流通戦略の新発想
発売日
2003年03月14日
判 型
新書判
ISBN
978-4-569-62736-6

流通戦略の新発想

著者 伊藤元重著 《東京大学大学院経済学研究科教授》
主な著作 『流通は進化する』(中公新書)
税込価格 792円(本体価格720円)
内容 外資の参入、デフレ、顧客の多様化、ITの導入…激変する流通業界で、勝ち続ける10社を分析。その戦略を紹介する。



 IT技術の導入、外資系企業の参入、顧客ニーズの多様化、大手小売業の破綻……大再編が進む流通業界。成功し続ける企業は何が違うのか。

 本書では、デベロッパー、大型総合スーパー、専門店チェーン、百貨店から外食産業、伝統産業、問屋まで、日本の流通業を盛り上げる10の企業の経営者を取材。「効率化の徹底」と「付加価値の形成」を実現する各企業の戦略を鋭く分析する。

 <目次>1.森ビルの戦略 2.イトーヨーカ堂の消費心理学 3.イオンが挑戦する「グローバル10」 4.「しまむら」の物流管理システムは日本一 5.伊勢丹のブランド価値を高める方法 6.丸井は若者を飽きさせない 7.地域の食卓をまかなうヤオコー 8.吉野家のワンブランド展開 9.地方の大企業、赤福 10.情報機能で“新しい問屋”となった菱食

 変化対応型の産業である流通業の動きをみれば、日本経済の大きな流れがわかる! 最先端の現場が示す、日本経済・未来の図式。