歴史街道
発売日
2017年11月6日
税込価格
693円
(本体価格630円)
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歴史街道 2017年12月号

今月号の読みどころ

慶応3年(1867)11月15日、京都河原町の近江屋で、坂本龍馬が何者かによって暗殺されました。それから150年が経った今、これまでにわかった事実を踏まえて、坂本龍馬を特集いたします。まず、暗殺の犯人は誰だったのか。通説とされている「京都見廻組説」が正しいのか。それとも、当時、海援隊の陸奥宗光らが考えていたように、紀州藩の指示で、新選組が手を下したのか。あるいは、薩摩藩、土佐藩が「黒幕」だったのか…。そして、龍馬の存在は、日本にとってどんな意味を持ったのか。なぜ、これほどまでに我々を魅了するのか。ソフトバンクグループ代表・孫正義が語る「龍馬の魅力」も収録。今年発見され、大きなニュースになった、新発見の手紙も掲載しています。
特集2は「知っているようで知らない『日朝関係史』」、特別企画は「片倉小十郎景綱」です。欅坂46・菅井友香の新連載もスタート!

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今月号の目次
真犯人をご本人に訊く
黒鉄ヒロシ
3p
この人に会いたい
vol.131
尾上松也
7p
特集1 龍馬暗殺 150年目の真実
ソフトバンク孫正義が語る「事を成す」ために必要なこととは

14p
最高の「いちびり男」だからこそ、大仕事が可能だった
山本一力
18p
特別インタビュー
大組織を結び付ける「ファシリテーター型ビジネスリーダー」
神田昌典
22p
インタビュ―
「ゼロから一歩踏み出す姿勢」を見習っていきたい
山崎怜奈
26p
ビジュアル1 
倒幕か、公武合体か…龍馬をめぐる人間関係図

28p
ビジュアル2 
龍馬最期の二十四時間

30p
「諸説あり!」刺客は誰か、そして黒幕は!?
山村竜也
32p
新選組が真犯人ではありえない、これだけの理由
門井慶喜
40p
【中岡慎太郎】薩長同盟、大政奉還、生死を共にした相棒
秋山香乃
44p
【由利公正】龍馬自らが、日本の未来を託した男
長尾 剛
48p
実行犯!? 「京都見廻組」とは、どんな組織だったのか
菊地 明
52p
コラム
蝦夷地、竹島…断たれてしまった「新国」の夢

57p
性格や人生観がわかる「手紙の名フレーズ」5
楠戸義昭
58p
レポート
『西郷どん』原作者と高知県知事が「龍馬」を語る

63p
特集2 これだけは知っておきたい「日朝関係史」
【白村江の戦い】百済復興に隠された律令国家建設の思惑
倉本一宏
82p
【文禄・慶長の役】中国への“第三の挑戦者”だった豊臣秀吉
荒山 徹
86p
【日清・日露戦争】欧米列強の脅威、そして朝鮮の誤算
木村 幹
90p
特別企画 独眼竜政宗を支えた希代の軍師 片倉小十郎景綱
伊達政宗に諫言できる、たった一人の男
佐藤巖太郎
116p
小十郎の城下町・白石を訪ねて

123p



鎖国が技術を停滞させたって本当!? こんなにすごい! 「江戸のテクノロジー」
鈴木一義
64p
朝ドラ「わろてんか」の世界が味わえる大阪の小路
北条良平
70p
「動物」と「歴史」の意外な関係
第1回 馬(前編)
菅井友香 本村凌二
74p
年間購読のご案内

80p
日本大空襲 「無差別戦略爆撃」の真実
第8回 地獄絵図と化した東京下町
吉田一彦
94p
連載小説 果てなき図面 帝国ホテル建築物語
第12回 田園の章
植松三十里
100p
「歴史街道」伝言板

110p
BOOKS・CINEMA

112p
この著者に注目!
藤原辰史

114p
昭和の敗戦を決定づけたのは「大正の外交」だった
中西輝政
126p
歴史街道脇本陣

133p
歴史街道・ロマンへの扉
南京町
林 宏樹
136p
女子高生女優・北村優衣がゆく! 老舗の「味」と「歴史」を体験レポート
第9回 よし田

138p
次号予告!

142p
廃線をたどる
第5回 埼玉編
写真・文 丸田祥三
143p

歴史街道 とは

「いま、歴史がおもしろい」
 歴史は過去の人物や出来事を取り上げるとはいえ、現代の人びとに役立たなければ意味がありません。また、歴史は本来、そんなに堅苦しく難しいものではなく、もっと身近で楽しいものであるはずです。そして何より、人間を知り、時代の流れを知る上で、歴史ほど有益な参考書はありません。そこで『歴史街道』は、現代からの視点で日本や外国の歴史を取り上げ、今を生きる私たちのために「活かせる歴史」「楽しい歴史」をビジュアルでカラフルな誌面とともに提供します。いわば、新しいタイプの歴史雑誌といえるでしょう。