雑誌
歴史街道 2025年12月号
今月号の読みどころ
今月の特集1は、
〈真田一族と関ケ原――天下をゆるがした智謀と決断〉です。
関ケ原合戦については近年、「小山評定はなかった」という説が提唱されるなど、議論が盛んです。
そして実は、真田父子がその名を轟かせた第二次上田合戦も、その実相は判然とせず、当時の上田城の構造についてもよくわかっていません。
そこで本特集は、近年の研究動向を踏まえ、豊臣政権下での真田家の交流関係、謎に包まれた上田城の様相と第二次上田合戦の実態などに迫ります。
最新研究から見えてきた真田一族の激闘の軌跡とは――。
特集2は、〈昭和100年・激動の時代の分岐点〉。
昭和元年(1926)から100年、さらに戦後80年の節目を迎える今年、昭和史の押さえておくべきポイントにふれつつ、当時の息吹に触れられる小説も紹介します。
特別企画は、〈写楽とは何者か?〉。
蔦屋重三郎が見出し、彗星の如く浮世絵界に現われた写楽。
その活動期間はわずか10カ月で、その正体についても諸説あります。彼はいったい何者だったのでしょうか。
残された絵とともに、その謎に迫ります。
〈真田一族と関ケ原――天下をゆるがした智謀と決断〉です。
関ケ原合戦については近年、「小山評定はなかった」という説が提唱されるなど、議論が盛んです。
そして実は、真田父子がその名を轟かせた第二次上田合戦も、その実相は判然とせず、当時の上田城の構造についてもよくわかっていません。
そこで本特集は、近年の研究動向を踏まえ、豊臣政権下での真田家の交流関係、謎に包まれた上田城の様相と第二次上田合戦の実態などに迫ります。
最新研究から見えてきた真田一族の激闘の軌跡とは――。
特集2は、〈昭和100年・激動の時代の分岐点〉。
昭和元年(1926)から100年、さらに戦後80年の節目を迎える今年、昭和史の押さえておくべきポイントにふれつつ、当時の息吹に触れられる小説も紹介します。
特別企画は、〈写楽とは何者か?〉。
蔦屋重三郎が見出し、彗星の如く浮世絵界に現われた写楽。
その活動期間はわずか10カ月で、その正体についても諸説あります。彼はいったい何者だったのでしょうか。
残された絵とともに、その謎に迫ります。
| 公式サイト | ![]() |
|---|
特集1 真田一族と関ケ原
|
【総論】 最新研究で読み解く鬼謀の一族の激闘と天下分け目 |
平山 優 |
14p |
|
親しい間柄の人物も… 羽柴政権下の知られざる交流関係 |
黒田基樹 |
24p |
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謎に包まれた上田城の様相と第二次上田合戦の実態に迫る |
平山 優 |
30p |
|
功臣、忠臣、変わり種… 知っておきたい家臣たち |
橋場日月 |
34p |
|
特別インタビュー 昌幸、信幸、信繁…強いて言うなら誰が一番好き!? |
今村翔吾 |
40p |
|
VISUAL 大乱に至るまでの真田父子の軌跡 |
22p |
特集2 昭和100年・激動の時代の分岐点
|
【総論】 押さえておくべき昭和史の10ポイント |
井上寿一 |
88p |
|
ブックガイド あの出来事は小説でどう描かれたか |
細谷正充 |
96p |
特別企画 写楽とは何者か?
|
謎の絵師の正体 |
山村竜也 |
61p |
巻頭グラビア
|
この人に会いたい vol.217 |
高石あかり |
7p |
連載小説
|
長屋のくノ一 3 第2話 くノ一変態(1) |
風野真知雄 |
77p |
連載
|
問わず語り「日本書紀」 第4回 日本にも来ていた、半島統一の“最大の功労者“ |
大平 裕 |
50p |
好評連載
|
漫画家に聞く! 第31回 西田理英 没落した“殿”と、外国から来た“犬”のほのぼの日常 |
58p |
読み物
|
戦国武将の愛した刀剣とそれを支えた刀工たち |
深海信彦 |
46p |
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ロシアを脱走し、皇帝へ! 江戸時代に「はんべんごろう」と呼ばれた男 |
鷹橋 忍 |
52p |
|
可愛らしい姿から、厳つい表情まで 知っておきたい仏像の変遷 |
山本陽子 |
102p |
連載 ほか
|
巻末グラビア 時代の荒波を生きた 世界のクイーン&プリンセス 第11回 ポカホンタス |
菊池昌彦 |
114p |
|
歴史街道伝言板 |
70p |
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|
BOOKS・TOPICS 私の一冊(高田貫太) |
72p |
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|
この著者に注目! 高杉洋平 |
74p |
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歴史街道脇本陣 |
111p |
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|
年間購読のご案内 |
108p |
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|
読者アンケートのご案内 |
109p |
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|
次号予告! |
110p |
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|
表紙画・表紙のことば 十勇士の忍術 |
黒鉄ヒロシ |
3p |
歴史街道 とは
「いま、歴史がおもしろい」
歴史は過去の人物や出来事を取り上げるとはいえ、現代の人びとに役立たなければ意味がありません。また、歴史は本来、そんなに堅苦しく難しいものではなく、もっと身近で楽しいものであるはずです。そして何より、人間を知り、時代の流れを知る上で、歴史ほど有益な参考書はありません。そこで『歴史街道』は、現代からの視点で日本や外国の歴史を取り上げ、今を生きる私たちのために「活かせる歴史」「楽しい歴史」をビジュアルでカラフルな誌面とともに提供します。いわば、新しいタイプの歴史雑誌といえるでしょう。










