歴史街道「伝言板」 [2011年11月号]

『歴史街道』12月号(11月5日発売)予告

[総力特集]

日本海海戦

               (タイトルは一部変更になる場合があります)



テレビ番組

10月の予定(放送局の都合により変更される場合があります)


*NHK

「歴史秘話ヒストリア」

  放 送 : 毎週水曜日 22時~22時43分(総合)

  再放送 : 翌週水曜日 16時5分~16時50分(総合)      ほか


12日 笑って 泣いて また笑い~“お笑い”の元祖・井原西鶴~

「お笑い文化」の発信基地である大阪。その元祖とも言える人物が、江戸元禄期の作家・井原西鶴だ。既成の文化や道徳の中から「おかしみ」を見出して、さらに「お笑い」に昇華させた西鶴の、「笑い」の追求に苦闘した人生を描く。

19日 愛と悲しみの“こだまでしょうか”~大正の詩人・金子みすヾの秘密~

今年、テレビで注目を集めた童謡詩人金子みすヾ。彼女が僅か26年の生涯で残した512編の詩は、父親の死や結婚生活の苦悩など、自身の悲しい体験や感情から絞り出したものであったという。「本当の」みすヾの魅力とは。

26日 卑弥呼さま振り向いて!~最新研究から探る幻の邪馬台国の謎~(仮)

今なお、その実像が明らかになっていない卑弥呼と邪馬台国。そこで番組では、最新の考古学調査の発見をもとに、CGを駆使して邪馬台国の実像を再現。さらには、これまで唱えられてきた論争や珍説、奇説を振り返る。


*TBS系

「世界ふしぎ発見!」

  放送 : 毎週土曜日 21時~21時54分


8日 ペルー

砂漠地帯、太平洋沿岸、ジャングル地帯など東西南北の各地方で独特の作物が実り、異なる食文化が生まれてきたペルー。それぞれの料理や食材から古代文明に秘められた謎を明らかにし、今も進化を続けるペルー料理の魅力に迫る。

15日 日本・北前舟

今年夏、東北の復興を祈願して開かれたイベント「北前船プロジェクト」。北前船とは江戸時代から明治初めに京阪と北海道を結び、物産を運んだ大型の和船のこと。東北を元気にするため各地を回った北前船に約2カ月間密着した。

22日 イギリス

イギリス人が憧れ、心の故郷と呼ぶ場所、コッツウォルズ。今回は、ここからナロウボートという細長い船に乗り、個性溢れる町々を巡る。“白と黒の町”“本ばかりの町”など、それぞれの町の「不思議な魅力」とは。

29日 ヴェネツィア

年間2000万人もの観光客が訪れているヴェネツィア。近年では、外国の「セレブ」が別荘として貴族の邸宅を購入することがブームだという。そんな売出し中の物件をゴンドラで回りながら紹介し、独特の魅力と歴史に迫る。


*ヒストリーチャンネル(全国のCATV局またはCSデジタル放送スカイパーフェクTV!370ch)

スペシャル「ハロウィーンの本当の話」

放送日 10月21日(金)21時~22時

再放送 10月31日(月)23時~24時 ほか

数千年前、死者を崇める祭りとして始まったハロウィーン。今では変装して羽目を外す日と捉えられているが、もともとは魂や霊の世界から自分たちを守ることが目的であった。また、現代のハロウィーンの儀式には古い起源があり、人々が民家の玄関先でご馳走を請うのは、中世から行なわれてきたことだという。しかし、その歴史には危険なものもある。不況の時代にはハロウィーンが暴力を引き起こし、アメリカ中に飛び火した破壊活動を当局が止めに入ったほど。ハロウィーンの「真実」とは。



ご案内

鶴ケ城秋季企画展

「保科正之~生誕四百年記念」開催中


徳川二代将軍・忠秀の実子として誕生した保科正之。実兄である三代将軍家光からは大きな信頼を寄せられ、明暦3年(1657)に起きた明暦の大火後は江戸の町の復興を指揮するなど、四代将軍家綱の後見として徳川幕藩体制を安定へと導いた。また、領主として会津藩の精神的支柱となり、その「忠誠心」は幕末まで会津藩に貫かれている。保科正之が誕生してからちょうど400年を迎える今年、彼を祀った土津神社に伝わる貴重な資料をはじめ、会津に伝わる関連資料を展示する。

会場:鶴ケ城(若松城)天守閣郷土博物館一層展示室 福島県会津若松市追手町1-1

会期:~10月25日(火)※現在会期中

休館日:無休

入場料:大人 500円、小中学生 150円(天守閣・茶室「麟閣」共通入城券)

お問い合わせ先:財団法人 会津若松市観光公社 0242-27-4005



太田記念美術館特別展

「浮世絵戦国絵巻~城と武将」開催中


天下統一をかけて争った戦国の武将たち。その波乱の生涯は多くの人々を魅了し、現代人のみならず江戸や明治の人々も戦国の英雄に憧れ、浮世絵師たちは数多くの戦国武将を描いた作品を残している。本特別展は、そうして浮世絵に描かれた名城や戦国武将たちに焦点を当てており、今までとは違った戦国時代の魅力を発見できる。なお、特別展は前期「群雄割拠の時代~本能寺の変」と後期「天下統一~戦国時代の終焉」に分かれている。

会場 太田記念美術館 東京都渋谷区神宮前1-10-10
会期 前期「群雄割拠の時代~本能寺の変」~10月26日(水) ※現在会期中
    後期「天下統一~戦国時代の終焉」11月1日(火)~11月27日(日)
開館時間 10時30分~17時30分(入館は17時まで)
休館日 月曜日(10月10日は開館し、11日が休館)10月27日~31日(展示替え期間)
入館料 一般:1,000円、大学・高校生:700円、中学生以下は無料
お問い合わせ先 太田記念美術館 03-5777-8600(ハローダイヤル)



国立新美術館

「モダン・アート、アメリカン―珠玉のフィリップス・コレクション―」開催中


アメリカ最初の近代美術館として首都ワシントンを彩るフィリップス・コレクション。本展では、同コレクションが誇るオキーフ、ホッパー、ポロック、ロスコなど78作家、110作品によって、19世紀後半から戦後のアメリカ美術の多彩な魅力を感じることができる。

会場 国立新美術館 企画展示室1E 東京都港区六本木7-22-2
会期 ~12月12日(月) ※現在会期中
開館時間 10時~18時(金曜日は20時まで開館)※入館は閉館30分前まで
休館日 毎週火曜日
お問い合わせ先 03-5777-8600(ハローダイヤル)