文蔵 2015．6

　【ブックガイド】ミステリー、恋愛小説から時代小説まで　雨の日に読みたい小説………大矢博子
●雨が連れてくるもの──雨とファンタジー
●雨が謎を解く？──雨とミステリー
●雨が表すもの──天候と心情描写
●時代小説の中の雨

　【新連載小説】
●◎日本と韓国の刑事が衝突し合いながら事件を追う！　五十嵐貴久　7デイズ　日韓特命捜査ファイル　（1）死体

　【読切連作小説】
●加藤実秋　アー・ユー・テディ？4　テディ・マドンナ（後編）　和子死す!?　康雄とともに一連の事件の黒幕の企業に乗り込んだのだが。
●森　浩美　ここにおいで　死期が迫る愛犬チョビ。私は九年前の“この子”との出会いに思いを馳せた。

　【連載小説】
●小路幸也　ロング・ロング・ホリディ 11
●荒山　徹　開戦三年前　その二　白村江 12
●中村彰彦　祈る女　疾風に折れぬ花あり 21
●柴田よしき　第五章　ふたりだけの問題（6）　わらし花子と涼菜の憂鬱 24

　【連載エッセイ】
●中江有里　自然と不自然の間　晴読雨読 3
●斎藤明美　「あんたのことは全部わかってます！」　高峰秀子が遺した言葉 8
●北大路公子　悪女の秘密　私のことはほっといてください 13