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Voice 2013年2月号
今月号の読みどころ
2012年末、第二次安倍内閣が発足。3年3カ月ぶりに自公連立政権がスタートした。毎年首相が変わる政治状況には、国民も辟易としている。参議院でのねじれはあるものの長期安定政権になってほしいとの期待を込めて、「安倍長期政権の力量」との総力特集を組んだ。これからの国家としてのめざす方向性について大前研一氏に論じていただいたほか、憲法改正や安全保障問題などをテーマとした。また、特集では「アベノミクスは成功するか」との観点から三人の経済通が金融緩和と財政出動の是非を分析。さらに特別企画として、原丈人氏の「公益資本主義」への取り組みについて経営者の座談会を掲載。経営者、ビジネスパーソンなど、リーダー必読です。
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今月号の目次
【総力特集】安倍長期政権の力量
クオリティ国家に進路をとれ |
大前研一 |
38p |
「国防軍」は日米同盟を変えるのか |
〈座談会〉孫崎 享/潮 匡人/富坂 聰/飯田泰之 |
54p |
「明治以来の大改革」憲法改正を決断せよ |
長谷川三千子〈対談〉小川榮太郎 |
64p |
救国大連立で国難を乗り切れ |
高橋利行 |
74p |
「東京国」が霞が関の壁を壊す |
猪瀬直樹 |
80p |
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「中国の軍事的脅威」が崩壊する日 |
日高義樹 |
142p |
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【特集】アベノミクスは成功するか
「日銀との連携強化」は景気回復の必須条件 |
竹中平蔵 |
88p |
「国土強靭化」批判こそ日本を滅ぼす |
藤井 聡 |
96p |
アジアの富を取り込む日本の成長戦略 |
林 芳正 |
102p |
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【特別企画】公益資本主義の実現に向けて
日本発、新しい中長期投資の仕組み |
原 丈人 |
110p |
すべての人が幸せになる経営 |
小林喜光/日覺昭廣/山田邦雄/矢作恒雄 |
120p |
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失望せざるを得ない所氏の反論 |
竹田恒泰 |
132p |
世界を動かす「モバイルデバイス」最前線 |
佐々木俊尚 |
152p |
シェールガスで脱原発は可能か |
山本隆三 |
160p |
ローソン思考〈最終回〉 直撃取材!新浪剛史が初めて語った真実 |
財部誠一 |
193p |
短期集中連載 国家の戦略 革新を生む知的構造改革 |
野中郁次郎 |
206p |
時代を拓くコンセプト 家族はいちばん近しい他人、バラバラだって構わない |
橋爪 功/聞き手:五十川晶子 |
22p |
この著者に会いたい 「当座だけ勇ましいことをいい、『後は野となれ』では8・15の過程と同じです」 |
笠井 潔/聞き手:仲俣暁生 |
168p |
「ニッポン新潮流」を斬る!〈国内政治〉 圧勝はむしろ政権を不安定にする |
菅原 琢 |
30p |
「ニッポン新潮流」を斬る!〈生活社会〉 「元を取る」という思考の落とし穴 |
山形浩生 |
32p |
「ニッポン新潮流」を斬る!〈科学医療〉 笹子トンネル崩落事故の警告 |
最相葉月 |
34p |
「ニッポン新潮流」を斬る!〈スポーツ〉 カズのフットサル挑戦は美談なのか |
杉山茂樹 |
36p |
汝の隣人を愛せ〈第2回〉 オレは世間からずれている? |
島田雅彦 |
187p |
海堂尊、医療最前線をゆく〈22〉 政治と医療 |
海堂 尊 |
219p |
巻頭の言葉〈2〉 政治の謙虚さと冷淡さ |
山内昌之 |
19p |
オックスフォード留学記〈第10回〉 再び英国へ |
彬子女王 |
225p |
大宰相・原敬〈第74回〉 青年君主の時代 |
福田和也 |
230p |
私日記〈第158回〉 無人の村 |
曽野綾子 |
238p |
平成始末〈第38回〉 『天平グレート・ジャーニー』 |
山折哲雄 |
250p |
友(アート)を訪ねて〈新〉 [シャバンヌ] |
原田マハ |
7p |
語り継ぎたい「モノがたり」〈26〉 ダウンジャケット |
村上陽一 |
10p |
凛たる女性〈26〉 白木夏子 |
撮影/遠藤 宏 |
13p |
Killerフレーズ 時代を斬る!論点 |
1p |
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Voiceブックス 編集者の読書日記 |
174p |
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Voiceシネマ 編集者の映画三昧 |
176p |
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Voiceステージ 編集者の観劇メモ |
177p |
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Voiceレター 読者の感想&意見 |
246p |
Voice とは
月刊誌『Voice』は、昭和52年12月に、21世紀のよりよい社会実現のための提言誌として創刊されました。以来、政治、国際関係、経済、科学・技術、経営、教育など、激しく揺れ動く現代社会のさまざまな問題を幅広くとりあげ、日本と世界のあるべき姿を追求する雑誌づくりに努めてきました。次々と起る世界的、歴史的な変革の波に、日本社会がどのように対応するかが差し迫って闘われる今日、『Voice』はビジネス社会の「現場感覚」と「良識」を基礎としつつ、つねに新鮮な視点と確かなビジョンを提起する総合雑誌として、高い評価を得ています。