歴史街道
発売日
2013年3月6日
税込価格
660円
(本体価格600円)
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歴史街道 2013年4月号

今月号の読みどころ

「理不尽な敵に、会津とお城を好きにはさせぬ」。
慶応4年(1868)、妹の八重が銃を手に鶴ケ城で籠城戦を挑んでいた頃、兄の会津藩士・山本覚馬は京都の薩摩藩邸に幽閉されながらも、戦い続けていました。洋式砲術家の覚馬は失明し、その腕を発揮できなくなっていましたが、彼は弾丸の代わりに、「建白書」を武器とします。それは新たな日本が目指すべき国家像を示し、無益な戦いを続ける新政府軍を一喝するものでした。「今、日本が急ぐべきは、列強に伍する国力をつけることだ。 志半ばで斃れた人々に代わり、俺がやらねばならぬ」。維新後も八重を導きながら戦い続けた、山本覚馬の先見力と不屈の会津魂を描きます。
第二特集は春の京都の魅力を紹介する「花の古都『隠れ名所』を訪ねる」です。

公式サイト
今月号の目次
山本覚馬の切磋琢磨
黒鉄ヒロシ
3p
この人に会いたい
vol.75
玉山鉄二
7p
総力特集 八重を導いた兄 山本覚馬と幕末動乱 先見力と会津の魂
総論
動乱の渦中で常に日本を見据え、戦い続けた不屈の会津武士
中村彰彦
14p
ビジュアル1
今、何をなすべきか…会津から世界を見ていた男

20p
ビジュアル2
覚馬と八重を取り巻く人々

22p
ビジュアル3
幕末の京都御所周辺地図

24p
特別インタビュー
逆境になるほど、前に突き進んだ人
西島秀俊
26p
会津の教えと傑物・象山への師事…若き洋式砲術家を鍛えたもの
永岡慶之助
28p
【年表】近代化に賭けた不屈の生涯

33p
真の攘夷とは何か…動乱の京を守る主君・容保に海軍創設を訴えて
楠戸義昭
34p
コラム1
八月十八日の政変…なぜ薩摩と会津は提携したのか

39p
ビジュアル4
会津、薩摩、長州…それぞれが目指したもの

40p
恩師の死、禁門の変…同学の士が争う悲しみに、六斤砲が火を噴く
秋月達郎
42p
多士済々! 至誠の藩士列伝

48p
西周との出会い、長崎派遣…失明して見出した己のやるべきこと
童門冬二
50p
異才・赤松の遺志を継ぎ、幽囚中に示した渾身の建白書『管見』とは
伊東成郎
56p
コラム2
鳥羽・伏見の戦い…会津藩の奮戦と覚馬の捕縛

61p
私は即ち三郎だ、命のかぎり戦う…八重が語る会津戦争

62p
ビジュアル5
「人づくり」と「物づくり」…八重とともに京都で理想を追って

64p
殖産興業と人づくり…京都を近代日本の理想像とした会津人の思い
福本武久
66p
覚馬と幕末明治京都MAP

72p
京都の桜はそぞろ歩きで! 花の古都「隠れ名所」を訪ねる
常照寺、原谷苑、龍安寺、仁和寺… 西山の名刹で「花の道」を辿る
柏井 壽
78p
京都御苑、賀茂川、琵琶湖疏水… 道すがら愉しむ「立ち寄り桜」
柏井 壽
84p



初めて大リーグを破った男・小野三千麿 ―野球に生涯を賭けた大正の快腕投手
澤宮 優
90p
アメリカを売った男 ―「二重スパイ」エイムズの暗躍
最終回 モグラ狩り
吉田一彦
95p
連載小説 我、六道を懼れず 真田昌幸 連戦記
最終回
海道龍一朗
100p
「歴史街道」伝言板

110p
BOOKS・CINEMA

112p
この著者に注目!
服部龍二

114p
四神相応、鬼門封じ、将門… 江戸を大都市にした天海は、何を仕掛けたのか
宮元健次
116p
きまぐれ探検 昭和なスケッチ
最終回 大船界隈
本山賢司
122p
吉田茂と大磯「海千山千荘」物語
早坂 隆
126p
歴史街道クイズ 「戦国検定!」 最終回

132p
歴史街道・ロマンへの扉
紀三井寺
鶴田純也
134p
江戸の料理再現づくし
第八回 花見弁当・団子
向笠千恵子 料理再現・福田 浩
136p
日本ふるさと紀行
第三回 山形・酒田
写真・中塚 裕 文・西澤健二
141p

歴史街道 とは

「いま、歴史がおもしろい」
 歴史は過去の人物や出来事を取り上げるとはいえ、現代の人びとに役立たなければ意味がありません。また、歴史は本来、そんなに堅苦しく難しいものではなく、もっと身近で楽しいものであるはずです。そして何より、人間を知り、時代の流れを知る上で、歴史ほど有益な参考書はありません。そこで『歴史街道』は、現代からの視点で日本や外国の歴史を取り上げ、今を生きる私たちのために「活かせる歴史」「楽しい歴史」をビジュアルでカラフルな誌面とともに提供します。いわば、新しいタイプの歴史雑誌といえるでしょう。