Our Aspiration
私たちには「願い」があります
一人ひとりがよりよく生き、よりよい社会をつくるために、
私たちは活動しています。

Rethink for Innovation

PHP研究所は、1946(昭和21)年、創設者・松下幸之助の強い願いのもとに誕生しました。終戦直後、国土は荒廃し、人々の心にも深い混乱が広がっていました。その光景を前に、松下は問いかけます。
「これが本当に、人間のあるべき姿なのだろうか――」
そうして彼は、ある確信に至りました。
「人間は本来、限りない繁栄と平和、そして幸福を与えられている。しかしそれが実現していないのは、私たち自身がその可能性を手放し、芽を摘んでしまっているからではないか」
この確信はどこから生まれたのでしょうか。
それは、いかなる混迷の中にあっても、「人間にはそれを乗り越える力が本来備わっている」という、松下の揺るぎない人間観に根ざしています。
この思想の背景には、彼自身の体験があるのかもしれません。
貧困、学歴の壁、病弱な体――三重の困難を抱えながらも、松下は自然の理法に則した生き方を見出し、独自の経営哲学と実践によって、前人未到の成果を上げました。たとえどんな逆境にあっても、人間は天分に目覚め、希望を見出し、社会を再生できる――。
それが、松下の根本的な信念となったのです。
この確信を出発点に、松下はPHP研究を通して、常に「何が本質か」を問い続けました。
そしてたどり着いたのが、万人を成功に導く心の持ちよう、「素直な心」の大切さです。
「あの悲惨な状況を招いたのは、天から与えられている幸せを、素直に生かそうとする認識に欠けていたからではないか」
「素直な心」とは、何ものにもとらわれず、真実に向き合おうとする姿勢。偏見を捨て、衆知に耳を傾ける柔らかな感性でもあります。
私たちは、改めてこの「素直な心」をもって、戦後と同じく混迷している現代社会の課題に、新たな「見方・考え方」を提起していきたいと考えています。そこから生まれる小さな気づきや変化から、イノベーションの芽を育て、個人の成長と組織の進化を促し、そして社会全体の繁栄・平和・幸福へと繋げていけるものと信じています。
それらは決して遠い理想ではありません。一人ひとりの心の持ちようによって実現できるはずです。PHP研究所はこれからも、「素直な心」の大切さを訴え続けながら、研究・政策提言・出版・人材開発など多様な活動を通じて、真に豊かで調和ある社会の実現に貢献してまいります。
今後とも、皆さまの温かいご支援とご指導を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
PHP研究所 代表取締役社長 瀬津 要
PHP Institute,Inc.
世と人の繁栄・平和・幸福をめざす、
私たちの会社についてご紹介します。

Our Aspiration
一人ひとりがよりよく生き、よりよい社会をつくるために、
私たちは活動しています。
Supporters
PHP研究所の活動を支え、ともに広げてくださるmyPHP会員を募集中です。
書籍プレゼントやメルマガ、モニター募集などの特典もご用意しています。