リーダーズクラブ [PHPくらしラク~る 2012年5月号]

私の開運法
掃除で前向きパワー
すーママ・石川県・パート
 私が実践している開運法は、掃除です。起床してすぐに家の窓を開け、家に新しい空気を吸ってもらい、掃除を始めます。特に家の顔である玄関はていねいに、時間があれば水拭きもします。掃除が終われば大好きなお香を焚いて、家の気を安定させます。家がきれいになる頃には、自分の心も浄化されて、トラブルに負けない前向きなパワーが生まれます。
 それに、家を大切にすれば、家はそれに応えてくれるような気がします。2歳の娘と私たち夫婦が毎日無事に元気で生活できるのも、この開運法のおかげだと思い、日々感謝しています。

私の開運法
お金を呼ぶ? 長財布
セニー(ハート)・東京都・事務員
 三ヵ月ほど前に、職場のパワフルな女性上司から長財布をプレゼントされました。それまで使っていたのは折りたたみ財布で、私にしては値の張る品だったのですが、すぐに長財布に取り替えました。
 使っていると、お札がまっすぐにそろい、カードがすっきり見渡せる様子が美しく感じられ、気持ちのいいものです。レジでお金を出す手つきも、何となく優しくなった気がします。
 でも、最大の変化は、お金に対する気持ちが変わったことです。今までは、お金は自分がコントロールできるものではない、と漠然と思っていたのですが、お金との付き合い方次第で、お金に好かれるようになるかも! という意識に変わりました。
 いきなりお金がドサドサ舞い降りてくるわけではありませんが、これからも長財布を愛用して、お金と仲良しでいられるようにしたいと思っています。

私の開運法
ため息よサヨナラ!
華恋・愛媛県・会社員
 私の開運法は、笑顔を心がけ、ため息をつかないことです。
「笑顔」の大切さに気づいたのは、思わぬ病気で五ヵ月間休職した時に、当時の上司から「素敵な笑顔だから、復帰して笑顔を見せてほしい」という手紙をもらった時でした。
「ため息をつかない」というモットーは、離婚して半年後、現在の夫に出会い付き合っていた時の思い出からきています。気付かないうちによくため息をついていた私に、夫は、「ため息をついたら、幸せが逃げていくよ」と指摘してくれていました。
 しかめっ面でため息をついているよりも、笑顔でいる方が周囲の人にも好印象を与えられ、周囲に感謝する気持ちにもなれ、自分自身も明るい気持ちになって、前よりも自信が持てるようになり、幸運が舞い込んでくるようになったと感じます。

フリートーク
出張が教えてくれたこと
加代子・兵庫県・主婦
 先日、主人が海外出張で一カ月ほど家にいませんでした。
 出張前は、「海外に行けてうらやましいな」「どんなお土産を買ってきてもらおうかな」などと呑気なことを考えていましたが、いざ一カ月も夫が家にいないとなると、買い物の荷物運びや日頃のゴミ出しなど、思いのほか大変でした。普段たくさんの家事を手伝ってもらっていたことに気づき、改めてありがたみがわかりました。途中で体調を崩してしまった私に代わって家事をしてくれた、高校三年生の娘にも感謝です。
 出張は各国での言葉の壁や食生活の違い、飛行機や車での移動の多さ、業務の難しさなどでかなり大変だったようですが、無事に帰って来てくれたときは、心底「ホッ」としてうれしかったです。
 照れくさくて言えないけれど、「ありがとう」と伝えたい気持ちです。

フリートーク
“いい数字”でハッピーに
高月文子・大阪府・アルバイト
 私はレジ打ちの仕事をしていますが、その中で楽しみにしている事があります。それは、「いい数字」を発見することです。
 お客様の購入した合計金額が777円や8,888円になると、縁起のいい数字が偶然にそろうすごさに嬉しくなり、思わず「いい数字になりましたね」などとコメントしてしまいます。
 お客様も「いい事がありそうね」とか「宝くじに当たったみたい」と言って、ほんわかした気分で帰られます。ささいな事ですが、究極の幸せというのは案外こういうことなのかもしれないと思う今日この頃です。

フリートーク
おすすめ! 家族スピーチ
ひらり・大阪府・主婦
 わが家では、毎晩一分間、家族みんなが「スピーチ」をしています。その日にあったことを一人ずつ順番に立って報告するのです。
 最初は嫌がっていた短大生の娘や中学生、小学生の息子も、最近では嬉しそうに学校や友達の話などを照れながらも報告してくれます。
 子どもだけにやらせるのではなくて、親もスピーチをするのがポイントかなと思います。私自身も、趣味の話や失敗談などを赤裸々に語っていますし、主人も仕事の話、若いころのことなどを話します。話題は意外と豊富にあるもんだなと感じています。
 家族同士のコミュニケーションになるし、人前で話をする練習にもなるので、ぜひおすすめしたいです。

聞いて聞いて! 私の家族
男ってやつは……
イボンヌ・北海道・パート
 今年の冬は我が家にインフルエンザ旋風が吹き荒れ、娘たちと私が寝込む羽目になりました。一人元気だった夫が買い物に行くことになったので、チョコバナナを作ろうと、「完熟バナナ」を頼みました。食欲がないけど、甘いチョコバナナなら喉を通るかと思い、3人で楽しみに夫の帰りを待っていたのですが……。
「ほら、買ってきたぞ!!」と得意げな夫が差し出したバナナは、まだ緑色の部分が残る、完熟には程遠い代物。
「完熟って言ったっしょ!」
と言うと、夫は、「え、完熟バナナって書いてあるぞ! 違うのが良かったのか?」と不思議そうな顔。そう、夫は「完熟バナナ」という商品名のバナナを買ってきたのです。
 間違ってないと言い張る夫に娘たちと大爆笑。男の人に買い物を頼むとこんなことがありがちなのでは? 夫が買ってきた完熟バナナは、やはりまだ青い味がしました……。

聞いて聞いて! 私の家族
わが家の“子ネコ”
ドドドン母さん・広島県・主婦
 最近、階段の最後の2、3段をピョ―ンと飛び降りることがマイブームのわが娘。先日、娘と保育園に向かっていたときにもいつものように飛び降りたのですが、ドーンと痛そうな音が……。驚いて「だいじょうぶ?」と聞いたところ、娘は「うん、にくきゅうがあるからだいじょうぶ」と答えました。なんと、うちの子はネコだったのか!
 そういえば、前夜に絵本でネコの秘密を一緒に勉強したところでした。かわいい一言に癒されました。

ちょっと笑える失敗談
圧力鍋でおあずけ
しんママ・三重県・パート
 ある日、朝早く起きた私は、張り切って圧力鍋で豚丼を作りました。玉ねぎに肉、調味料を入れてふたをし、いざ火をつけると、数分でシューシューと蒸気がもれ始めました。どうやらふたの閉め方がまずかった様子です。
 あわてて火を消して圧を抜き、ふたを開けようとしたのですが、開きません。仕方なく一旦あきらめて仕事に出かけ、帰ってきて再度チャレンジしたのですが、まだ開きません。ドライバーを持ってきてこじ開けようとしても、まだまだ開きません。しまいには鍋の上に乗ってプロレスラーのように格闘すること何と一時間半! やっとふたが開き、おなかをすかした娘と息子はおなかいっぱい食べることができました。
 圧力鍋でしか味わえないとろとろの玉ねぎは美味でしたが、これを最後に圧力鍋はお蔵入りとなりました。