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中原淳氏(立教大学 経営学部 教授)とPHP研究所による共同開発

1on1研修 経験を成長につなげる、上司と部下の「共同作業」(1日)

1on1研修 経験を成長につなげる、上司と部下の「共同作業」(1日)|公開セミナー・講座

実施要項

セミナー種類
公開セミナー
対象
人事教育ご担当者、管理監督者の方々
※同業の方のご参加はお断りしています
定員
30名(1開催1社5名様まで)
期間
1日
総学習時間
6.5時間
税込受講料
49,500円(本体45,000円)

※「社員研修VA+」会員受講料は10%割引

会場
Zoom配信。オンライン受講案内をご覧ください

研修のねらい

部下の成長を支援する1on1のポイントを学ぶ管理監督者向け公開セミナー。1on1の必要性を腹落ちさせるとともに、人を育てる人としての考え方、面談スキル、3ステップの回し方を、演習を通じて実践的に学びます。

詳しい資料請求はこちら
(PDFダウンロード)

1on1研修_ニューノーマル時代の部下の成長支援に

1on1とは、上司と部下との短い面談のことで、隔週あるいは1カ月に1回くらい、1回につき15~30分程度で行われるのが一般的です。有名企業が導入して成果を出したことで、ここ数年で急速に広まり、今最も注目される人材育成施策となりました。

今なぜ1on1なのか

多くの企業でとりいれられているMBO(目標管理制度)では、従来、6カ月に1度程度の面談で進捗を管理していました。しかしそれでは、上司も部下も目標を忘れてしまい、意識もされず、形骸化してしまうという問題がありました。そこで有効なのが、月に数回の1on1を同時に回すという方法です。これによって、部下は主体的に目標を設定し、上司は部下と対話しながら進捗を管理することができるため、部下側のやる気が上がり、成長が促進されるようになります。
また、ニューノーマルといわれる時代において、テレワークが普及する環境でいかに若手社員を成長させるか、あるいはチームの求心力(エンゲージメント)をどう高めていくかといった課題の解決法としても期待を集めているのです。

なぜ1on1の成果が上がらない、定着しないのか?

多くの企業で導入が進む1on1ですが、期待通りの成果が上がらない、定着しないというケースも多いようです。その要因について、人材開発・組織開発の第一人者である中原淳氏(立教大学経営学部教授)は以下の3つを指摘しています。

(1)部下が目的を理解していない
(2)面談の事前と事後のプロセスを軽視している
(3)リモートに対応した準備ができていない

そこでPHP研究所では、中原氏との共同で、1on1を成功させるための管理監督者向け研修を開発しました。

こういう課題をお持ちの方におすすめします

●コロナ禍におけるテレワーク導入で、部下とのコミュニケーションが希薄になっている
●仕事における「自己成長」についての意識を、上司・部下共に高めさせる必要がある
●職場の心理的安全性が低い
●セルフアウエアネス(自己認知)についての意識を、上司・部下共に高める必要がある
●目標管理制度が、期初と期末の面談のみの運用にとどまっており、効果が発揮されていない

PHPゼミナール「1on1研修」の特徴

【特徴1】上司と部下が共に成長する1on1

PHPゼミナールでは、1on1を「部下の行動の振り返りを、上司と部下がペアで行い、お互いの成長につなげる人材育成の手法」と定義づけています。これまで数多くの企業様において講師派遣型で実施し、ご好評いただいてきた研修の特徴は「個の成長と組織の活性化を実現する実践的な研修プログラム」であるということ。今回、受講者の皆様が共に学び合い、高めあう公開セミナーのスタイルで、マネジャー自身の成長とチームの活性化につながる学びの場をご提供します。

【特徴2】中原淳氏との共同開発

PHPゼミナールの1on1研修は、人材開発・組織開発の第一人者である中原淳氏との共同開発です。数多くの事例から導き出した1on1成功のポイントを、経験豊かな講師がわかりやすくお伝えします。

共同開発:中原 淳(なかはら・じゅん)氏プロフィール

中原淳

立教大学 経営学部 教授(人材開発・組織開発)。立教大学大学院リーダーシップ開発コース主査、立教大学経営学部ビジネスリーダーシッププログラム(BLP)主査、立教大学経営学部リーダーシップ研究所副所長などを兼任。博士(人間科学)。
北海道旭川市生まれ。東京大学教育学部卒業、大阪大学大学院人間科学研究科、メディア教育開発センター(現・放送大学)、米国・マサチューセッツ工科大学客員研究員、東京大学講師・准教授などをへて、2018年より現職。「大人の学びを科学する」をテーマに、企業・組織における人材開発・組織開発について研究している。
民間企業の人材育成を研究活動の中心におきつつも、近年は、横浜市教育委員会との共同研究など、公共領域の人材育成についても、活動を広げている。一般社団法人 経営学習研究所 代表理事、特定非営利活動法人 Educe Technologies副代表理事、認定特定非営利活動法人カタリバ 理事。認定特定非営利活動法人フローレンス 理事。
著書は、『職場学習論』『経営学習論』『人材開発研究大全』(以上、東京大学出版会)、『研修開発入門』『研修開発入門「研修転移」の理論と実践』(共著)、『組織開発の探究』(共著)、『女性の視点で見直す人材育成』(共著)(以上、ダイヤモンド社)、『駆け出しマネジャーの成長論』(中央公論新社)、『残業学』(共著、光文社)、『フィードバック入門』『実践! フィードバック』(以上、PHP研究所)など多数。

【特徴3】準備、面談、行動の3ステップを実践的に学ぶ

1on1を成功させるためには、面談だけを重視するのではなく、事前準備や面談後の行動も含めて3ステップで取り組む必要があります。本研修では面談での対話スキルはもちろん、上司・部下それぞれの立場から、3ステップのポイントを学んでいただきます。

1on1の3ステップ

1on1の3ステップ

【ステップ1】準備
部下:仕事を振り返り話す内容を決める
上司:部下の仕事の情報収集をする

【ステップ2】面談
部下が決めてきたテーマについて一緒に振り返り、次の行動の方針を決める
面談の手順:握る→聴く→行動づくり→ねぎらう

【ステップ3】行動
部下:面談で決めた行動を実践し、次の面談に向けて行動を振り返ってもらう
上司:部下の行動のサポートをする。次の面談に向けて、部下の行動を振り返る

3ステップのなかでも「面談」のスキルについては、映像教材を活用したケーススタディで実践的に学んでいきます。さらに、Zoomのブレイクアウトルーム機能を使った受講者自身の事例によるロールプレイを通し、受講者が相互にフィードバックすることで、スキルを磨きしっかりと身につけていただきます。

期待効果:部下の成長とチーム力向上を実現!

1on1が成功することによって、以下のような効果が期待できます。

(1)上司と部下の相互理解が進展する
上司と部下の関係性が向上し、お互いに必要な存在となっていく

(2)部下の成長が促進される
自身の成長のために、自らフィードバックを求めていくようになる

(3)上司の指導力が強化される
部下の成長の支援を行うことで、上司も成長することができる

(4)風通しのよい職場風土ができる
職場の人間関係が良好になり、心理的安全性が向上する

(5)結果として、組織としての業績が向上する
成果が上がるとともに、エンゲージメントも高まる

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