「見方・考え方」イノベーションで社会を変える。
創設者・松下幸之助の願いを胸に挑戦を続ける社員の想い、「繁栄によって平和と幸福を」具現化する活動ストーリーを紹介中。
今回は、『松下幸之助ゲーム 人生と経営の達人への道』の開発担当者に話を聞きました。
創設80周年に贈る「体験型エンターテインメント」への思い
──「単なる『お金を稼ぐゲーム』にはしたくなかったんです。私たちが本当に届けたかったのは、一人の人間が泥臭く、しかし情熱を持って歩んだ『人生の温度』でした」
そう語るのは、2026年4月10日に発売される新作ボードゲーム『松下幸之助ゲーム 人生と経営の達人への道』の開発担当者である友繁貴之だ。PHP研究所が2026年11月に創設80周年を迎えるにあたり、その記念プロジェクトの目玉として、構想から長い年月をかけて完成させた。
「子どもにもやらせたい」──第1弾の反響が背中を押した
このプロジェクトの原点は2022年に遡る。
──「PHPのボードゲーム第1弾としてリリースしたのは、企業研修用に特化した『松下幸之助〈理念経営〉実践ゲーム』でした。これが予想を上回る反響で、社員研修や職場のコミュニケーションツールとして増産を重ねるヒットとなったんです」
そこに寄せられたのは、「会話が自然と増える」「学びが多い」という感想であり、そして何より大きかったのは、「この学びを子どもにも体験させたい」という声だった。
──「この声に応えたいと思いました。社内で検討を重ね、家庭で楽しめることをコンセプトにしたファミリー版ゲームのプロジェクトがスタートしたんです」
9歳の奉公から始まる、圧倒的な没入感
──「一番こだわったのは、松下幸之助の人生の完全な追体験です。ゲームは、創設者が9歳で火鉢店へ奉公に出され、初めての給料『10円』に震えるほど感動するシーンから始まります。
小学校を中退した少年が、いかにして世界のパナソニックを築き上げたのか。ボードの表と裏を使う2面構成で、明治・大正から、激動の昭和、そして晩年に至るまでの歩みをシステムに落とし込みました」
発売前に行った試技会に参加したモニターからは、『戦後のインフレでお金の価値が変わる体験が衝撃だった(40代・教員)』『戦争で生活が大変になることや、人件費の大切さを学べた(中学生)』といった声が寄せられ、手ごたえを感じた。
──「当時の物価や歴史を肌で感じながら、ゼロから事業を立ち上げる苦労と喜びを味わえるはずです」
勝ち負けを決めるのは、お金ではなく「徳」
既存のボードゲームとの決定的な違いについて、友繁は熱を込めて語る。
──「普通のすごろくなら、一番早くゴールした人や、一番お金を稼いだ人が勝ちですよね。でも、このゲームの勝敗を分けるのは『社会貢献度』なんです。
松下幸之助の『利益は社会に貢献した報酬である』という信念を、理屈ではなく遊びの中で実感してほしかった。テストプレイに参加した経営者の方から『松下幸之助さんは、ただ会社を大きくするのではなく、本当に世の中を豊かにしたんだと実感し、自分の経営を見つめ直すきっかけになった』と言っていただけたときは、この設計にして本当に良かったんだと、そのとき初めて確信できた気がします」
80周年の節目に、このゲームを出せた喜び
親子で遊んだ保護者からは「何のために働くのか、親子で考える大切な時間になった」という声も届いている。また、「社員を大切にする姿勢に触れ、明日から部下への接し方を変えようと思った」という管理職のプレイヤーもいた。
──「PHP研究所が歩んできた80年は、松下幸之助創設者の『繁栄によって平和と幸福を』という願いを形にしてきた歴史でもあります。
この節目の年に、創設者の精神を次世代へつなぐ一助となるゲームを世に出せたことを、開発に携わった一人として誇りに思います。10歳のお子さんから若手の起業家、ベテラン管理職まで、年齢は関係ありません。ゲームのボードを囲んで、松下幸之助と共に、夢と勇気の冒険に出かけていただけたら。それが、私たちの何よりの願いです」
松下幸之助ゲーム 人生と経営の達人への道
¥10,780税込

PHPのボードゲーム 待望の第二弾!
未来を切り開く力を育てる、松下幸之助の経営体験!
「経営のコツ」、「人生の要諦」、「お金マインド」、「起業家精神」を、楽しみながら体験しよう!
このゲームでは各プレイヤーが松下幸之助になり、ゼロから事業を立ち上げ、社会に貢献しながら経営を学んでいきます。
「お金」をどのように使うか、「リスク」をどのように取るか、成功や失敗から何を学ぶべきか― 松下幸之助が実践した思考法を体験し、未来の経営者になるための第一歩を踏み出そう!



















