リーダーズクラブ [PHPくらしラク~る 2011年7月号]

私の収納&インテリア術
捨ててスッキリ!
M・K・島根県・主婦
 私は何でももったいないと感じる性分で、物を捨てられずにとっておくクセがあります。キッチン用の密閉容器についてもその通りで、粗品でいただいた物や、何となく気に入って買った物などを溜め込んでいました。これらは大きさも形もバラバラなため、かなりかさばり、片づけが面倒でした。
 そこで一念発起して、手持ちの容器をほとんど捨て、百均で新しく買いなおすことにしました。大・中・小の3種類、フタも本体も重ねて収納できるタイプを選びました。
 すると、今まであんなにごちゃごちゃしていたのが、すごくスッキリ! 小さなスペースにたくさん収まって、片づけもラク。ほんとに気持ちがいいです。捨てるということも大事だな……とつくづく思いました。
 

私の収納&インテリア術
涼しいゴーヤのカーテン
井畑美代子・青森県・主婦
 我が家にはエアコンがありません。以前は窓際に朝顔を植えて日差しを防いでいましたが、猛暑のときには効果不足。そこで、朝顔より密に葉が茂るゴーヤを植えてみました。
 5月に苗を植え、7月には緑のカーテンが完成。日差し防止効果はばっちりです。それに、窓際で見るゴーヤの葉はなんとも言えないきれいな緑で、日に透ける葉脈が特に美しいのです。黄色の可憐な花の後、小さなかわいい実がつき、次々と大きくなっていきます。
 お客様も、多少部屋が暑くても、「気持ちいいですね」と言ってくれます。お土産に、窓からゴーヤを直接取って持ち帰ってもらうのも大好評。ゴーヤのカーテン、おすすめです。

私の収納&インテリア術
片づけすぎをやめたら……
北村レノ・埼玉県・パート
 主婦が片づけすぎると、家族のテリトリーを荒らすことになり、家族みんなが「居場所がない」と感じるそうです。
 その話を聞いて私は、「ごちゃついてて嫌だな」と思っても、家族(特に夫)のお気に入りの場所はいじらないことにしました。家族それぞれに落ち着ける居場所があれば、家庭のムードメーカーとしての主婦の負担が減るかも、と思うからです。
 私は家族全員を取り仕切ろうとしがちでしたが、持ち物の管理を各自に任せることで、最近は、家族の個性を尊重できるようになった気がします。

最近、嬉しかった出来事
義父からのプレゼント
奏・山口県・主婦
 家事・育児・仕事で、自分の時間が持てない毎日です。そんな中、義父母に誘われ、息子を連れて主人の実家に行きました。一緒に公園に出かけて、帰ってきたところでサプライズが!
 ヴァイオリニスト・高嶋ちさ子さんのコンサートのチケットが二枚用意されていて、義父から、「よかったら、お義母さんと一格にコンサートに行っておいで。子守りをしておくから」と言われたのです。はじめは遠慮しましたが、喜んで行かせていただきました。
 コンサート中も、「息子は泣いていないかしら」と気になりましたが、すばらしい音色とわかりやすい解説に大満足。すっかりリフレッシュできました。 帰ると、息子はオムツまで替えてもらい、二コ二コ顔で遊んでいました。本当に義父に感謝です。

最近、嬉しかった出来事
笑顔の効き目
Mio・山形県・パート
 職場に素敵な女性がいます。明るくて心が美しく、温かい人なのです。この方を見て、私も 変わりたいと思うようになりました。そこで最近心がけているのが、笑顔です。特に、嫌なことがあったときこそ、にっこり笑うようにしています。
 すると、気持ちに余裕ができて、お客様の理不尽な苦情にも快く対応できるようになりました。以前は反発するばかりだった苦手な上司からの叱責も、今は前向きに受け止められます。
 周囲も私に優しく接してくれるようになりました。笑顔は心を豊かにしてくれますね。

最近、嬉しかった出来事
ほんのひと言で……
はらぺこ・福岡県・ケアマネージャー
 運だめしのために、気が向いたときに宝くじを買っています。
 先日、たまには違うところで購入しようと、これまで行ったことのない売り場を訪れました。すると、店員さんがくじを手渡しながらにっこりして、「大きな当たりがきますように」と声をかけてくれました。
 今まで「当たりますように」と言ってもらったことはあるのですが、「大きな」というのは初めて。ほんの少しの言葉の差ですが、店員さんの真心を感じて、とても気持ちよかったです。言葉って大事だなと改めて思いました。

ちょっと笑える失敗談
コーヒー、お持ち帰りで
ぴょんぴょんママ・広島県・主婦
 先日、お姑さんから電話で「お茶しましょう!」と誘われ、出かけていきました。
 コーヒーショップでの注文のとき、店員さんに「お持ち帰りですか?」と開かれ、お姑さんの前で“できる嫁”ぶりを見せようと考えた私。英語を使って「はい、テイクオフで」と答えました。
 すると、店員さんや後ろに並んでいた皆さんが一斉にクスクス笑い始めました。そばにいた高校生は「あ~、飛んじゃったよ」と……。そうか、テイクオフじゃ「離陸」になっちゃう!と気づいたときには遅かった……。恥ずかしくて、下を向いて「すみません、テイクアウトで」と言い直しました。
 実は、お姑さんは英検一級。最近英会話も習い始めてさらにスキルアップしているのですが、「英語はできなくても、笑いのセンスはあるわね」と私に ひと言。冗談の通じるお姑さんでよかった。そんなこんなでお姑さんとは大の仲良しです。

ちょっと笑える失敗談
骨折かとおもいきや
好美くん・広島県・主婦
 3年ほど前、結婚したばかりの頃のちょっとした事件です。自宅の家具の端っこで足の指を強くぶつけてしまいました。指は、膿がたまったように赤く腫れあがって、ずきずきと痛みました。
 しばらく市販の塗り薬を塗って様子をみていたのですが、なかなか治りません。私は、「これはきっと骨折しているに違いない!」と思い込み、悲劇のヒロインぶって整形外科へ行きました。そこで、レントゲンを撮ってもらうことになったのですが……。
 レントゲン写真を眺めてお医者さんが私に告げた病名は、なんと、「水虫ですね」。犯人は夫です。