書籍

- 発売日
- 2014年06月13日
- 判 型
- 新書判並製
- ISBN
- 978-4-569-81926-6
中国の大問題
著者 | 丹羽宇一郎著 《前駐中国全権大使、前伊藤忠商事会長》 |
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主な著作 | 『若者のための仕事論』(朝日新書) |
税込価格 | 880円(本体価格800円) |
内容 | 中国に媚びるのではなく、中国を利用するために――大使として、実業家として中国全土を隈なく見てきた末に見通せる中国の現実を報告。 |
丹羽前大使を「親中派」と決めつけてはいけない。氏の中国論はきわめて誠実でまっとうである。(社会学者、『おどろきの中国』著者・橋爪大三郎)
世界一の貿易額をかさに着て、中国が驕りを見せはじめた。もはや日本なしでもやっていけると言わんばかりに。
経済的に勢いづいてはいるが、その内実は数々の難問に直面している。拡大する都市と農村の経済格差、国有企業の杜撰な経営体質、テロや暴動が絶えない少数民族問題、要人たちの汚職と不正蓄財……。
そうした中国国内の真実は、報道を通じて知られているようでいて、意外と情報は流れていない。感情論だけが先走り、隣国を正しく見据えられていないのではないか。
この状況に危機感をもった前中国大使が、ついに沈黙を破る。商社マンとして30年、大使として2年半。政財界トップの性質や思惑、はては国境近くの庶民や少数民族の生活実態まで、「病める中国」の姿をつぶさに見つめた迫真のレポート。
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