雑誌
歴史街道 2022年6月号
今月号の読みどころ
今月の特集1は、〈日本と朝鮮半島の近現代史〉です。
韓国では2022年5月に新政権が発足し、北朝鮮ではミサイル発射実験が繰り返される……このような中、日本は朝鮮半島といかに向き合っていけばいいのでしょうか。
そもそも明治維新後、日本と朝鮮半島は、日朝修好条規の締結、韓国併合、太平洋戦争、そして朝鮮戦争と、深くかかわり続けてきました。その間、一体何がおきていたのでしょうか。
本特集では、そうした近現代の両者の歩みから、「相剋」の根源に迫るとともに、今日へのヒントを探っていきます。
特集2は、〈源義経が頼りにした男 藤原秀衡〉です。
大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では菅田将暉さん演じる源義経と、田中泯さん演じる藤原秀衡が話題ですが、義経を庇護した秀衡は、源平争乱の中でどんな構想を抱いていたのでしょうか。謎めく人物像を解き明かしていきます。
特別企画は、〈戦国武将・兄弟の愛憎劇〉。
力の優劣が命運を左右する戦国時代において、固い絆で結ばれた兄弟もいれば、いがみ合い、埋めがたい溝を抱える兄弟もいました。
本企画では、毛利、豊臣、島津、斎藤、伊達、大友、織田といった大名家の「兄弟のかたち」を紹介していきます。
韓国では2022年5月に新政権が発足し、北朝鮮ではミサイル発射実験が繰り返される……このような中、日本は朝鮮半島といかに向き合っていけばいいのでしょうか。
そもそも明治維新後、日本と朝鮮半島は、日朝修好条規の締結、韓国併合、太平洋戦争、そして朝鮮戦争と、深くかかわり続けてきました。その間、一体何がおきていたのでしょうか。
本特集では、そうした近現代の両者の歩みから、「相剋」の根源に迫るとともに、今日へのヒントを探っていきます。
特集2は、〈源義経が頼りにした男 藤原秀衡〉です。
大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では菅田将暉さん演じる源義経と、田中泯さん演じる藤原秀衡が話題ですが、義経を庇護した秀衡は、源平争乱の中でどんな構想を抱いていたのでしょうか。謎めく人物像を解き明かしていきます。
特別企画は、〈戦国武将・兄弟の愛憎劇〉。
力の優劣が命運を左右する戦国時代において、固い絆で結ばれた兄弟もいれば、いがみ合い、埋めがたい溝を抱える兄弟もいました。
本企画では、毛利、豊臣、島津、斎藤、伊達、大友、織田といった大名家の「兄弟のかたち」を紹介していきます。
公式サイト | ![]() |
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歴史の中の妄想 |
黒鉄ヒロシ |
3p |
この人に会いたい vol.182 |
新垣結衣 |
7p |
特集1 日本と朝鮮半島の近現代史 いま知っておくべきこと
【総論】 日本人が見落としてきた「相剋」の根源 |
木村 幹 |
14p |
ビジュアル 地図と年表でたどる近現代史 |
22p |
|
ドキュメント 明治維新から戦後まで――150年の関係史 |
河合 敦 |
24p |
【韓国併合】 (1)朝鮮の「近代」を夢見て散った金玉均と伊藤博文 |
新城道彦 |
32p |
【韓国併合】 (2)政略結婚だったのか――王族と皇族の婚姻の実相 |
新城道彦 |
36p |
日本陸軍中将として死を遂げた朝鮮人、その生涯が問うもの |
長南政義 |
40p |
秘匿された史実! 朝鮮戦争に「参戦」した日本人がいた |
水島吉隆 |
46p |
特別インタビュー 半島をめぐる構図とは…「地政学」で読み解く |
宮家邦彦 |
52p |
特集2 源義経が頼りにした男 藤原秀衡 奥州に描いた夢
源平争乱の内実と秀衡が目指したもの |
入間田宣夫 |
104p |
乾坤一擲の策として…遺言に秘められた真意 |
谷津矢車 |
109p |
連載 ほか
歴史からひも解く「ロシア・ウクライナ問題」 |
宇山卓栄 |
60p |
連載 漫画家に聞く! 第2回 たかぎ七彦 モンゴル帝国の大軍に流人が挑む |
66p |
|
雨乞いから、大統領の調伏まで!? 「神頼み」の日本史 |
奈落一騎 |
69p |
特別企画 毛利、島津、斎藤、そして… 戦国武将・兄弟の愛憎劇 |
橋場日月 |
74p |
連載 万、已むを得ず 第11回 |
幸田真音 |
82p |
歴史街道伝言板 |
90p |
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BOOKS・CINEMA |
92p |
|
この著者に注目! 海堂尊 |
94p |
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連作読切小説 戦国武将×四十七都道府県 第33回 徳川家康×東京都「竹千代の値」 |
今村翔吾 |
96p |
見たこともない本能寺の変が… 作家たちが描き出した「真相」 |
細谷正充 |
114p |
大名はつらいよ ~お殿様のトホホな日常~ |
安藤優一郎 |
119p |
年間購読のご案内 |
125p |
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次号予告! |
126p |
|
歴史街道脇本陣 |
127p |
|
ニッポンの「巨石」をめぐる 第9回 入内の石神様 |
写真・文 須田郡司 |
130p |
歴史街道 とは
「いま、歴史がおもしろい」
歴史は過去の人物や出来事を取り上げるとはいえ、現代の人びとに役立たなければ意味がありません。また、歴史は本来、そんなに堅苦しく難しいものではなく、もっと身近で楽しいものであるはずです。そして何より、人間を知り、時代の流れを知る上で、歴史ほど有益な参考書はありません。そこで『歴史街道』は、現代からの視点で日本や外国の歴史を取り上げ、今を生きる私たちのために「活かせる歴史」「楽しい歴史」をビジュアルでカラフルな誌面とともに提供します。いわば、新しいタイプの歴史雑誌といえるでしょう。