雑誌
Voice 2022年5月号
今月号の読みどころ
今号の特集は2本立て。
特集1は「次代の論客、日本への提言」。
新型コロナウイルスの感染拡大から早くも2年が経った。
そしていま、世界はウクライナ戦争で大きく揺れている。
明日には何が起きているかわからない、まさに不透明な世界だといえる。
そんな時代において、私たちはいま何を問うべきなのか。
その議論の中心にいるべきなのは、これからの日本を背負う世代のはずだ。
本特集では次代を担う10人の識者が、政治や外交、資本主義、デジタルや地方などさまざまなテーマから、5年後、10年後の日本の姿を問う。
30代が考えるわが国の未来に耳を傾けることで、みえてくることがあるはずだ。
特集2は「ウクライナ戦争が変える世界」。
今次の戦争は、決して局所的な出来事ではなく、国際秩序そのものを大きく棄損している。
ロシアの侵略の背景には何があり、世界はどのように変わっていくのか。
山内昌之氏と田中明彦氏の二大論考に加え、ロシア軍事を専門とする小泉悠氏や、ウクライナ人政治学者のグレンコ・アンドリー氏にも寄稿いただいた。
そのほか、養老孟司氏の巻頭インタビュー「子どもたちからの『警告』」や、文化人類学者の松村圭一郎氏と直木賞作家の佐藤究氏の特別対談「人類は『欲望の拡張』から脱出できるか」も掲載。
特集1は「次代の論客、日本への提言」。
新型コロナウイルスの感染拡大から早くも2年が経った。
そしていま、世界はウクライナ戦争で大きく揺れている。
明日には何が起きているかわからない、まさに不透明な世界だといえる。
そんな時代において、私たちはいま何を問うべきなのか。
その議論の中心にいるべきなのは、これからの日本を背負う世代のはずだ。
本特集では次代を担う10人の識者が、政治や外交、資本主義、デジタルや地方などさまざまなテーマから、5年後、10年後の日本の姿を問う。
30代が考えるわが国の未来に耳を傾けることで、みえてくることがあるはずだ。
特集2は「ウクライナ戦争が変える世界」。
今次の戦争は、決して局所的な出来事ではなく、国際秩序そのものを大きく棄損している。
ロシアの侵略の背景には何があり、世界はどのように変わっていくのか。
山内昌之氏と田中明彦氏の二大論考に加え、ロシア軍事を専門とする小泉悠氏や、ウクライナ人政治学者のグレンコ・アンドリー氏にも寄稿いただいた。
そのほか、養老孟司氏の巻頭インタビュー「子どもたちからの『警告』」や、文化人類学者の松村圭一郎氏と直木賞作家の佐藤究氏の特別対談「人類は『欲望の拡張』から脱出できるか」も掲載。
公式サイト |
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今月号の目次
特集1:次代の論客、日本への提言
「論壇的なもの」の過去、現在、未来 |
西田亮介/山本昭宏 |
36p |
「チェンジ・オブ・ペース」は再来するか? |
佐藤 信 |
46p |
次代の「自由で開かれた」秩序論 |
山口 航 |
53p |
日本にはもっと資本主義が必要だ |
柿埜真吾 |
60p |
入試制度にマッチング理論を取り入れよ |
鎌田雄一郎 |
67p |
デジタルの社会実装を阻む死角は何か |
向山 淳 |
74p |
地方の「人口」ではなく「質」を守る |
工藤尚悟 |
81p |
日本人の「贈与回路」を再起動せよ |
桂 大介 |
88p |
ミニシアターが担う映画文化の多様性 |
伊藤弘了 |
95p |
|
||
子どもたちからの「警告」 |
養老孟司 |
16p |
特集2:ウクライナ戦争が変える世界
前方防衛と抑止力の新たな意味 |
山内昌之 |
124p |
中露との「新冷戦」を覚悟せよ |
田中明彦 |
134p |
プーチンの誤算と「大粛清」の危険 |
小泉 悠 |
144p |
未知の領域に突入した経済制裁 |
佐藤丙午 |
152p |
自国史像を分断させた記憶政策 |
立石洋子 |
159p |
戦争で一丸となったウクライナ国民 |
グレンコ・アンドリー |
166p |
|
||
特別対談 人類は「欲望の拡張」から脱出できるか |
松村圭一郎/佐藤 究 |
102p |
大日本帝国崩壊後も続く東アジアの激動 |
加藤聖文 |
117p |
ロボットがつなぐ「不要不急」の関係 |
吉藤オリィ |
222p |
緊急提言 金融危機の再来を防ぐ術 |
ヤニス・バルファキス |
110p |
地政学的要衝研究会〈5〉 朝鮮半島、他地域と連動する有事 |
磯部晃一/鈴来洋志 |
182p |
コロナ下の夜の街〈4〉 「夜の庭」としての武蔵新城 |
谷口功一 |
192p |
言葉のリハビリテーション〈11〉 ?がらずにいられる場所へ |
森田真生 |
206p |
天才の光と影―異端のノーベル賞受賞者たち―〈3〉 ヨハネス・シュタルク |
高橋昌一郎 |
206p |
たばこと人生のポートフォリオ |
今村翔吾 |
214p |
令和の事業家 「見える」サプライチェーンを |
津田裕大 |
226p |
著者に聞く まだ「表面」しか見えていない |
川瀬和也 |
230p |
ニッポン新潮流〈歴史論争〉 オタワの核シェルター |
渡辺惣樹 |
24p |
ニッポン新潮流〈政治外交〉 ウクライナ戦争のエンドゲーム |
三浦瑠麗 |
26p |
ニッポン新潮流〈現代社会〉 惨禍の渦中にみえるもの |
西田亮介 |
28p |
ニッポン新潮流〈都市文化〉 戦争と都市 |
藤村龍至 |
30p |
地域から日本を動かす〈1〉 法律や規制の壁 |
結城豊弘 |
32p |
歴史家の書棚〈23〉 猪木正道『独裁の政治思想』 |
奈良岡聰智 |
238p |
人生の道しるべ あなたの悩みに答えます〈9〉 老いが怖い |
森本あんり |
234p |
巻頭言〈17〉 争いから逃れられない人類 |
長谷川眞理子 |
13p |
文明之虚説〈53〉 演歌の効用 |
渡辺利夫 |
244p |
今そこにある近代〈19〉 忠犬ハチ公像 |
写真・文/門井慶喜 |
1p |
Wonder People〈17〉 瓦礫の下に押し潰される市井の声 |
写真・文/佐藤健寿 |
6p |
令和の撫子〈36〉 瑞原明奈 |
撮影/川島伸一 |
9p |
Voiceブックス 編集者の読書日記 |
240p |
|
Voiceシネマ 編集者の映画三昧 |
241p |
|
Voiceレター 読者の感想&意見 |
242p |
Voice とは
月刊誌『Voice』は、昭和52年12月に、21世紀のよりよい社会実現のための提言誌として創刊されました。以来、政治、国際関係、経済、科学・技術、経営、教育など、激しく揺れ動く現代社会のさまざまな問題を幅広くとりあげ、日本と世界のあるべき姿を追求する雑誌づくりに努めてきました。次々と起る世界的、歴史的な変革の波に、日本社会がどのように対応するかが差し迫って闘われる今日、『Voice』はビジネス社会の「現場感覚」と「良識」を基礎としつつ、つねに新鮮な視点と確かなビジョンを提起する総合雑誌として、高い評価を得ています。