Voice
発売日
2016年11月10日
税込価格
794円
(本体価格722円)
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Voice 2016年12月号

今月号の読みどころ

総力特集は「笑うプーチンを信じてよいか」。2016年12月の日露首脳会談を前に、「北方領土が返ってくる」との話がまことしやかに囁かれている。安倍首相の覚悟と自信に満ちた表情から、ある程度の成果は期待できるだろう。日本―サハリン間の天然ガスパイプラインなど、夢のプロジェクトも話題に上っている。ただし問題は、返還されるのが北方四島の「どの島か」という点だ。鉄仮面のようなプーチン大統領の表情の下に隠された思惑とは何か。日露提携の期待と不安、今後の影響をめぐって中西輝政氏、長谷川慶太郎氏、藤和彦氏、古森義久氏に真相に迫る寄稿をいただいた。さらに国内政治・経済のスキャンダルに揺れる米韓二国を読み解く論考として、江崎道朗氏の「アメリカがぶっ壊れる」、室谷克実氏の「爆発する韓国経済」を掲載。併せてご一読いただきたい。
公式サイト

今月号の目次

総力特集:笑うプーチンを信じてよいか
二島返還は売国の行ない
中西輝政
44p
中露の横暴はNATOが封じる
長谷川慶太郎
60p
サハリンパイプライン繁栄論
藤 和彦
68p
アメリカが警告する対ロシア外交のリスク
古森義久
76p
特別企画:隣りのスパイにご用心
原発建設をめぐる英中情報戦
岡部 伸
84p
共産党スパイ五万人の恐怖
拳骨拓史
92p
連載 ほか
日本を愛して何が悪い!
ケント・ギルバート
101p
爆発する韓国経済
室谷克実
110p



アメリカがぶっ壊れる
江崎道朗
118p
インフラ事業の「冤罪被害」
藤井 聡
126p
危機管理学とは何か
福田 充
134p
「政治ゲーム」に利用されたドイツ銀行
安達誠司
144p
卵とピカソを愛した“愛国の士”
イセ食品・伊勢彦信の審美眼
出町 譲
152p
「肺がんリスクは確実」の信用性
秋山幸雄
162p
本田圭佑の大叔父が語る東京五輪論
必要なのは「選手目線」
本田大三郎
184p
巻頭インタビュー 史上最年少プロ棋士の覚悟
格上と対局できる楽しみ
藤井聡太
18p
プリンス〈第6回〉
第一章 チェンジ 4
真山 仁
219p
日本人の《商いの心》を探る 3
徳政思想と商業思想の交差点
呉 善花
193p
戦前の昭和天皇と皇室の真実3
水間政憲
201p
日本的経営と伝統精神[再録]
松下幸之助
210p
ニッポン新潮流〈歴史論争〉
クリントン夫妻の闇
渡辺惣樹
34p
ニッポン新潮流〈政治外交〉
TPPの存在意義
三浦瑠麗
36p
ニッポン新潮流〈経済政策〉
日本経済復活の幕開け
飯田泰之
38p
ニッポン新潮流〈生活社会〉
検閲せずにきちんと議論をしよう
山形浩生
40p
西南、南西、テレビ風〈第2回〉
沖縄から流れる「重い空気」
結城豊弘
42p
著者に聞く
『冲方丁のこち留』
冲方 丁
171p
覚醒するクラシック〈第42回〉
レクイエム
百田尚樹
231p
巻頭言〈第24回〉
国民投票
養老孟司
15p
私日記〈第203回〉
私の危険予感本能
曽野綾子
26p
平成始末〈第84回〉
いじめをなくすには
山折哲雄
246p
友(アート)を訪ねて〈33〉
古賀春江
文/原田マハ
6p
凛たる女性〈72〉
堀口茉純
撮影/遠藤 宏
9p
Keyフレーズ
時代を斬る!論点

1p
年間コンテンツ
2016年・目次一覧

236p
Voiceブックス
編集者の読書日記

242p
Voiceシネマ
編集者の映画三昧

243p
Voiceレター
読者の感想&意見

244p

Voice とは

 月刊誌『Voice』は、昭和52年12月に、21世紀のよりよい社会実現のための提言誌として創刊されました。以来、政治、国際関係、経済、科学・技術、経営、教育など、激しく揺れ動く現代社会のさまざまな問題を幅広くとりあげ、日本と世界のあるべき姿を追求する雑誌づくりに努めてきました。次々と起る世界的、歴史的な変革の波に、日本社会がどのように対応するかが差し迫って闘われる今日、『Voice』はビジネス社会の「現場感覚」と「良識」を基礎としつつ、つねに新鮮な視点と確かなビジョンを提起する総合雑誌として、高い評価を得ています。