雑誌
歴史街道 2024年7月号
今月号の読みどころ
今月の特集1は、
〈武士の誕生の謎――なぜ日本史の「変革者」となったのか?〉です。
平安時代というと、「貴族の世」という印象が強いかもしれません。
しかし、平将門の乱や藤原純友の乱など様々な争乱が起き、武士が徐々に存在感を増していった時代でもありました。
そもそも「武士」はいかにして生まれ、何を思って戦場を駆け、そしてなぜ、権力を掌握するにいたったのでしょうか。
武士の誕生と、彼らが時代の担い手となった背景に迫ります。
特集2は、〈戦国レジェンド武将たちの「意外な老後」〉。
伊達政宗、藤堂高虎、立花宗茂ら、戦国時代を生き抜いた武将たちは、江戸時代に悠々自適の生活を送ったかといえば、決してそうではないようで……。
名将たちの「老後」から見えてくる教訓や人間模様とは。
特別企画は、〈江戸は「おひとりさま」天国だった!〉。
江戸の町は現代と同様、実は「おひとりさま」がたくさんいました。
はたして、彼らの暮らしぶりとは、どのようなものだったのでしょうか。
〈武士の誕生の謎――なぜ日本史の「変革者」となったのか?〉です。
平安時代というと、「貴族の世」という印象が強いかもしれません。
しかし、平将門の乱や藤原純友の乱など様々な争乱が起き、武士が徐々に存在感を増していった時代でもありました。
そもそも「武士」はいかにして生まれ、何を思って戦場を駆け、そしてなぜ、権力を掌握するにいたったのでしょうか。
武士の誕生と、彼らが時代の担い手となった背景に迫ります。
特集2は、〈戦国レジェンド武将たちの「意外な老後」〉。
伊達政宗、藤堂高虎、立花宗茂ら、戦国時代を生き抜いた武将たちは、江戸時代に悠々自適の生活を送ったかといえば、決してそうではないようで……。
名将たちの「老後」から見えてくる教訓や人間模様とは。
特別企画は、〈江戸は「おひとりさま」天国だった!〉。
江戸の町は現代と同様、実は「おひとりさま」がたくさんいました。
はたして、彼らの暮らしぶりとは、どのようなものだったのでしょうか。
公式サイト | ![]() |
---|
特集1 平将門、源義家、そして… 武士の誕生の謎 なぜ日本史の「変革者」となったのか?
【総論】「兵」はいかにして成長し、何を残したか |
関 幸彦 |
14p |
ビジュアル 武家政権誕生にいたるまでの戦いの数々・MAP&年表 |
22p |
|
天慶の乱から平治の乱まで…画期となった8つの戦い |
中丸 満 |
24p |
【平将門の乱】あの反乱が、二百四十年後にもたらしたもの |
高橋直樹 |
32p |
【藤原純友の乱】殿上人を夢見た男が海賊となった真意 |
谷津矢車 |
38p |
【後三年の合戦】源氏の棟梁・義家、秘めた想いで陸奥の地へ |
片山洋一 |
44p |
【石橋山合戦】惨敗しても、頼朝は「新しい世」を見据えた |
嶋津義忠 |
50p |
大河ドラマは、武士をどのように描いてきたか? |
ペリー荻野 |
56p |
特集2 伊達政宗、藤堂高虎、立花宗茂… 戦国レジェンド武将たちの「意外な老後」
五人の名将に学ぶ、セカンドライフの歩み方・考え方 |
今村翔吾 |
102p |
乱世を生き抜いた名将、城から追われた男…それぞれが迎えた晩年 |
鷹橋 忍 |
108p |
特別企画
次男、奉公人、奥女中、女髪結まで… 江戸は「おひとりさま」天国だった! |
安藤優一郎 |
71p |
読み物
あの人たちが紙幣に描かれた理由とは… |
奈落一騎 |
60p |
明治の東京スカイツリー? 凌雲閣に登ってみれば… |
島崎 晋 |
66p |
太平洋戦争の知られざる名指揮官・木庭知時 |
岩井秀一郎 |
94p |
世界遺産で発見された藤原道長直筆の写経…それは何を物語るのか |
石田紗英子 |
114p |
烈婦、奸婦、賢婦… 中国の後宮で繰り広げられた激動の歴史 |
菊池昌彦 |
118p |
連載ほか
隔月新連載スタート! 歴史こぼれ話 日本海海戦を転機とした男たち 第1回 山本権兵衛――くすぶっていた東郷平八郎を抜擢 |
65p |
|
巻頭グラビア この人に会いたい vol.202 |
北村 諒 |
7p |
大日の使徒 ザビエルとヤジロウ 第11回 |
川越宗一 |
80p |
巻末グラビア 空から味わう日本の名城 第10回 鉢形城 |
写真・文 畠中和久 |
130p |
歴史街道伝言板 |
88p |
|
BOOKS・CINEMA |
90p |
|
この著者に注目! 新井浩文 |
92p |
|
歴史街道脇本陣 |
127p |
|
年間購読のご案内 |
124p |
|
読者アンケートのご案内 |
125p |
|
次号予告! |
126p |
|
表紙画・表紙のことば 兵のココロ |
黒鉄ヒロシ |
3p |
歴史街道 とは
「いま、歴史がおもしろい」
歴史は過去の人物や出来事を取り上げるとはいえ、現代の人びとに役立たなければ意味がありません。また、歴史は本来、そんなに堅苦しく難しいものではなく、もっと身近で楽しいものであるはずです。そして何より、人間を知り、時代の流れを知る上で、歴史ほど有益な参考書はありません。そこで『歴史街道』は、現代からの視点で日本や外国の歴史を取り上げ、今を生きる私たちのために「活かせる歴史」「楽しい歴史」をビジュアルでカラフルな誌面とともに提供します。いわば、新しいタイプの歴史雑誌といえるでしょう。