河井継之助
信念を貫いた幕末の俊英
幕末長岡藩執政として財政改革・軍備の近代化を推し進めた河井継之助。類い稀なる先見性を持ちながらも官軍との戦に散った生涯を描く。
- 税込価格
- 901円(本体価格819円)
- 発売日
- 1999年04月01日
- 判型
- 文庫判
- ISBN
- 978-4-569-57263-5

Content
司馬遼太郎氏の小説『峠』で一躍脚光を浴びた河井継之助。幕末に越後長岡藩の執政となった継之助は、破綻寸前だった藩財政を立て直し、またガトリング砲を始めとする軍備の近代化を推し進め、長岡藩を雄藩へと導いた。 「わが郷国長岡への気持ちと武士の義を両立させたい。官軍からも会津からもわが封土を守り、わが藩の力で薩長と会津との間に和をもたらすのだ」……大政奉還により、日本が朝廷側と旧幕府側の二つに分かれて戦った戊辰戦争が勃発。継之助は、当時では最高水準の洋式軍備を背景に、長岡藩の官軍・旧幕軍の双方からの局外中立を策した。 しかし、官軍との交渉は決裂。ついに官軍との戦争へと突入した。一時は居城長岡城も官軍の手に落ちたが、継之助指揮の奇襲により奪還。勝利の喜びもつかの間、官軍の怒涛の反撃が継之助を襲う……。 類い希なる先見性と実行力を持ちながらも、義と信念に殉じて散った凄烈な生涯を描く、渾身の長編歴史小説。
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