編集後記

★九十歳の読者の方が小誌を音読しているというお手紙を頂きました。実は小誌の輪読会をされる会社様でも、音読から始めています。声に出すと、内容をより深く味わえたり、黙読とは違う気づきがあったりすることも。ぜひお試しあれ。(泰)
★心が疲れているとき、私は長い距離を散歩したり、「うおおお!」と叫びながらスクワットしたりと、あえて身体を追い込みます。ヘトヘトになると頭が働かず、余計なことを考えなくてすむんです。身体を疲れさせて寝る。これが私の心の休息術です。(桑)
★「なりたい人間になるのが、人生の醍醐味よ」。「ヒューマン・ドキュメント」(56頁)の棚原安子さんが、グラウンドでにっこり言った。帰り道で考えた。どんな人間になりたいだろう。「海みたいな人」と浮かんだ。心が狭く尖ったとき、思い出したい。(伊)
★野田あすかさん(27頁)の取材で演奏のCDをいただきました。家で再生した途端、優しく、あたたかな旋律が耳に飛び込んできて、気がつけば涙がポロポロこぼれていました......。音楽って本当に素敵ですね。最近の心の支えです。(串)

がんばっているあなたへ心の休ませ方、励まし方

PHP202012月号

日々過ごしていると、ときに私たちは、心に疲労をためこんでしまうことがあるのではないでしょうか。そんなとき、私たちは、どうやって心を休め、また前を向いていけばいいのでしょうか。2020年12月号では、タレント・サックスプレーヤーの武田真治さんのインタビューをはじめ、作家の吉本ばななさんなどのエッセイで、心の休ませ方について考えます。ぜひ、ご一読ください。