雑誌
歴史街道 2017年12月号
今月号の読みどころ
慶応3年(1867)11月15日、京都河原町の近江屋で、坂本龍馬が何者かによって暗殺されました。それから150年が経った今、これまでにわかった事実を踏まえて、坂本龍馬を特集いたします。まず、暗殺の犯人は誰だったのか。通説とされている「京都見廻組説」が正しいのか。それとも、当時、海援隊の陸奥宗光らが考えていたように、紀州藩の指示で、新選組が手を下したのか。あるいは、薩摩藩、土佐藩が「黒幕」だったのか…。そして、龍馬の存在は、日本にとってどんな意味を持ったのか。なぜ、これほどまでに我々を魅了するのか。ソフトバンクグループ代表・孫正義が語る「龍馬の魅力」も収録。今年発見され、大きなニュースになった、新発見の手紙も掲載しています。
特集2は「知っているようで知らない『日朝関係史』」、特別企画は「片倉小十郎景綱」です。欅坂46・菅井友香の新連載もスタート!
特集2は「知っているようで知らない『日朝関係史』」、特別企画は「片倉小十郎景綱」です。欅坂46・菅井友香の新連載もスタート!
公式サイト |
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真犯人をご本人に訊く |
黒鉄ヒロシ |
3p |
この人に会いたい vol.131 |
尾上松也 |
7p |
特集1 龍馬暗殺 150年目の真実
ソフトバンク孫正義が語る「事を成す」ために必要なこととは |
14p |
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最高の「いちびり男」だからこそ、大仕事が可能だった |
山本一力 |
18p |
特別インタビュー 大組織を結び付ける「ファシリテーター型ビジネスリーダー」 |
神田昌典 |
22p |
インタビュ― 「ゼロから一歩踏み出す姿勢」を見習っていきたい |
山崎怜奈 |
26p |
ビジュアル1 倒幕か、公武合体か…龍馬をめぐる人間関係図 |
28p |
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ビジュアル2 龍馬最期の二十四時間 |
30p |
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「諸説あり!」刺客は誰か、そして黒幕は!? |
山村竜也 |
32p |
新選組が真犯人ではありえない、これだけの理由 |
門井慶喜 |
40p |
【中岡慎太郎】薩長同盟、大政奉還、生死を共にした相棒 |
秋山香乃 |
44p |
【由利公正】龍馬自らが、日本の未来を託した男 |
長尾 剛 |
48p |
実行犯!? 「京都見廻組」とは、どんな組織だったのか |
菊地 明 |
52p |
コラム 蝦夷地、竹島…断たれてしまった「新国」の夢 |
57p |
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性格や人生観がわかる「手紙の名フレーズ」5 |
楠戸義昭 |
58p |
レポート 『西郷どん』原作者と高知県知事が「龍馬」を語る |
63p |
特集2 これだけは知っておきたい「日朝関係史」
【白村江の戦い】百済復興に隠された律令国家建設の思惑 |
倉本一宏 |
82p |
【文禄・慶長の役】中国への“第三の挑戦者”だった豊臣秀吉 |
荒山 徹 |
86p |
【日清・日露戦争】欧米列強の脅威、そして朝鮮の誤算 |
木村 幹 |
90p |
特別企画 独眼竜政宗を支えた希代の軍師 片倉小十郎景綱
伊達政宗に諫言できる、たった一人の男 |
佐藤巖太郎 |
116p |
小十郎の城下町・白石を訪ねて |
123p |
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鎖国が技術を停滞させたって本当!? こんなにすごい! 「江戸のテクノロジー」 |
鈴木一義 |
64p |
朝ドラ「わろてんか」の世界が味わえる大阪の小路 |
北条良平 |
70p |
「動物」と「歴史」の意外な関係 第1回 馬(前編) |
菅井友香 本村凌二 |
74p |
年間購読のご案内 |
80p |
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日本大空襲 「無差別戦略爆撃」の真実 第8回 地獄絵図と化した東京下町 |
吉田一彦 |
94p |
連載小説 果てなき図面 帝国ホテル建築物語 第12回 田園の章 |
植松三十里 |
100p |
「歴史街道」伝言板 |
110p |
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BOOKS・CINEMA |
112p |
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この著者に注目! 藤原辰史 |
114p |
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昭和の敗戦を決定づけたのは「大正の外交」だった |
中西輝政 |
126p |
歴史街道脇本陣 |
133p |
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歴史街道・ロマンへの扉 南京町 |
林 宏樹 |
136p |
女子高生女優・北村優衣がゆく! 老舗の「味」と「歴史」を体験レポート 第9回 よし田 |
138p |
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次号予告! |
142p |
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廃線をたどる 第5回 埼玉編 |
写真・文 丸田祥三 |
143p |
歴史街道 とは
「いま、歴史がおもしろい」
歴史は過去の人物や出来事を取り上げるとはいえ、現代の人びとに役立たなければ意味がありません。また、歴史は本来、そんなに堅苦しく難しいものではなく、もっと身近で楽しいものであるはずです。そして何より、人間を知り、時代の流れを知る上で、歴史ほど有益な参考書はありません。そこで『歴史街道』は、現代からの視点で日本や外国の歴史を取り上げ、今を生きる私たちのために「活かせる歴史」「楽しい歴史」をビジュアルでカラフルな誌面とともに提供します。いわば、新しいタイプの歴史雑誌といえるでしょう。