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リーダーズクラブ [PHPくらしラク~る 2011年2月号]
暮らしの片づけアイデア
不用品処分で浄化作戦
ヒメママ・茨城県・会社員
忙しい毎日の中では、いつも部屋の中を整理整頓するのは至難の業です。でも、いずれやらざるを得ない時はくるので、片づけは必然なのですが……。
そんなことを考えながら、いざ片づけよう! と腹をくくると、私はまず、窓を開けて空気を新鮮なものと入れ替えます。そして、身の周りにある不用品を一気に処分。潔く片づけてしまいます。
片づけが終わった後は、オシャレな香りのお香を焚いて、玄関と食卓にお花を生けます。すると、家の中が浄化されたような気持ちになるのです。イキイキした葉っぱを見ていると、私も元気になれます。
休日にちょっと頑張って家の中をキレイに。それだけで「また明日からも頑張ろう!」という前向きな気持ちになります。
そんなことを考えながら、いざ片づけよう! と腹をくくると、私はまず、窓を開けて空気を新鮮なものと入れ替えます。そして、身の周りにある不用品を一気に処分。潔く片づけてしまいます。
片づけが終わった後は、オシャレな香りのお香を焚いて、玄関と食卓にお花を生けます。すると、家の中が浄化されたような気持ちになるのです。イキイキした葉っぱを見ていると、私も元気になれます。
休日にちょっと頑張って家の中をキレイに。それだけで「また明日からも頑張ろう!」という前向きな気持ちになります。
暮らしの片づけアイデア
素敵に飾ればインテリアに
いくみ・三重県・会社員
先日、古い物が捨てられないという夫を持つ友人宅を訪れた時のこと。本棚には、昔から購読していた雑誌が几帳面に納められていましたが、それはまるでインテリアのようでした。
古い雑誌も、丁寧に保管することで部屋を素敵に飾ってくれることを学んだ私は、帰宅して自分の部屋の本棚を大掃除。すると、本の内容がすっきりと頭に入ってくるようになりました。
そういえば、本棚の乱れは精神の乱れであると昔、祖母から聞いたことがありました。整理整頓は、感性を磨く作業だと改めて実感しました。
古い雑誌も、丁寧に保管することで部屋を素敵に飾ってくれることを学んだ私は、帰宅して自分の部屋の本棚を大掃除。すると、本の内容がすっきりと頭に入ってくるようになりました。
そういえば、本棚の乱れは精神の乱れであると昔、祖母から聞いたことがありました。整理整頓は、感性を磨く作業だと改めて実感しました。
暮らしの片づけアイデア
捨てる前に譲る
バニラ・山形県・家事手伝い
私は画集やイラスト集、詩集が好きでよく読みます。でもふと気がつくと、中にはもう読まなくなっているものも……。
そこで、読まない本を片づけるために、半年に一度棚卸しをすることにしています。棚卸しの方法は、これらの本を好んでくれそうな友人に譲るというもの。
中古本屋さんに買いとってもらうこともありますが、買いとってもらえても、少ない金額にがっかりすることもしばしば……。それよりも、プレゼントをして、相手に喜んでもらうほうがずっと幸せな気持ちになります。
捨ててしまうという方法もありますが、私は「捨てる」前に誰かに「お譲り」できないかを考えるようにしています。
そんなふうに上手にリサイクルできれば、エコにもなって一石二鳥です。
そこで、読まない本を片づけるために、半年に一度棚卸しをすることにしています。棚卸しの方法は、これらの本を好んでくれそうな友人に譲るというもの。
中古本屋さんに買いとってもらうこともありますが、買いとってもらえても、少ない金額にがっかりすることもしばしば……。それよりも、プレゼントをして、相手に喜んでもらうほうがずっと幸せな気持ちになります。
捨ててしまうという方法もありますが、私は「捨てる」前に誰かに「お譲り」できないかを考えるようにしています。
そんなふうに上手にリサイクルできれば、エコにもなって一石二鳥です。
最近感動した出来事
事故で知った子供たちの成長
もみじママ・群馬県・看護師
先日、10歳の長女と9歳の長男がそろばん塾へ送ってもらうため、祖父の運転で向かっていたところ、最悪なことに前方から来た車と正面衝突。救急車で私の勤める病院に運ばれてきました。しかし私はその日は研修で、病院を不在にしていました。
幸い、3人ともむちうちくらいで済みましたが、祖父は元気をなくし、何度も私と子供たちに「ごめん」と謝っていました。
ところが子供たちは、むちうちの痛みがあるはずなのに、祖父に心配をかけまいと「じじ、ちっとも痛くないよ」と笑ってみせるのです。そればかりか、「じじは大丈夫? お母さんも怒ってないよ」と祖父を気遣い元気づけていました。
そんな子供たちの姿を見て、人をかばったり、労わる気持ちが育っていることにとても感動しました。
あとで息子は私に、「じじに痛いと言ったら気にしてしまうから」と打ち明けてくれました。続けて、「いつも面倒をみてくれているじじに、心配かけたくないから」と。
親ばかですが、なんて立派に育ったんだろうと、誇らしい気持ちになりました。今も私の代わりにそろばん塾の送迎をしてくれている祖父に感謝です。
幸い、3人ともむちうちくらいで済みましたが、祖父は元気をなくし、何度も私と子供たちに「ごめん」と謝っていました。
ところが子供たちは、むちうちの痛みがあるはずなのに、祖父に心配をかけまいと「じじ、ちっとも痛くないよ」と笑ってみせるのです。そればかりか、「じじは大丈夫? お母さんも怒ってないよ」と祖父を気遣い元気づけていました。
そんな子供たちの姿を見て、人をかばったり、労わる気持ちが育っていることにとても感動しました。
あとで息子は私に、「じじに痛いと言ったら気にしてしまうから」と打ち明けてくれました。続けて、「いつも面倒をみてくれているじじに、心配かけたくないから」と。
親ばかですが、なんて立派に育ったんだろうと、誇らしい気持ちになりました。今も私の代わりにそろばん塾の送迎をしてくれている祖父に感謝です。
最近感動した出来事
清掃員さんのひとこと
山口秀子・東京都・主婦
ある私鉄の駅のお手洗いを使用したときのことです。《清掃中ですがご使用できます》という看板が見えたので、安心して利用しました。
ちょうど清掃係りの女性が掃除をされていたのですが、わざわざ手を休めて『床がすべりやすくなっています。ご不便をかけています。足元にお気をつけてくださいませ』と声をかけてくれました。その言葉の調子がとても優しくて、思わず『ハイ、分かりました』と返事をしてしまいました。すると続けて『どうぞ楽しい時間を』と。ほのぼのと心が和みました。
ちょうど清掃係りの女性が掃除をされていたのですが、わざわざ手を休めて『床がすべりやすくなっています。ご不便をかけています。足元にお気をつけてくださいませ』と声をかけてくれました。その言葉の調子がとても優しくて、思わず『ハイ、分かりました』と返事をしてしまいました。すると続けて『どうぞ楽しい時間を』と。ほのぼのと心が和みました。
ちょっと笑える失敗談
犯人は言っちゃだめ
むっち・福岡県・主婦
近所の大型スーパーには映画館があります。ある日、映画を観た後に買い物をしていたら、義父にばったり会いました。
私は興奮冷めやらぬまま、今観た映画のあらすじと犯人を話しました。その後、義父に買い物に来たのかと尋ねると、
「映画を観ようと思って来たけど、気が変わったから観ない! 食品を買ったら帰る!」
と、とても不機嫌そうに言いました。帰りに義母の家によってお茶を飲んでいると、義父の観る予定だった映画は私があらすじと犯人を話したものだったと判明。
謝る私に「映画代得したよ」と冷たい視線を送る義父でした。
私は興奮冷めやらぬまま、今観た映画のあらすじと犯人を話しました。その後、義父に買い物に来たのかと尋ねると、
「映画を観ようと思って来たけど、気が変わったから観ない! 食品を買ったら帰る!」
と、とても不機嫌そうに言いました。帰りに義母の家によってお茶を飲んでいると、義父の観る予定だった映画は私があらすじと犯人を話したものだったと判明。
謝る私に「映画代得したよ」と冷たい視線を送る義父でした。
ちょっと笑える失敗談
マスカラはマスカラでも……
ちー母さん・岡山県・主婦
子供たちも成長し手も離れたので、時間に少し余裕が生まれました。私はオシャレをしようとマスカラを塗ってみることに。しかし、以前から買ってあったのを早速試してみるも、なかなか難しく上手にできません。
そこで泣く泣く毎日練習をすることに。ようやく上手に塗れるようになったあるとき、ふとマスカラを見ると、小さな字で「白髪かくし」との表示が……。「まさか?」と気付いたときにはすでに遅し。私はどうやら携帯用の毛染め液を毎日、それも一カ月以上もの間まつげに塗っていたらしいのです。
今から思えば、マスカラが目に染みるわけないですものね。おかしいやら恥ずかしいやら、とんだ思い違いでした。
そこで泣く泣く毎日練習をすることに。ようやく上手に塗れるようになったあるとき、ふとマスカラを見ると、小さな字で「白髪かくし」との表示が……。「まさか?」と気付いたときにはすでに遅し。私はどうやら携帯用の毛染め液を毎日、それも一カ月以上もの間まつげに塗っていたらしいのです。
今から思えば、マスカラが目に染みるわけないですものね。おかしいやら恥ずかしいやら、とんだ思い違いでした。
私の元気の源
帰宅途中にリフレッシュ
小笹明子・神奈川県・主婦
2人の子供を抱えながらフルタイムで働いていれば、ストレスのたまる日もあります。大抵は職場仲間に話して解消しますが、それでも落ち込んでしまう日は、離れて暮らす74歳の父に電話をします。
帰宅してからだとゆっくり話せないので、父に電話をするのはいつも帰宅途中。母が他界してからは、何かにつけてアドバイスをもらっています。
父との電話は、女同士とは違い、「そうね、そうね」と言う会話にならず、解決法を教えてくれるので、なるほど! と納得することも多いです。頼りになる父には、人生訓をたくさん聞いておきたいと思っています。
家に着く頃には気持ちも切り替えられて、明るく家事ができるようになっています。
帰宅してからだとゆっくり話せないので、父に電話をするのはいつも帰宅途中。母が他界してからは、何かにつけてアドバイスをもらっています。
父との電話は、女同士とは違い、「そうね、そうね」と言う会話にならず、解決法を教えてくれるので、なるほど! と納得することも多いです。頼りになる父には、人生訓をたくさん聞いておきたいと思っています。
家に着く頃には気持ちも切り替えられて、明るく家事ができるようになっています。