雑誌
歴史街道 2021年12月号
今月号の読みどころ
今月の特集1は、〈日米開戦と真珠湾〉です。
令和3年(2021)12月は、日米開戦から80年に当たります。
本特集では、最新研究でわかってきていることを盛り込みつつ、日本とアメリカが戦うに至った経緯と、最初の戦いである真珠湾攻撃を整理するとともに、その実相に迫ります。
日米開戦と真珠湾攻撃については、これまで様々な疑問点が呈されてきました。
最終的に日本の背中を押すことになったハル・ノートには、米国のどんな意図が込められていたのか。日本の宣戦布告はなぜ遅れたのか。真珠湾攻撃は米国に見抜かれていたのか。イギリスは日米開戦をどのように捉えていたのか。山本五十六及び海軍の戦略とはいかなるもので、それはどう評価できるのか――。
これまで取り上げられてきた様々な疑問を、最新の知見で読み解くことによって、あの戦争はいかなるものであったのかを浮かび上がらせ、そこから現代に生きる叡智を学んでいきます。
特集2は、〈堀秀政・「名人」と称された男〉です。
織田信長と豊臣秀吉、二人の天下人に仕えた堀秀政。
実務に長け、武勇を誇り、上下の隔てなく、相手を思いやる心を持ちあわせた人物であったといいます。
彼は戦国の世をいかに戦ったのか。
「名人」との評価を受けた、彼の実像とは――。
特別企画は、〈日本の近代化に不可欠だった“御雇い外国人”列伝〉です。
明治初期、政府によって多くの外国人が招かれ、西洋の知識が日本に持ち込まれました。
彼らは教育、法律、医療などの各分野において、その後の日本に大きな影響を与えたのです。
「御雇い外国人」は、日本の近代化にどんな役割を果たしたのでしょうか。
令和3年(2021)12月は、日米開戦から80年に当たります。
本特集では、最新研究でわかってきていることを盛り込みつつ、日本とアメリカが戦うに至った経緯と、最初の戦いである真珠湾攻撃を整理するとともに、その実相に迫ります。
日米開戦と真珠湾攻撃については、これまで様々な疑問点が呈されてきました。
最終的に日本の背中を押すことになったハル・ノートには、米国のどんな意図が込められていたのか。日本の宣戦布告はなぜ遅れたのか。真珠湾攻撃は米国に見抜かれていたのか。イギリスは日米開戦をどのように捉えていたのか。山本五十六及び海軍の戦略とはいかなるもので、それはどう評価できるのか――。
これまで取り上げられてきた様々な疑問を、最新の知見で読み解くことによって、あの戦争はいかなるものであったのかを浮かび上がらせ、そこから現代に生きる叡智を学んでいきます。
特集2は、〈堀秀政・「名人」と称された男〉です。
織田信長と豊臣秀吉、二人の天下人に仕えた堀秀政。
実務に長け、武勇を誇り、上下の隔てなく、相手を思いやる心を持ちあわせた人物であったといいます。
彼は戦国の世をいかに戦ったのか。
「名人」との評価を受けた、彼の実像とは――。
特別企画は、〈日本の近代化に不可欠だった“御雇い外国人”列伝〉です。
明治初期、政府によって多くの外国人が招かれ、西洋の知識が日本に持ち込まれました。
彼らは教育、法律、医療などの各分野において、その後の日本に大きな影響を与えたのです。
「御雇い外国人」は、日本の近代化にどんな役割を果たしたのでしょうか。
公式サイト |
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チャーチル、満ちる ルーズな、ベルト |
黒鉄ヒロシ |
3p |
特別インタビュー |
ディーン・フジオカ |
6p |
特集1 日米開戦と真珠湾 80年目の真実
【総論】 この国は「どこで」「なぜ」間違ってしまったのか |
戸部良一 |
12p |
日米交渉、ハル・ノート、宣戦布告… 明暗を分けた「三つのターニングポイント」から読み解く |
井上寿一 |
20p |
ドイツはきっと敗れる―― 開戦不可を訴え続けた?諜報の神様” |
岡部 伸 |
28p |
アメリカを参戦させよ! 英首相チャーチルの対米工作 |
渡辺惣樹 |
33p |
【再検証】 連合艦隊司令長官・山本五十六の「戦略」「作戦」「戦術」 |
大木 毅 |
40p |
【最新研究】 ハワイへの奇襲はどこまで把握されていたのか |
小谷 賢 |
48p |
特殊潜航艇で真珠湾へ―― 「軍神」にならなかった男の生涯 |
松田十刻 |
54p |
コラム 最期まで日米関係に尽くした渋沢栄一 |
60p |
|
特集をもっと知るための本 |
61p |
特集2 堀 秀政 「名人」と称された男
信長・秀吉から信頼された「人柄」と「器量」 |
柴 裕之 |
104p |
小牧・長久手の戦い―― 秀吉の面目を守った?決断” |
吉川永青 |
109p |
特別企画
日本の近代化に不可欠だった?御雇い外国人”列伝 |
安藤優一郎 |
71p |
連載 ほか
葛飾北斎だけじゃない!? ?画鬼”河鍋暁斎のユーモラスな「絵本」の世界 |
66p |
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コイン&メダルにまつわる歴史の表と裏 第5話 天正遣欧少年使節 |
80p |
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連載 万、已むを得ず 第5回 |
幸田真音 |
82p |
歴史街道伝言板 |
90p |
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BOOKS・CINEMA |
92p |
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この著者に注目! 横山和輝 |
94p |
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連作読切小説 戦国武将×四十七都道府県 第28回 尼子経久×島根県「謀聖の贄」 |
今村翔吾 |
96p |
知っているようで知らない「三十年戦争」のウラオモテ |
宇山卓栄 |
114p |
北条五代、最後の光芒―― 氏規の韮山籠城戦 |
鷹橋 忍 |
118p |
年間購読のご案内 |
125p |
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次号予告! |
126p |
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歴史街道脇本陣 |
127p |
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ニッポンの「巨石」をめぐる 第3回 竪破山の太刀割石 |
写真・文 須田郡司 |
130p |
歴史街道 とは
「いま、歴史がおもしろい」
歴史は過去の人物や出来事を取り上げるとはいえ、現代の人びとに役立たなければ意味がありません。また、歴史は本来、そんなに堅苦しく難しいものではなく、もっと身近で楽しいものであるはずです。そして何より、人間を知り、時代の流れを知る上で、歴史ほど有益な参考書はありません。そこで『歴史街道』は、現代からの視点で日本や外国の歴史を取り上げ、今を生きる私たちのために「活かせる歴史」「楽しい歴史」をビジュアルでカラフルな誌面とともに提供します。いわば、新しいタイプの歴史雑誌といえるでしょう。