Voice
発売日
2021年2月10日
税込価格
840円
(本体価格764円)
在 庫
在庫なし
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Voice 2021年3月号

今月号の読みどころ

1月20日、バイデン政権が誕生した。感染者数約2,500万人、死者約40万人を出しているパンデミックはもちろんのこと、国内ではトランプ主義や分断、国外では対中戦略など、課題が山積している米国は、はたしてどこへ向かうのだろうか。その行方はわが国にとっては、自国の安全保障に関わる非常に大きな問題であり、多角的な議論が必要だ。
本特集では、米国民主主義と西洋近代的価値観の限界を喝破する佐伯啓思氏や、ASEAN諸国は「自国ファースト」を貫くと指摘する白石隆氏など、八名の識者が米国の今後と日本が進むべき道を論じる。
特集は「『緊急事態』とメディア」。10都府県で延長が決定した緊急事態宣言であるが、いまメディアがはたすべき役割は何か。非常時である現在だからこそあぶりだされた問題に迫る。
巻頭には、「クリスパー・キャス9」の研究で2020年にノーベル化学賞を受賞して話題を集めたジェニファー・ダウドナ博士への独占インタビューを掲載。
そのほか、SBIホールディングスの北尾吉孝社長や、漫才師のオール巨人師匠も登場。
公式サイト

今月号の目次

総力特集:米国よ、どこへゆく
バイデンは「民主主義」を守ったか
佐伯啓思
38p
「自国ファースト」を貫くASEAN
白石 隆
48p
インド太平洋の地域秩序を主導せよ
細谷雄一
56p
バイデン政権で手放される台湾と日本
川上高司
64p
地方に残存する「トランプ王国」
金成隆一
72p
米中対立の「新局面」が問う日本の覚悟
細川昌彦
80p
米メディアへの誤解と批評する作法
渡辺将人
87p
日本は経済力に見合う軍事力確保を
ジョージ・フリードマン
94p
特別企画:「緊急事態」とメディア
特措法改正、私権制限の難問に向き合え
福田 充
102p
若者のコロナ認識と混合メッセージ
逢坂 巌
112p
人類は「フェイクニュース」に負けるのか
瀬川至朗
122p
例外状況に見つめ直す「感情報道」の原則
佐藤卓己
131p
連載 ほか
「義と利の両立」が企業人の使命
北尾吉孝
138p
ウイルスも人間も「鬼」になりうる
小松和彦
146p
心の身長は伸び続ける
俵 万智
153p
紳士の決闘―歴史のなかの関・森嶋論争〈後編〉
森田吉彦
160p
漫才がすべての笑いの原点
オール巨人
168p
巻頭インタビュー
ゲノム編集が変える未来
ジェニファー・ダウドナ
18p
賢慮の世界史〈12〉
日英エリート教育論(2)
佐藤 優&岡部 伸
184p
中国vs.世界〈終〉〈カナダ〉
「中国vs.民主主義」の角逐の最前線
安田峰俊
194p
「次」の歴史と人類の新軌道〈3〉
目に見えない世界の可視化が「時代の名誉」をつくる
長沼伸一郎
202p
長寿企業を育む「百年の計」プロジェクト 未来を創る伝統の力〈2〉
進化を続ける「人と組織」とは

212p
「ネクスト・リーダーシップ」を考える〈後編〉
古田直裕
218p
「心の健康」を支える人生の選択肢
坂上 忍
224p
令和の事業家
世界の心理的国境をなくす
岡村アルベルト
232p
著者に聞く
カンボジアで実現した中央銀行デジタル通貨
宮沢和正
236p
ニッポン新潮流〈歴史論争〉
スターリンの死に方〈その一〉
渡辺惣樹
26p
ニッポン新潮流〈政治外交〉
「緊急事態」と罰則の均衡
三浦瑠麗
28p
ニッポン新潮流〈現代社会〉
現在の「まなざしの地獄」
開沼 博
30p
ニッポン新潮流〈日本文化〉
芸術と日常世界を繋ぐ「ものさし」
舘鼻則孝
32p
西南、南西、テレビ風〈53〉
コンテンツの新大陸
結城豊弘
34p
歴史家の書棚〈9〉
木村昌人『渋沢栄一』
奈良岡聰智
240p
巻頭言〈3〉
最近の人類は「進化」しているか
長谷川眞理子
15p
文明之虚説〈39〉
福澤諭吉の中の日韓関係
渡辺利夫
246p
今そこにある近代〈5〉
JR今庄駅
写真・文/門井慶喜
1p
Wonder People〈3〉
廃棄された劇場と、そこに暮らす男
写真・文/佐藤健寿
6p
令和の撫子〈22〉
葵わかな
撮影/川島伸一
9p
Voiceブックス
編集者の読書日記

242p
Voiceシネマ
編集者の映画三昧

243p
Voiceレター
読者の感想&意見

244p

Voice とは

 月刊誌『Voice』は、昭和52年12月に、21世紀のよりよい社会実現のための提言誌として創刊されました。以来、政治、国際関係、経済、科学・技術、経営、教育など、激しく揺れ動く現代社会のさまざまな問題を幅広くとりあげ、日本と世界のあるべき姿を追求する雑誌づくりに努めてきました。次々と起る世界的、歴史的な変革の波に、日本社会がどのように対応するかが差し迫って闘われる今日、『Voice』はビジネス社会の「現場感覚」と「良識」を基礎としつつ、つねに新鮮な視点と確かなビジョンを提起する総合雑誌として、高い評価を得ています。