リーダーズクラブ [PHPくらしラク~る 2013年10月号]

私の手帳活用術
“自分予約”を実践中!
吉川由香・徳島県・会社員
仕事に家事、地域や小中学校の役員、子どもの習いごとのお迎えなど、毎日怒涛のように予定が押し寄せてクタクタ。
そんな時、二〇一二年十月号で佐々木かをりさんの「“自分予約”手帳術」を読み、ためしに一週間、見開きの手帳に予定を書き込んでいくと空き時間が案外あることを発見。可視化ってすごいですね。この貴重な空き時間をもっと増やそうと効率アップをつねに考えるようになり、自分や子どもの予定、家事の段取り、夕飯メニュー、家の雑用などを、手帳を開けば一元化できるようにしました。
すると生活がスムーズに回りだして、全然、忙しくないのです。手帳にスケジュール管理を任せて、自分は“今”に集中できるようになりました。いつも焦ってばかりいた以前とは大違いです。空いた時間に休会していたジムに行ったり、ガーデニングや資格取得の勉強をしています。

私の手帳活用術
「希望リスト」、叶えています
のぞみ・山口県・主婦
昨年度から手帳の後ろにあるメモ欄を活用して、「私の希望リスト」を記入しています。「長男のオムツがとれてパンツになった」「東京スカイツリーを見にいけた」と、希望が叶いうれしかったです。
「希望リスト」をスケジュール管理の手帳と一緒にしたことで、より身近に、自分がどうしたいか、どうなりたいかを日々確認しながら生活できるようになりました。
希望を書くときは、「……している」や「……した」と、わざと希望が叶ったように書くと励みになっていいようです。叶った希望はマーカーでラインを引いて、手帳を見たときの満足感につなげています。

私の手帳活用術
二冊が一冊になりました
森下宗子・東京都・会社員
今年から、縦軸で朝から夜までの時間ごとに予定が書きこめるバーチカル式の手帳を使っています。
その日にやるべきことが一目でわかるので、予定を間違えることもなくなりました。
以前は仕事用とプライベート用の手帳を二冊持ち歩いていましたが、一冊にして荷物にならなくなりました。
また、下欄には一日に使ったお金を書き入れることで、家計簿の機能も果たしてくれて、かなり便利です。
他にも、当日より前に電話や調べ物など何らかの準備をする必要がある予定は、予定と準備を矢印で結んで、つながりが明確にわかるように工夫しました。予定が変更になってもいいようにシャープペンシルで書きこみしています。

私の手帳活用術
十年で編み出した活用術
翔午ママ・愛知県・会社員
私の手帳選びは試行錯誤の結果、A5サイズ、フルカラー、月間のみの毎月メモ付き、日本製、これに決まっています。
月間の見開きページに息子と私の予定を色別で記入しています。自分がやりたいことは、書いたり消したりできるので鉛筆を使っています。
また、自分のペース配分に役立つので、その日に感じた体調の変化を、悪い時ほど書き込みます。体重もこっそり書いておきます(笑)。
一日のスペースは、午前と午後に分けて記入できるので、会社の半休を使って、学校行事に参加したりと、予定もかなり段取りよくこなせるようになりました。気になることは付箋に書いて、ペタリと貼りつけておきます。
このペースをつかむのに、十年ほど費やしました。まだまだ工夫を凝らして、日々の“活動”に役立てたいです。

私の手帳活用術
私のありがたい友
YK・徳島県・会社員
私の手帳は、私自身の記録だといっても過言ではない。日々の体調も、気になった本のタイトルも、友人と会ったことや話したことも、みんな手帳に書き留めている。携帯電話にも予定帳はあるけれど、やっぱりいつでも開ける紙の手帳のほうが使いやすい。
デキる女でもないから、仕事の予定はそんなに書くこともないが、見たいテレビ、ほしいものの発売日や友人の誕生日などをどんどん書きこむ。あとで振り返ったとき、「あの人と会ったのはいつだっけ」「あの店の安い日はいつだっけ」と小さな疑問の答えが見つかって便利だ。
毎年、購入するのが楽しみで、手帳の機能やデザインなどは、早くからチェック。人前で出すものなので、「おしゃれだね」「使いやすそう」と言われるようなものを選びたい。手帳が会話のきっかけになるときもあり、ありがたい友だと思っている。