なぜか、自分の「言い分」を通せる人たちの法則
さりげなく言いたいことを言う技術

　「言いたいけど、言えない……」。この思いは多かれ少なかれ、だれもが感じていることです。ではなぜ、そう思うのか──それは、言いたいことを言って怒られたり、叱られたり、中傷を浴びたり、誤解されたりして損をしたくないと思う心が働き、結果言わないほうが得策だと思うからです。しかしながら「言いたいことが言えない」人は、自分の思ってることを言うために果たしてどれだけの努力をしているのでしょうか？　相手に快く理解してもらうには、相手の立場になってものを考えながら、言いたいことを言うための努力や工夫が必要なのです。本書は、どうすれば自分の思っていることを相手の気分を害することなく伝え、実行に移してもらえるのかを考え、同時にその具体的な方法をケーススタディや図解を多用しながら説いていくもの。黙ったら丸損なのです。しなやかに思い通りに生きてる人たちがひそかに実践してることとは──。“相手を怒らせず、しかも好感度アップ”の使える一冊。