恋愛相談室

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価値観の違い
 一年三ヶ月弱付き合っている彼とけんか中です。

 けんかといっても冷戦状態なのですが…。

 一人暮らしの彼の家に遊びに行き近所を散歩中に、彼が突然「将来は実家に帰ろうかなー」と言い出しました。

 聞いてみると将来というのは5年後くらいとのこと。

 数十年後ならまだしも、5年後って、私のことはどうするつもりなのか、とつい口にだしてしまったのがけんかの原因です。

 「私との将来全然考えてないね?」

 「最近手をつなぎたいっていっても嫌だっていって絶対つないでくれないよね。それがとても寂しい」

 彼は『手をつないでいる所を誰かに見られるのが恥ずかしい』と言ってから、ずっとだんまりになってしまいました。

 散歩を終えて家についてもひたすらだんまりなので、たまらず家を飛び出し実家へ帰ってきたのですが、4日たった未だに連絡がありません。

 もともと彼は淡白な様で、例えばクリスマスやバレンタインなどイベントには一切無関心。

 自分だけでも気分を味わいたい私が一方的にプレゼントを贈るのみでした。

 私の誕生日を未だに覚えていないことも悲しいです。

 休みの日に彼の家に遊びに行っても、私をおいて仕事に行ってしまうこともあります。

 最初はどれも嫌で納得いかなかったのですが、『価値観の違い』という言葉を自分で自分にいいきかせあきらめていました。

 しかし、手をつなぎたいという気持ちは譲れません。

 好きな人にはいつも触れていたいという私の考えはおかしいものではないはずです。

 でも、彼に嫌がることを無理強いさせたくないとも思います。

 アラサー世代の私はもちろん、4つ年上の彼だって結婚を考えているものだと思っていましたが、私の思い違いだった様です。

 私はまだ彼が好きですし、別れたくないです。

 しかし、このまま音信不通状態が続いて、自然消滅を許すか、別れてしまった方が良いのでしょうか。

(27・女性・家電メーカー事務)

回 答
 おつきあいをはじめて一年三ヶ月ということは、お互いの誕生日、クリスマス、バレンタインをはじめ、出逢った記念日、つきあうことを決めた記念日……すべてのイベントが一巡りしたということですよね。

 人目が気になるとはいえ、手をつなぐことを拒絶されたり、つきあいはじめて一年以上になるというのに誕生日を覚えていてくれないなんて……淋しい。

 いえ、淋しいというより、あなたはひどく傷ついていることと思います。

 クリスマスや誕生日にそれほど重きを感じていない、あるいはそういったイベントは面倒だと思っている男性は少なからずいます。

 とはいえ、あまり関心がなくても、好きな女性が喜ぶのならと、プレゼントを用意したり、いつものファミレス・デートとはちょっと違ったレストランを探して予約を入れたりしてくれるものです。

 そこまでは無理でも、せめて誕生日には駅前の洋菓子店でショートケーキのひとつでも買ってきてほしい……なにより、「今日、誕生日だよな。おめでとう」の一言がほしい。

 そんな女心を理解してくれない彼。

 あなたは「価値観の違い」という言葉を何度も自分に言い聞かせているようですが。

 どんなに彼を好きでも、その壁はなかなか乗り越えられないように思います。

 ことに結婚に関しては。

 もし、彼のご両親も彼と同じような価値観をお持ちだったとしたら?

 手をつなぐとか、誕生日云々は些細なことで、その背後にもっと大きな価値観の相違がありそうな気がします。あなたは自分の気持ちを殺して、彼とその家族を受け容れることができるのでしょうか?

 もちろん、おつきあいを続ける中で彼の価値観を変えてゆくこともできるかもしれません。

 しかし、それにはあなたのたゆまない努力が必要となってくるように思います。

 口喧嘩のあと、4日連絡がないとのことですが。

 少し、時間と距離をおいて、しばらく冷静に彼とのことを考えてみたらいかがですか?

 お便りの中に「アラサー世代の私」という言葉がありましたが。

 そんなことを気にする必要はいっさいありません。

 「アラサー」とか「婚カツ」という言葉が横行するようになり久しいですが、私はそれは違うと思っています。あなたはまだ27歳なのですよ。

 ご両親の愛情に育まれ学校を卒業し、社会人となって数年の年月をあなたはどんなふうに過ごしてきたのかしら。

 これから、あなたと同じ価値観を持つ男性とめぐり逢い、その彼に(たとえ、ささやかでも)誕生日をお祝いしてくれる未来。あなたの実家に彼を招き、家族で楽しく食卓を囲む晩だってあるのです。

 今、大好きな彼のことばかり気になってしまう、あなたの気持ちは、よくわかります。

 しかし、いちど深呼吸をしてみてください。

 そして、自分がどんな人と一緒に生きてゆきたいか。

 もういちど考えてみてください。

 もしも、また迷ったら、ここにお便りください。


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