歴史街道
発売日
2012年11月6日
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660円
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歴史街道 2012年12月号

今月号の読みどころ

 「いよいよその日が参ったな、源次郎」。真田信之はひとり江戸の空を見上げ、戦場の弟・幸村に語りかけます。慶長20年(1615)5月7日。大坂では夏の陣の最終決戦を迎えていました。「おぬしのことだ。本日の戦では、父上譲りの兵法を存分に駆使するのであろう。赤備えに白熊の兜で突進する姿は、徳川の者には武田の大御屋形様(信玄)が甦ったかと見えような」。信之は一瞬頬を緩め、「それでよいのだ。兄への気兼ねは無用のこと。数を恃む腰抜け武者どもに、真田の戦ぶりを見せつけてやれ。後のことは案ずるな。わしはわしの戦をするまでだ」。関ケ原直前に敵味方に分かれた真田信之、幸村兄弟。それぞれの「六文銭」の誇りを貫く生き方を描きます。第二特集は「紅葉の古都・鎌倉を歩く」です。

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今月号の目次
三枚の六文銭
黒鉄ヒロシ
3p
この人に会いたい
vol.71
岡田将生
7p



【総力特集】真田信之と幸村 「六文銭」の誇りを貫く
特別対談
信じる道を貫き、大敵に屈さなかった誇り高き兄弟
眞田幸俊 童門冬二
14p
ビジュアル1
六文銭の旗を掲げ、それぞれ信じる道へ

20p
ビジュアル2
甦る武田流築城術! 真田丸の攻防

22p
ビジュアル3
信之が守り抜いた城・松代城復元図

24p
武田家滅亡! 落人狩りが襲い来る中、一族を率いて脱出に挑む
江宮隆之
26p
コラム1
実年齢は? 名前は? 幸村の謎

31p
これが信玄公直伝の兵法か! 父の神算に従い、信之は敵を蹂躙す
海道龍一朗
32p
年表
真田兄弟、それぞれの戦いの日々

37p
ビジュアル4
三強を翻弄! 真田と天正壬午の乱

38p
兄は家康の養女を娶り、弟は大谷の娘と…二人を分かつ秀吉の思惑
橋場日月
40p
三者三様、信じる道をゆく…漢たちが犬伏で踏み切った決断と別れ
秋月達郎
44p
コラム2
独立した武将と見られていた信幸

49p
「私にも死を賜りますよう」秀忠軍を痛撃した後の、もう一つの戦い
秋月達郎
50p
コラム3
幸村を支えた十勇士のモデルたち

55p
信之が整えた沼田城下

56p
六文銭の旗の下に! 松代藩家臣団

58p
「真田の武名を再び天下へ」遺命を胸に、真田丸に十字砲火が轟く
工藤章興
60p
「遥か江戸よりご覧あれ」兵法の限りを尽くし、幸村隊火の玉と化す
工藤章興
64p
「酒井の勝手にはさせぬ」真田の家名を守るべく、老雄最後の戦いへ
永岡慶之助
68p



【特集】武士が築き、文士や映画監督が愛した町 紅葉の古都・鎌倉を歩く
北鎌倉から天園散策路、瑞泉寺、朝夷奈切通へ 紅に染め上げられた「別世界」を巡る
文・稲生達朗/写真・原田 寛
82p
寿福寺、鶴岡八幡宮から江ノ電で長谷へ 洋風の佇まいが似合う「古き町並み」をゆく
文・稲生達朗/写真・原田 寛
88p
紅葉の鎌倉「見所」マップ

92p



アメリカを売った男 ―「二重スパイ」エイムズの暗躍
第2回 亡命者ユルチェンコ
吉田一彦
95p
[連載小説]真田昌幸 連戦記
第34回 我、六道を懼れず
海道龍一朗
100p
「歴史街道」伝言板

110p
BOOKS・CINEMA

112p
この著者に注目!
徳川恒孝

114p
龍馬暗殺の濡れ衣…天満屋事件、もう一人の主役 ―紀州藩士・三宅精一の幕末
伊東成郎
116p
きまぐれ探検 昭和なスケッチ
第31回 門前仲町界隈
本山賢司
122p
明治人の志が「工業立国」の道を開いた! 渡邉洪基と十四人のサムライたち
茅原 健
126p
歴史街道クイズ 「戦国検定!」

132p
歴史街道・ロマンへの扉
春日大社
鶴田純也
134p
江戸の料理再現づくし
第4回 ねぎま鍋・揚げ出し大根
向笠千恵子 料理再現・福田浩
136p
続・自転車紀行 シルクロードをゆく
第23回 ザグレブからヴェネツィアへ
長澤法隆(写真・文)
141p

歴史街道 とは

「いま、歴史がおもしろい」
 歴史は過去の人物や出来事を取り上げるとはいえ、現代の人びとに役立たなければ意味がありません。また、歴史は本来、そんなに堅苦しく難しいものではなく、もっと身近で楽しいものであるはずです。そして何より、人間を知り、時代の流れを知る上で、歴史ほど有益な参考書はありません。そこで『歴史街道』は、現代からの視点で日本や外国の歴史を取り上げ、今を生きる私たちのために「活かせる歴史」「楽しい歴史」をビジュアルでカラフルな誌面とともに提供します。いわば、新しいタイプの歴史雑誌といえるでしょう。