一方、九州説はもちろん、他の場所にあるという説もあり、論争は今も混迷を極めています。

そこで本特集では、ノンフィクション作家の足立倫行氏のナビゲートで、邪馬台国の議論はどこまで進み、それぞれの説の根拠は何か、また女王卑弥呼とは何者だったのかに迫ります。予備知識がなくても無理なく楽しめるよう、随所でポイントを解説。ロマンあふれる古代史の迷宮へ出かけてみましょう。

第二特集は「Q&A 真田信幸の闘い」です。

公式サイト
今月号の目次
邪馬台国は脳内に有り、卑弥呼は心中に有り
黒鉄ヒロシ
3p
この人に会いたい
vol.116
相楽樹
7p
総力特集 邪馬台国と卑弥呼の謎
【ロマンあふれる「古代史の迷宮」への旅にようこそ】


14p
序 日本のルーツを探して…古代史はノンフィクション作家を夢中にさせた
足立倫行
16p
ビジュアル1
想像復原! これが邪馬台国の都だ

20p
特別インタビュー
幻の邪馬台国を探し求めた祖父の情熱と、古代史のロマンに魅了されて
宮﨑香蓮
22p
ビジュアル2
九州vs.畿内! 出土品は何を語るのか

26p
ビジュアル3
登呂遺跡で「弥生人」になってみた

28p
なぜ論争が続くの? 『魏志倭人伝』って何? Q&A いざ謎の邪馬台国へ
足立倫行
30p
【九州vs.畿内 邪馬台国はどこにあった?】


36p
「都するところ」の条件、鉄の出土量、巫女王の登場が九州説を裏付ける
高島忠平
38p
コラム1
古代の道具で火を起こしてみた

43p
外来系土器と祭殿跡が物語る、先進都市的集落・纒向こそがふさわしい
石野博信
44p
コラム2
纒向の木製鐙が語る「不都合な真実」

49p
こんな見方もある! 邪馬台国を探る別角度からのアプローチ

50p
博物館、ネット、シンポジウム…より知るためのガイド

54p
【九州vs.畿内 卑弥呼は何者だったのか?】


56p
巫女王を育んだ国際都市、そして一面の鉄鏡の存在が謎を解く鍵となる
高島忠平
58p
東遷説の弱点、邪馬台国からヤマト王権へ…卑弥呼は畿内にいたはずだ
石野博信
62p
複数いた? 邪馬台国の女王ではなかった? 果たして卑弥呼の正体は…

66p
ルーツ探しの論争をこれからも楽しむために

68p
「古代愛」あふれるカフェに行ってみた

70p



AKB48と学ぶ! 四十七都道府県 この偉人を知っている?
第2回 関西〈後編〉
河合敦×太田奈緒
74p
Q&A 真田信幸の闘い 生涯をかけて守り抜いたもの
第一部
初陣はいつ? 信幸は分家か? 関ケ原までの日々
橋場日月
80p
年表・真田家を守り続けた93年

85p
ビジュアル
大河ドラマ「真田丸」に見る 謀将の嫡男から堂々たる当主へ、信幸の歩み

86p
第二部
諱をなぜ変えた? 真田騒動とは? もう一つの闘い
清水昇
88p



ドゥーリトル日本空襲の内幕
最終回 日本軍のアメリカ本土攻撃
吉田一彦
94p
短期連載小説 関ケ原の丑三ツ
前篇
浅倉卓弥
100p
「歴史街道」伝言板

110p
BOOKS・CINEMA

112p
この著者に注目!
山際康之

114p
世界で出会った「日本人の魂」~取材紀行から~
第1回 満洲
早坂隆
122p
なぜEU離脱? 連合王国って? 今こそ知っておきたいイギリスの歴史
茂木誠
127p
歴史街道脇本陣

131p
歴史街道・ロマンへの扉
興福寺
林宏樹
134p
だしで炊いたごはんが香る… あなごめしの名店を訪ねて


136p
安芸折々
第8回 江田島2
写真・文 松尾純
141p

歴史街道 とは

「いま、歴史がおもしろい」
 歴史は過去の人物や出来事を取り上げるとはいえ、現代の人びとに役立たなければ意味がありません。また、歴史は本来、そんなに堅苦しく難しいものではなく、もっと身近で楽しいものであるはずです。そして何より、人間を知り、時代の流れを知る上で、歴史ほど有益な参考書はありません。そこで『歴史街道』は、現代からの視点で日本や外国の歴史を取り上げ、今を生きる私たちのために「活かせる歴史」「楽しい歴史」をビジュアルでカラフルな誌面とともに提供します。いわば、新しいタイプの歴史雑誌といえるでしょう。