ひと月百冊読み、三百枚書く私の方法
発売日
2001年06月01日
判 型
B6判変型並製
ISBN
978-4-569-61676-6

ひと月百冊読み、三百枚書く私の方法

著者 福田和也著 《文芸評論家、慶応大学助教授》
主な著作 魂の昭和史』(PHP研究所)
税込価格 1,375円(本体価格1,250円)
内容 ひと月100冊の本を読み、300枚を執筆する著者の日常。そのノウハウとコツを具体的に公開する。写真満載、読み方・書き方の超決定版!



 本書では、幅広い分野で評論活動を続けている著者が、実際にどう読み、どう書いているのか、その具体的なテクニックを公開します。より効率的に読むためにはどうすればいいのか? より文章が上達する「近道」とは? たとえば、より早く読むためには「目的」を明確にすることが不可欠です。むしろ事前の情報入手に時間をかけ、「立ち読み」で「あたり」をつけて買いましょう。メモを取りながら書くよりは、ページを折ってしまいます。より頭に残すためには、時間がかかっても「抜書き」をすることです。抜書きは文章上達にも非常に有効です(おそらく脳の生理に合っているのでしょう)。書きたい種類の文章を「コピー」し、分析して構造をつかみましょう。取材でメモを取るときは……、書くジャンルを効率よく広げるには……etc。全6章、全部で64項目。著者が実際に使っている手帳、資料ファイル、創作ノート、筆記具など、初公開の写真も満載しています。