リーダーズクラブ [PHPくらしラク~る 2010年3月号]

スッキリ 片づけアイデア
『我が家の3つの約束』
ゆん・山形県・主婦
 片づけるのが大の苦手な私は、掃除好きの夫と結婚したのを機に3つの約束をしました。
 ①食べ物以外は極力買わない。洋服、食器などを買う場合は、手持ちの物を1つ捨てる。
 ②買う時に置き場所をイメージして必ずそこにしまう。
 ③最後にお風呂に入った人は、洗い場をスポンジでこすってから出る。
 最初はとても億劫でしたが、夫に励まされ、何とか習慣づいてきました。実行してみると、物が少ないと見た目がスッキリするし、片づけも掃除も楽だということがわかりました。それだけでなく、趣味の時間も確保でき、1日中掃除をしているようなむなしさもなくなりました。
 片づけが苦手な人は、自分が片づけられる量しか物を持たないことが1番のように思います。


スッキリ 片づけアイデア
『結露もタンスもスッキリ』
ひろみっくす・広島県・主婦
 寒い季節になると、朝の「結露」がひどくなりませんか?しかも、窓のサッシには水がたまり、ほうっておくと汚れやカビの原因に!
 そこでおすすめしたいのがこの方法です! 着なくなった服をはさみで2~3分割してサッシに詰め込むんです。服がサッシにたまった水分をぐんぐん吸い取ってくれるし、捨てる前に左右に移動させれば汚れも取ってくれます。
 サッシの結露取り以外にも、着られなくなった服は適当な大きさに切り、カゴに入れて台所にキープしています。料理をしたときに汚れたガス台や水回りを拭くためです。
 洋服はそのまま捨ててしまうともったいないけれど、もうひと働きしてもらってから処分すればムダなしです。お家もきれいになって、タンスもスッキリ片づきます。

スッキリ 片づけアイデア
『ソファーで至福のひと時』
はらペコ・福岡県・ケアマネージャー
 仕事から帰ってきてホッとするのは、家のソファーに座ったときです。1日が終わった~という感じがします。
 そのため、ソファーはできるだけキレイに片づけて、テーブルには季節の花を一輪飾るようにしています。お花は300円程度で買えるものを選べば、家計的にも安心して続けられます。
 お給料日には、歯ブラシも新しく交換しています。ちょっとしたことですが、身のまわりを整理整頓するだけで気持ちよく、毎日頑張れるような気がしています。

ちょっと笑える失敗談
『「月極」は会社?』
マスミ・東京都・会社員
 ある日、友人と外を歩きながら「不況だね」と話をしていました。すると、ふと駐車場に目が止まり、私が、「『げっきょく』っていう会社は儲かっているよね~、どこでも見かけるもんね」と言うと、友人は、「それ、『月極(つきぎめ)』って読むんだけど」と呆れ顔。
 この歳になるまでまったく知らなかった、36歳です。


ちょっと笑える失敗談
『麻呂顔でごめんね』
ゆずまんじゅう・石川県・主婦
 早起きしたある日のこと。天気は快晴で、すっかり家事モードの私は、はりきって庭で洗濯物を干していました。
 すると、「おはようございます」と挨拶の主は、朝刊配達のお兄さん。さわやかにお返しの挨拶をすると、なぜかお兄さんの表情がフリーズ状態に……。
 あれ? どうしたんだろ~と思いをめぐらせていると、そういえば私の眉毛……! 平安貴族のようなすっぴん顔のままでした。
 いつもより早く起きたのはいいけれど、肝心のお顔をかくのを忘れていた私。お兄さん、驚かせてごめんなさい、朝からどうも失礼しました。トホホホホ。

ちょっと笑える失敗談
『先輩の苦笑いの理由』
ゆきゆきにはならなかった・大阪府・講師
 会社勤めをしていた時、職場に「湯木(ゆき)」さんという珍しい名字の男性の先輩がいました。
 新人だった私は、1つ年上の先輩女性と営業で外回りをしている時に、「私の名前は、『ゆき』っていうんですけど、『湯木』先輩と結婚したら、『湯木ゆき』になっちゃいますよね―」と話してたら、その先輩は感想もなく苦笑い。
 「確かに面白い話ではないけれど、一言もなかったなぁ……」と思っていた数カ月後。その先輩女性と湯木先輩は結婚をしました。ちょっぴり失言だったなぁ~と昔を思い返しています。

最近感動したこと
『リンゴと格闘のすえ……』
きまきま・茨城県・パート
 私は週に3度パートに出かけています。仕事のある日は小学6年生の息子に家の鍵を預けて、私の帰宅時間までひとりで留守番をさせています。息子はその間、宿題をしたりゲームをしたりして過ごしているようです。
 先日、仕事を終えて帰宅すると、息子が、「今日はお仕事だからリンゴをむいてあげようと思ったんだけど……ごめんね」と言ってきました。
 台所の流しを見ると、リンゴの皮でいっぱいです。だけど、冷蔵庫には、ところどころ皮が残っているリンゴがちゃんとラップされ置いてありました。
 「少し少ないのは、途中で食べたくなって、僕が半分食べちゃったから」 と照れている息子がとてもいとおしく思えました。


私の元気の源
『「どこでもメモ」で前向きに』
ねむねむ・岩手県・団体職員
 私の元気の源は、文庫本大の無地ノートで作った「どこでもメモ」です。効果によって「心のリセット」「幸せのストック」「未来へのギフト」と呼んでいます。
 「心のリセット」は、やる気がでないときに、今の気分や、やる気がでない原因、解決方法を書きます。「幸せのストック」は、日々の楽しい出来事や、自分がやっている良い習慣を書きます。
 「未来へのギフト」は、行事の計画や家事の改善策など、仕事や生活を良くするためのプロジェクトを書きます。
 メモはいつでも持ち歩いてどこでも書けるようにしています。書いているうちに、自然と前向きな気持ちになれるのでおすすめです。