海外・IP展開

PHP研究所では、コンテンツの海外ライセンス事業に力を入れています。北京、上海、台北、ソウル、フランクフルト、ボローニャなど各国で開催される国際ブックフェアへの参加をはじめ、世界各国に直接おもむき、現地の出版社と積極的に取引を行っています。これまでジャンルを問わず数多くの書籍が翻訳出版されており、その件数は年間数百点にのぼります。

書籍にとどまらず、海外のメーカーやメディア関連企業と連携し、映像化やアニメーション化、商品化など、当社コンテンツを多様なメディアへと展開。コンテンツが世界規模で受容される可能性をつねに模索しつづけています。

海外ユーザーに向けたオリジナル書籍コンテンツの制作や、海外でのイベントやサイン会の開催を通じて、日本人作家の認知度を高め、価値を向上させるお手伝いをしています。現地出版社や書店、メディアとの強力なネットワークと豊富な経験・知見を駆使して、PHP研究所は海外で積極的な活動を展開しています。

松下幸之助の経営理念・哲学を日本で深く学びたい海外の経営者やビジネスリーダーの声に応え、訪日スタディツアーを企画・開催しています。80年以上にわたる出版活動と人材育成の知見をもとに、松下幸之助研究の第一人者が直接指導、また日本を代表する企業への訪問や、経営者・学識者による講義などを通じて実践的に学ぶ機会を提供しています。

書籍にこめられた感動や驚きを、映像という新たな表現手段で多くの人々に届けるために、PHP研究所では、刊行作品のドラマ化、アニメ化、映画化、さらには動画配信プラットフォーム向けの企画など、映像分野でのライセンス展開にも積極的に取り組んでいます。
作品の映像化は新たな読者との出会いを生み、書籍への注目を高める契機ともなります。出版を起点としたメディアミックス展開を通じ、コンテンツの価値をより高めることをめざしています。

当社が刊行する絵本作品やコンテンツは、魅力的なキャラクターや世界観にあふれています。これらの知的財産を活かし、キャラクターグッズや生活雑貨、アパレル、食品、企業コラボ企画など、多様な商品展開を行っています。
企業とのコラボレーションによる限定商品やイベント連動企画など、書籍の枠を超えた新たな価値を提供、書籍の魅力を身近に感じてもらいながら、コンテンツの可能性を広げています。