書籍
- 発売日
- 2006年01月05日
- 判 型
- 文庫判
- ISBN
- 978-4-569-66566-5
現代活学講話選集7
王陽明
知識偏重を拒絶した人生と学問
著者 | 安岡正篤著 《陽明学研究者、元全国師友協会会長》 |
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主な著作 | 『活眼活学』、『活学としての東洋思想』(PHP研究所) |
税込価格 | 628円(本体価格571円) |
内容 | 東洋思想史に大きな影響を与えた王陽明とその哲学を、わが国における陽明学研究の第一人者であった著者が容易に語ったシリーズ最終巻。 |
本書は、昨年から刊行し始めた、陽明学の泰斗・安岡正篤の「現代活学講話選集」全七巻を締めくくる一冊である。
これまでに、『十八史略(上・下)』『孟子』『人生の五計』『酔古堂剣掃』『先哲が説く指導者の条件』の六冊を刊行してきた。どれもが「名著」の名に恥じぬ内容であるが、「王陽明」という、内容・テーマともに本シリーズの掉尾を飾るに相応しいものとして、本書を最終巻に据えた。
実は、これまで安岡正篤には、東京帝国大学の卒業記念として出版した『王陽明研究』と、「王陽明伝―王陽明の生涯と教学」(王陽明生誕五百年記念『陽明学大系 第一巻』所収、昭和四十六年)の二冊の陽明学研究の名著がある。しかし、本書が前掲の二冊と趣を異にするのは、「分りやすく」と「平明に」に重点をおいている点である。その意味において、陽明学研究の「第三の名著」であるとともに、難解と言われる陽明学の入門書としても、右に出るものはあるまい。
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