書籍
- 発売日
- 2014年11月04日
- 判 型
- 文庫判
- ISBN
- 978-4-569-76270-8
高杉晋作
吉田松陰の志を継いだ稀代の風雲児
著者 | 童門冬二著 《作家》 |
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主な著作 | 『上杉鷹山の経営学』、『二宮尊徳の経営学』(PHP研究所) |
税込価格 | 693円(本体価格630円) |
内容 | 2015年大河ドラマの主要人物・高杉晋作。吉田松陰の志を継ぎ、旧体制を破壊し、激動の時代を「面白く」生きた稀代の風雲児の生涯! |
「おもしろき こともなき世を おもしろく」――幕末長州藩の風雲児・高杉晋作が詠んだというあまりにも有名な辞世である。松下村塾で吉田松陰門下の逸材として久坂玄瑞と併称され、武士だけでない庶民参加の軍隊「奇兵隊」を日本史上初めて組織し、長州藩を「討幕」に向けてまとめ上げた。しかし後年、病に伏した高杉は明治維新を見ることなく29歳で病没している。この若さで、これほど気宇壮大に生きながら、この辞世の意味するところは何か。
著者は、高杉の生き方を「面白くもない世の中を、面白く生きられるように仕掛けて行った」ものと喝破する。そして、激動の生涯を追いながら、かれが自分で自分にどう仕掛けて行ったかを、現代的な視座でたどりながら描いていく。歴史小説であるとともに、「面白い生き方は、自分が面白く作っていかなければならない」という著者のメッセージが込められている。
2015年大河ドラマ「花燃ゆ」の主要登場人物。
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