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Voice 2019年10月号
今月号の読みどころ
日韓関係が燃え上がっている。8月22日、韓国政府は日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄を決定。いよいよ「戦後最悪の関係」という言葉にも信憑性が帯びてきた。はたして、両国衝突の「処方箋」は何か。元在韓国特命全権大使の武藤正敏氏をはじめ、篠田英朗氏、川瀬剛志氏、牧野愛博氏、そして呉善花氏が、問題点の本質と未来への提言を行なった。特集は「世界経済の格差と危機」。世界経済の混迷と、消費増税や「かんぽ生命」問題に揺れる日本経済の今後を占う。特別インタビューには日本電産を世界的企業に育て上げた永守重信会長(CEO)、巻頭インタビューには自国開催のW杯を直前に控えたラグビー日本代表のジェイミー・ジョセフHCがそれぞれ登場。
公式サイト |
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今月号の目次
巻頭インタビュー W杯日本大会は究極のチャレンジ |
ジェイミー・ジョセフ |
18p |
総力特集:日韓衝突の処方箋
「NO文在寅」を叫ぶとき 日韓軍事情報協定破棄の衝撃 |
武藤正敏 |
46p |
国際法の日本VS歴史認識の韓国 |
篠田英朗 |
54p |
輸出管理問題に不可欠な国益の観点 |
川瀬剛志 |
62p |
対立を招いたのは「外交の没落」だ |
牧野愛博 |
72p |
「南北統一」という空論 |
呉 善花 |
80p |
特集:世界経済の格差と危機
「生涯学習者」をめざす時代 |
トーマス・フリードマン |
88p |
世界経済をも蝕む消費増税 |
柴山桂太 |
98p |
かんぽ生命「失敗の本質」 |
磯山友幸 |
106p |
連載 ほか
統治機構改革の進め方 |
待鳥聡史 |
124p |
野党は「文化左翼」と訣別せよ |
與那覇 潤 |
131p |
京アニ放火事件を悼む |
伊藤弘了 |
140p |
フラットな企業が新時代を制す |
ビクター・マイヤー=ショーンベルガー |
150p |
日本構想フォーラム 資本主義は勝利したのか |
波頭 亮ほか |
160p |
「アジアのリーダー都市」への挑戦(上) 福岡市がぶつかる成長の壁 |
八田達夫 |
166p |
特別インタビュー 「政治リスク」から生き残る企業 |
永守重信 |
114p |
ウェルビーイングとは何か〈新〉 人生百年時代の幸福論 |
石川善樹 |
195p |
短期集中連載 「野球危機」は真実か〈2〉 地域密着の未来 |
喜瀬雅則 |
224p |
反EUの現場を歩く〈3〉 ドイツに残るナチスの面影 |
宮下洋一 |
184p |
プリンス〈最終回〉 第八章 決着(6) |
真山 仁 |
210p |
健康という「神話」について |
高木俊介 |
202p |
ニッポン新潮流〈歴史論争〉 孫文のロンドン監禁事件~その一~ |
渡辺惣樹 |
36p |
ニッポン新潮流〈政治外交〉 GSOMIA破棄と「同盟」の弱体化 |
三浦瑠麗 |
38p |
ニッポン新潮流〈現代社会〉 日本の棚上げ主義 |
開沼 博 |
40p |
ニッポン新潮流〈日本文化〉 「あいちトリエンナーレ」への疑問 |
舘鼻則孝 |
42p |
西南、南西、テレビ風36 ケーブルテレビの可能性 |
結城豊弘 |
44p |
校長の挑戦 いまこそ輝く武蔵の「三理想」 |
杉山剛士 |
233p |
著者に聞く 『「家族の幸せ」の経済学』 |
山口慎太郎 |
238p |
巻頭言〈第22回〉 令和初の「終戦の日」に思う |
宮家邦彦 |
15p |
私日記〈第237回〉 猫たちの居場所 |
曽野綾子 |
28p |
文明之虚説〈第22回〉 種田山頭火 |
渡辺利夫 |
246p |
東京の聖地〈3〉 水天宮 |
写真・文/岡本亮輔 |
1p |
土木を撮る〈18〉 夢舞大橋 |
写真・文/西山芳一 |
6p |
令和の撫子〈5〉 塩谷歩波 |
撮影/キムラタカヒロ |
9p |
Voiceブックス 編集者の読書日記 |
242p |
|
Voiceシネマ 編集者の映画三昧 |
243p |
|
Voiceレター 読者の感想&意見 |
244p |
Voice とは
月刊誌『Voice』は、昭和52年12月に、21世紀のよりよい社会実現のための提言誌として創刊されました。以来、政治、国際関係、経済、科学・技術、経営、教育など、激しく揺れ動く現代社会のさまざまな問題を幅広くとりあげ、日本と世界のあるべき姿を追求する雑誌づくりに努めてきました。次々と起る世界的、歴史的な変革の波に、日本社会がどのように対応するかが差し迫って闘われる今日、『Voice』はビジネス社会の「現場感覚」と「良識」を基礎としつつ、つねに新鮮な視点と確かなビジョンを提起する総合雑誌として、高い評価を得ています。