Voice
発売日
2012年9月10日
税込価格
713円
(本体価格648円)
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Voice 2012年10月号

今月号の読みどころ

「不退転の覚悟で臨む」。韓国との非難の応酬が続く竹島問題で、野田総理は消費増税の際と同じ言葉を使い、竹島が日本固有の領土であることを国民の前で力説したものの、挑発行為は繰り返され、戦後最悪となった日韓関係にいま、われわれはいかに対処すべきなのでしょうか――。今月の総力特集では、防衛問題や政治家の資質、経済政策など、あらゆる角度から、日本の主権を守り抜き、新たな日韓関係を築くための方策を論じます。もう1本の特集は、「来る総選挙、甦れ日本」。民主&自民両党の代表選後は、いよいよ総選挙か!? との観点から、国民が信頼するに足る、新政権のあるべき姿を議論しました。今月号も、エキサイティングな議論をご堪能ください。
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今月号の目次

【総力特集】さらば、「反日」韓国
初の「親日」大統領だとなぜ誤解したのか
竹田恒泰/呉 善花
46p
韓国側の術策にはまった民主党政権の大罪
下條正男
56p
「韓国の経済的自殺」を招く李明博の暴挙
三橋貴明
64p
すべて想定内の韓国、戸惑うばかりの日本
武貞秀士
72p
領土が奪われても平和が続くと思うのは幻想だ
渡部昇一
80p



「Gゼロ」後の世界、激変する極東情勢
イアン・ブレマー
142p



【特集】来る総選挙、甦れ日本
「クオリティー国家」をつくれる政治家は誰か
大前研一
100p
「脱官僚」の断行は大阪に倣え
原 英史
110p
いまこそ小泉構造改革に学ぶとき
八代尚宏
118p
現代版「ええじゃないか」で日本を変えよ
亀井静香/飯田泰之
126p



原子力最前線“世界の六ヶ所村”訪問記
夏目幸明
188p
「次代を担うIT起業家」四人の肖像(前編)
速水健朗
162p
五十代からの「ストレスと健康」の新常識
杉山直隆
172p
書評インタビュー
『知らないと怖い糖尿病の話』
宮本正章
94p
金融市場の消滅
小幡 績
152p
時代を拓くコンセプト
「明らかに喜ばしくない環境でも、放射能と和解するしかないんです」
園 子温/聞き手:佐々木敦
22p
この著者に会いたい!
「私のなかでは、『日常』はそんなに安定したものではないんです」
柴崎友香/聞き手:仲俣暁生
88p
彦にゃんの憂国ついーと〈21〉
オリンピック観戦記
島田雅彦
32p
「ニッポン新潮流」を斬る!〈国内政治〉
なぜ小沢新党は影が薄くなったか
菅原 琢
36p
「ニッポン新潮流」を斬る!〈生活社会〉
報道されない英国の外交ルール無視
山形浩生
38p
「ニッポン新潮流」を斬る!〈科学医療〉
障害者に予防拘禁を認める愚
最相葉月
40p
「ニッポン新潮流」を斬る!〈スポーツ〉
五輪柔道惨敗、ほんとうの理由
杉山茂樹
42p
世の流行にひとこと言わせて!〈31〉
哲学なんて超簡単!
さかもと未明
136p
海堂尊、医療最前線をゆく〈18〉
医師会とは何か
海堂 尊
218p
巻頭の言葉〈10〉
尖閣問題とプチナショナリズム
橋爪大三郎
19p
ローソン思考〈3〉
SHOP99の買収
財部誠一
196p
「バブルを知らない世代」の幸福論〈5〉
[ゲスト]慎 泰俊
田原総一朗
208p
オックスフォード留学記〈第6回〉
JRの恐怖
彬子女王
228p
大宰相・原敬〈第70回〉
尼港事件
福田和也
234p
私日記〈第154回〉
押さえを作っておきましょう
曽野綾子
242p
平成始末〈第34回〉
「オカモノ」の論理
山折哲雄
250p
クールジャパン・次代の旗手〈34〉
[深井晃子]
川島蓉子
7p
語り継ぎたい「モノがたり」〈22〉
[スポーツシューズ]
村上陽一
10p
「凛たる女性」の肖像〈22〉
[仲宗根梨乃]
撮影/遠藤 宏
13p
Killerフレーズ
時代を斬る!論点

1p
Voiceシネマ
編集者の映画三昧

140p
Voiceステージ
編集者の観劇メモ

141p
Voiceブックス
編集者の読書日記

224p
Voiceレター
読者の感想&意見

226p

Voice とは

 月刊誌『Voice』は、昭和52年12月に、21世紀のよりよい社会実現のための提言誌として創刊されました。以来、政治、国際関係、経済、科学・技術、経営、教育など、激しく揺れ動く現代社会のさまざまな問題を幅広くとりあげ、日本と世界のあるべき姿を追求する雑誌づくりに努めてきました。次々と起る世界的、歴史的な変革の波に、日本社会がどのように対応するかが差し迫って闘われる今日、『Voice』はビジネス社会の「現場感覚」と「良識」を基礎としつつ、つねに新鮮な視点と確かなビジョンを提起する総合雑誌として、高い評価を得ています。