隠された歴史
発売日
2012年07月26日
判 型
四六判上製
ISBN
978-4-569-79802-8

隠された歴史
そもそも仏教とは何ものか?

著者 副島隆彦著 《著述家》
主な著作 時代を見通す力』(PHP研究所)
税込価格 1,870円(本体価格1,700円)
内容 日本人は宗教、特に仏教というものに、歴史を通じて幻惑されてきた。その経緯と、本当の理解の仕方を示す、知的衝撃の論考。



 政治経済から思想まで、縦横無尽に独自の論陣を張る著者・副島隆彦による、衝撃の仏教論である。538年に日本に伝来したという「大乗仏教」とは、いったい何者なのかを、細かな事実と大胆な仮説を積み上げながら、次第に、読者の目を開くように、説き明かしてゆく。ブッダが説いた、仏教の始めの姿から、読者がアッと驚く現代の姿までを、手を変え品を変えながら、追究してゆく。日本人は、538年から今までの約1500年間、一体何を信じさせられてきたのか? なぜ、仏教は、現代において、「葬式仏教」などと呼ばれるように思想として落ちぶれざるを得なかったのか? 今後、仏教に人間が救済されることははたしてあるのか? さまざまな疑問を突きつけ、手品を解くようにそれに答を与えてゆく本書は、まさに現代人必読の一冊である。