リーダーズクラブ [PHPくらしラク~る 2012年8月号]

気持ちの切り換え方
通勤中に一人で熱唱
ゆきんこ・栃木県・会社員
 私は働く母親です。日々、家事、育児、仕事と奮闘する中で、子どものことや仕事のことなど、落ち込むことも多々あります。
 そんな時の気持ちの切り換え方は、通勤中の車の中での「ワンマンショー」です。好きなCDをかけて、一人カラオケをするのです。今ならAKB48を熱唱しています。腹の底から声を出して歌うことで、気持ちが軽やかになります。
 なかなかカラオケボックスにも行けない私。これからも手軽で手頃な通勤中の一人カラオケでリフレッシュして、がんばりたいと思います。

気持ちの切り換え方
お風呂でうっとり瞑想
ここママ・大阪府・主婦
 最近よくお風呂で瞑想しています。先日、悩みがあって悶々としていたとき、少し前の「くらしラク~る♪」に載っていた方法を、だまされたつもりでやってみました。これがとってもよかったので、少し私流にアレンレジして続けています。
 考えが行き詰まったときなど、湯船につかり、頭と腕を浴槽の縁に乗せて全身を浮かせます。目を閉じて、瞑想開始。といっても、宇宙や海、木々などの大好きな自然を思い浮かべ、息を鼻から吸って、口から吐くだけ。2、3回深呼吸するだけで、凝り固まっていた気持ちやカラダが驚くほどスッキリします。電気を消したり、好きな入浴剤を入れると、さらにいい感じです。
 気分転換したいけど時間がない! というときにも、5分もあればできるこの方法はオススメです。

気持ちの切り換え方
切り札はウォーキング
エンゼルフィッシュ・兵庫県・主婦
 一見気楽に見える主婦でも、やはり普段の生活のなかで落ち込んだり、くよくよ考えてしまうこともありますよね。すっきりしない気持ちでいても誰かが慰めてくれるわけではありませんし、自分でなんとかしなければいけません。そんなときの”切り札”をいくつか用意しておくと、何かと助けになります。
 私の場合、ちょっとでも元気が残っているなら、一人でウォーキングに出かけます。緑がいっぱいの川沿いの散歩道を、汗ばむくらいのスピードで歩き続けると、いつのまにか気分がほぐれてきます。
 ウォーキングに行く気力がないときは、ちょっと豪華なケーキを一人で食べます。お気に入りのケーキ屋さんで購入したケーキにお茶を添え、のんびりと一人でティータイムを楽しむと、スイーツのマジックが効いてきます。そして、やっぱり頑張ってみようという気力が湧いてくるのです。

フリートーク
テキパキとゆったりを交互に
虹色カフェ・広島県・主婦
 私は以前、「できるだけ早く家事を終わらせて自分の時間をつくるぞ~」と躍起になって頑張っていました。でも家事が終わったときにはもうヘトヘト。ついテレビを観たり、お菓子を食べたり、ダラダラ状態でした。
 そこで、最近は「動」と「静」を交互に組み合わせて生活しています。朝バタバタと家族を送り出した後は、ゆっくりと自分だけの朝食タイム。テキパキと後片付けをこなしたら、大好きなコーヒーを片手に読書をする、といった具合です。
 体を動かす時間と心を休ませる時間を順序よく取り入れることで、自分の中の気持ちのスイッチがうまく切り換わるようになりました。ひとつ終わると「じゃあ次、行ってみよう!」と前向きになれるんです。
 家事は主婦にとってエンドレスで地味な作業。だからこそ、この方法でメリハリをつけて、日々楽しく生活していけたらなあと思っています。

フリートーク
心のゆとり、プライスレス
さおりん・福岡県・主婦
 次男が幼稚園に入ったのを機に初めてパートに出ましたが、家事、育児との両立に四苦八苦。主人の勧めもあり、思い切って退職しました。
 正直なところ、教育費や家のローン等、金銭的な悩みはあります。でも、今得ることができた「心のゆとり」はお金では買えません。家計を支えてくれる夫への感謝も感じています。
 ガンを患った父もいるので、家族のため、自分のために、今しかできないことに取り組みたいと思っています。

フリートーク
料理が家族の笑顔のもと
エスカルゴ・神奈川県・主婦
 先日思いがけず感染症にかかり、一週間、40度の熟を出した。食欲と気力をなくし、話すのも億劫になった。気づけば、それに連動して夫と小学生の娘2人も暗い雰囲気になっている。いけない、前向きに、と思いながらも寝床から出られなか った。
 少し回復したところで、手をかけて料理をしてみた。食卓に料理を並べると、みんな急におしゃべりに。普段しない家事をしてくれていた夫は、そのエピソードを。子ども達は、明日の学校行事や、今日見た満月のことなどを。笑顔でどんどん話してくれた。
 やはり、私の料理が家族の明るさを支えているようだ。気力と体力を途切れさせないように工夫して、家族が元気でいられる食事を毎日準備したいと思う。

聞いて聞いて!私の家族
娘からの“お小言”
ラク~る♪ママ・広島県・主婦
 4歳になる娘は、寝る前にいろんなことを私に話してくれます。保育園での出来事や習い事のことなど、ゆっくりとおしゃべりする和み時間なのですが、先日はドキリとすることを言われました。
「お母さんはなんでいつも私のこと怒るの? 怒るお母さんはだめだよ!頭でよく考えなさい!」
 とお叱りを受けたのです。
 そう言われてみると、日々の子育てや家事、育児でイライラして、それが子どもに少し伝わってしまっているのかもしれません。
「ごめんね」
 と娘に謝ると、よしよしと頭をなでてくれました。私は思わず涙……。優しい気持ちが伝わってくると嬉しくなるのは、大人も子どもも同じですね。もっと優しいお母さん目指してがんばろう! と決意しました。

聞いて聞いて!私の家族
兄弟なのに正反対
M.A・宮城県・主婦
 同じ親から生まれても、子どもって、まったく個性が異なりますね。
 中学生の次男は、体操着をきちんとたたんでスポーツバッグに入れています。それを見たとき、とても驚きました。高校生の長男は一度もたたんだことがなかったからです。いつもぐちゃぐちゃに丸めて、スポーツバッグに押し込んでいました。
 次男には「たたみなさい」と言ったことはありません。どこかで学んだのか、それとも、たたまずにはいられない性格なのでしょうか。子育てに面白さを感じるのはこういうときです。

ちょっと笑える失敗談
靴は見かけによらず!?
あんあん・神奈川県・主婦手伝い
 靴を整理していたら、覚えていないくらい昔に買ったパンプスが出てきました。ほとんど履く機会もなく、靴箱に入れたまま忘れていたようです。見たところきれいな状態だったので、早速その靴を履いて親戚の家を訪問しました。
 ところが、玄関で靴を脱ごうとしたところ、……脱げない! ストッキングがぴたっと靴の中敷きに張り付いて、靴が宙吊りになってしまったのです。
 悪戦苦闘していると、いとこが玄関先まで様子を見に出てきました。そこで焦って無理に脱いだところ、中敷きがはがれて、足の裏にベったりくっついてきてしまいました。いとこは大笑い。仕方なくストッキングをそこで脱ぎ、裸足で上がりました。
 親戚の家だったからよかったようなものの……身をもって劣化の恐ろしさを知りました。もう見かけにはだまされないぞ!