書籍

- 発売日
- 2006年12月06日
- 判 型
- 四六判並製
- ISBN
- 978-4-569-65791-2
日本有事
著者 | 兵頭二十八著 《軍学者》 |
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主な著作 | 『技術戦としての第二次大戦』(PHP研究所) |
税込価格 | 1,047円(本体価格952円) |
内容 | 中国、北朝鮮の脅威を「対外工作」「テロ」「核攻撃」などの文脈で読み解く。自衛隊、米軍を含めた安全保障、防衛力を改めて考える。 |
2006年10月9日、北朝鮮が地下核実験を強行。北東アジアが一挙に緊迫した。日本は有事を前提に核による都市攻撃の可能性も視野に入れる必要が生じている。実際に北朝鮮が核保有国なのかどうかは別にして、日本は隣国として自国の安全保障を再考しなければならない。
また、日米安保が未来永劫担保されるのか。現行憲法のあり方を含めて再考し、国民的議論の俎上に載せるべきだろう。戦後、占領下でマッカーサーに押し付けられた憲法を半世紀以上も守る必要があるのか。著者は、占領軍に押し付けられた憲法は国際法に違反し、日本国憲法は改正ではなく、成立無効とすべきだと説く。
さらに、将来想定される日中の衝突に関しては、戦争とは呼ばずに台湾、沖縄を侵略する危険性を指摘する。歴史観をベースに、現実的な視点から、日本の有事、安全保障を忌憚なく論じた。平時にこそ有事を考える。その意義を教えてくれる一冊である。
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