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研究活動

研究活動

PHP Research

人間観に立脚し、
世と人の
繁栄・平和・幸福をともに築く。

どうすれば繁栄・平和・幸福を実現できるのか。これはPHPの願いであると同時に、人類共通の願いでもあります。
PHPの研究活動は、1946(昭和21)年の創設以来、多くの方々のご支援をいただきながら、創設者・松下幸之助を中心に少しずつ歩みをすすめてきました。
活動の出発点は、「人間とは何か」という問いです。私たちはPHPの人間観に基づき、よりよい社会を築くための具体的な方策を探求しています。
現在は京都(経営理念研究本部)と東京(国家経営研究本部)に拠点を置き、研究員たちが論文の執筆や研究会の運営、外部研究者との協働による各種プロジェクトなど、積極的な活動を展開しています。

PHP理念・松下幸之助研究

一代でグローバルな企業グループをつくりあげた松下幸之助は、経営者、実業家であると同時に、深い思索を重ねた哲学者でもありました。人間や社会のあり方について、政治・経済・文化・教育・宗教に至るまで幅広く考察し、その成果を世に訴え続けました。それらの中には、変化の激しい現代社会においても示唆に富むものが多くあります。

PHP研究所では、こうした松下の思想・哲学を社会に活かすために、研究員が多様な視点から継続的に探究を行っています。その中核的な取り組みとして近年設立されたのが「PHP理念経営研究センター」です。
松下は「経営は何のために行うのか」という根本的な問いを重視し、経営理念の重要性を強く説きました。
センターでは理念経営の実現手法を開発し、世に発表しています。

使命感とやる気に満ちた組織づくり、理想の経営を追求する原点がここにあります。

松下幸之助の思想・哲学を現代に啓発・実践

研究会

研究領域に即したテーマについて、センタースタッフ同士はもちろん、外部の専門家をお招きするなどし、研究会を開催しています。
その成果はさまざまなかたちで生かされています。

研究会

[実践]理念経営Labo

「パーパス経営」や「ミッション経営」などの広まりとともに再び脚光を浴びている経営理念。新たな理念経営のあり方を追求するPHP理念経営研究センターは、理念の実践を通じて人と組織の可能性を発見する電子季刊誌『[実践]理念経営Labo』を2022(令和4)年4月に創刊しました。

[実践]理念経営Labo

出版・教材

理念経営の礎となる経営哲学や松下幸之助、長寿企業の研究書、一般向けにコミックや子供向けの書籍、マネジメントゲームなど、出版・制作部門と協同で企画し、発刊しています。

出版・教材

イベント・セミナー

産業教育部門や外部機関と連携しつつ、理念経営や松下幸之助の経営に関するセミナーを国内外に提供するほか、シンポジウム等を通じて研究成果を発信するとともに、同じ問題意識を持つ企業や専門家たちと意見交換を行なっています。

イベント・セミナー

民間独立のシンクタンクとして

「政策シンクタンク PHP総研」は、松下幸之助が設立したPHP研究所のシンクタンクです。松下は、平和と繁栄の中で国民が幸せな生活を営める社会の実現をめざし、「無税国家論」「置州簡県」「観光立国」など、よりよい日本と世界の実現を求めて社会への提言を続けました。

その思いを受け継ぐ政策シンクタンクPHP総研は、民間独立という自由な立場から、政治・行政、財政・経済、外交・安全保障、地域経営、教育など幅広い分野について研究し、骨太で実践的な提言を行っています。

時代の変化に対応する新しい国のかたちを示した『二十一世紀日本国憲法私案』『地域主権型道州制』、世界秩序の転換期に日本がとるべき対外戦略の選択肢を表した『日本の大戦略』『自由主義的国際秩序の危機と再生』、官邸主導時代の統治のあり方に切り込んだ『国家安全保障会議-評価と提言』『官邸の作り方-政治主導時代の政権運営』、毎年末に公表している『PHPグローバル・リスク分析』など、時代をリードする数々の政策提言、政策研究を公表してきました。

これからも、政策シンクタンクPHP総研は、社会の動きと人々の想いを受け止め、大局を深く捉えながら、日本と世界のあるべき姿とそれを実現する具体策を長期的視点と自由な発想で描き、その実現を目指していきます。

よりよい世の中を実現する具体策を提案

政策提言・政策研究

憲法、統治機構、国際秩序から、地域の自立、働き方、企業の社会的責任にいたるまで、時代が求める核心的なテーマについて研究や提言を行なっています。

政策提言・政策研究

各種研究プロジェクトの運営

さまざまな研究プロジェクトの運営を通じて、幅広い領域の専門知や現場の経験の統合をはかっています。狭い意味での政策論だけでなく、人間観や国家観など、根本的な命題について考え、議論する場づくりにも取り組んでいます。

各種研究プロジェクトの運営

アウトリーチ活動

研究成果や提言を、PHP総研のWebサイトや月刊誌『Voice』をはじめとするPHP研究所発行の雑誌・書籍、各種イベントを通じて広く公表しています。記者発表やブリーフィング、意見交換など、政策コミュニティへのアウトリーチにも力を入れています。

アウトリーチ活動

政策過程への参画

PHP総研の研究員は、政府や自治体の様々な審議会・委員会に参画してきました。今後も研究活動から生まれた提言や知見を現実の政策に活かす努力を続けてまいります。

政策過程への参画

Publication

希望を刷り、未来を編む

世と人の繁栄・平和・幸福の実現をめざして、
「本づくり」「雑誌づくり」をすすめています。

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