おすすめの本 [PHPくらしラク～る 2012年11月号]

“不幸グセ”をチェンジ！

運がよくなりたいと思っているのに、失敗ばかりでなんだかツイていない……。もしかするとそれは、自分の考え方や行動のクセによって、知らぬ間にツキやチャンスを逃してしまっているせいかもしれません。

心理学者である著者は、普段、自分が何気なくしている行動や考え方を変えれば人生も変わると述べます。本書には、人が無意識に繰り返す悪いクセを良いクセに改めて、人生を豊かにするコツが詰まっています。

たとえば「人の幸せが許せない」という心理は少なからず誰の心にもありますが、幸せな話を耳にしたら嘘でもいいから「おめでとう！」と口にするのがいいとアドバイス。その言葉を真っ先に言うことで、嫌みを言ってしまう自分にストップをかけられるそうです。しかもプラスの言葉に気持ちがひっぱられて、嫉妬深い内面まで徐々に変わっていくというから驚きです。

他にも「結論を出すのが早すぎてチャンスを逃す」「失って初めて幸せに気づく」といった場合の対処法もあって、ページを開くたびに「自分にもそういうところがあるかも」とドキッとするかもしれません。

人は自分のクセにはなかなか気づけないもの。この本を参考にして自分の悪いクセに気づき“改癖”すれば、たちまち運がよくなって、幸せな毎日が送れるようになるはずです。

ハッピーな出来事が舞い込む

悪い感情を溜め込むと、心のゴミとなって人間関係や物事をさらに停滞させてしまう――。そう語るのは、作詞家・作家として成功し、開運本を数多く出している著者。

心のそうじをすれば、なぜ“幸運ラッシュ”がやってくるのかをわかりやすく説明してくれます。嬉しいミラクルを起こすために、悪い感情は早く手放してしまいましょう。

お金に愛される人に

お財布の中は、きれいに整理整頓されていますか？無頓着なら、金運に見放されている可能性大です。

習慣の専門家として人気の著者によれば、金運に恵まれている人は共通してお財布がキレイで、お金の扱いが丁寧なのだとか。何気なく持っている財布に少し気を配るだけで、金運が大きくアップするというのですから、呼んで実行しないと損です。

人を幸せにする家ごはん

おばんざいの店「青家」のオーナーシェフが、春夏秋冬に分けて紹介する朝・昼・夜の普段ごはんとおもてなしレシピ。

「煮込み豆腐ハンバーグ」「里芋と生麩のたいたん」など、素朴で体に優しい料理ばかりです。「乾燥する秋は体を潤す里芋を」といったアドバイスも役立ちます。今夜は美味しいごはんで家族を幸せにしませんか？