文蔵 2007．9

　【特集】47都道府県“ご当地小説”を愉しむ
●［インタビュー］田辺聖子◎恋を語るなら、大阪弁が「ほどらい」な感じ
●［インタビュー］熊谷達也◎「東北人の眼差し」を大事にして書きたい
●［インタビュー］吉村達也◎作品を待ってくれる“ご当地読者”のために
●［エリア別ガイド］日本縦断！ 小説で「あの県」に行こう……友清　哲

　［連載小説］
●高橋克彦　厄風～「風の陣［烈心篇］」（3）～
●五十嵐貴久　沖田総司の手紙～「相棒」（最終回）～
●山本一力　焼津節その二十一～「献残屋佐吉御用帖」（21）
●川上健一　打ったのは、戦友～「9人の人類」（24）～
●江上　剛　終戦～「我、弁明せず。――サムライ経営者・池田成彬」（最終回）～

　［話題の著者に聞く］
●インタビュー◎高橋克彦『風の陣［風雲篇］』～時代の大きなうねりを描きたかった～

　［連載エッセイ］
●半藤一利　第二章　京都でのデカダンの日々―大本教事件の跡地で～「坂口安吾と太平洋戦争」（5）～
●玄侑宗久　楽あれば苦あり／無理が通れば道理が引っ込む～「禅の『いろは』」（12）～
●三田誠広　世話物的な時代小説～「プロを目指す文章術」（17）～
●谷村新司　「夢」を、追いかけて生きる～「ココロノオト・ループ」（最終回）～
●小阪裕司　情報を伝える力を磨く～「バルバロッサな人～学術研究から学べる仕事と人生のヒント～」（12）～
●本田　健　豊かさを分かちあう～「子どもを幸せなお金持ちに育てる12の秘訣」（最終回）～
●森永卓郎　お宝ハンター～「森永卓郎の男の幸福論」（24）～

　［連作読みきり小説］
●鯨統一郎　人形流し～鬼姫捕り物控え（2）～