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PHPとは

PHPとは

Peace and Happiness through Prosperity

繁栄によって
平和と幸福を

繁栄によって平和と幸福を

1946(昭和21)年11月3日、松下幸之助は「繁栄によって平和と幸福を(Peace and Happiness through Prosperity)」というスローガンを掲げ、PHP研究所を設立しました。PHPとは、このスローガンを表している英語の略称です。

第2次大戦敗戦後の当時の日本は、人びとがきょうの食料にも事欠くほど困窮し、道義道徳は乱れ、法律や制度の不備により勤勉な努力も報われず、国民生活に希望が見出せない状況でした。松下自身も企業経営者として、日本の復興に貢献すべく、事業の再建に取り組もうとするものの、GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)の占領下ということもあり、思うように物事が進みません。

まじめに働けば働くほど損をする、正直者がバカをみる、そんな世の中であっていいのか――。理不尽な現実に直面した松下は、研究活動とその普及運動によって「繁栄による平和と幸福」を実現すべく、PHP研究所を立ち上げたのでした。そして第1次研究目標として、「働く者に豊かな生活を」「自由で明るい働きを」「民主の正しい理解を」「労使おのおのその営みを」「まず無駄を省こう」「国費は少なく、効果を多く」「租税は妥当公正に」「企業の細分化によって画期的繁栄を」「働く者を生かして使え」「教育は全人格を」――の10項目を掲げました。

The PHP Perspective

物の見方や考え方、
そして人間観

物の見方や考え方、そして人間観

その一方で、松下は研究をすすめるにあたり、政策の混乱や法律・制度の不備を改めていくことも大切だが、根本的に見直すべきは、人びとの物の見方や考え方、さらには人間観ではないのかと考えます。

「国民だれもが物資の生産をなによりも願っているにもかかわらず、その願いに反して国民みんなが物資の生産が進まないような姿をあらわしている。それは結局、お互い日本人が本当のものの道理を忘れているからではないか」

「それにしても、どうして人間はこのような姿に陥るのであろうか。みずから繁栄を願い平和を求めているにもかかわらず、みずから繁栄をこわし、平和を乱すようなことをやっている。空を飛ぶ小鳥でも腹一杯食べて楽しそうに生きている。ところが、万物の霊長ともいわれる人間は、みずから戦争を行ない、そうして食糧の欠乏によって栄養失調に陥り、飢え死にするといった悲惨な状態を招いている。これが人間の本当の姿であろうか」

そこで松下は、そもそも人間の本質とは何か、人間はなぜこの世界に存在しているのか――といった人間にかかわる根本問題をテーマに探究を深めていきます。そして人間には、繁栄、平和、幸福が本質として与えられており、その本質を、協働することによって具現化していくことに、本来の使命があるのだと訴えました。

PHP研究所では、松下の没後も変わることなく、そうした人間本来の使命に立脚し、さまざまな事業活動や社会活動を通して、世と人の繁栄、平和、幸福の実現をめざしています。

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