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死の覚悟

死の覚悟
日本人らしさとは何か

山折 哲雄著 《宗教学者/評論家》

日本人らしい思想とは何か。『葉隠』から『曾根崎心中』、『武士道』、『国宝』まで。「覚悟」という言葉から日本の精神を読み解く。

税込価格
1,320円(本体価格1,200円)
発売日
2026年10月14日
※概ね、この2日後に書店店頭に並びます
判型
新書判
ISBN
978-4-569-86188-3
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Content

内容

混迷の時代にわれわれが立ち返るべき思想とは?

 欧米では危機の際、宗教を拠り所にする。では、日本が混迷の時代に立ち返るべきものは何か。

 それは、もともと仏教用語である「覚悟」だ。『葉隠』『曾根崎心中』『武士道』には「死の覚悟」が宿り、現代でも小泉純一郎元首相は選挙で「決死の覚悟」を叫び、映画『国宝』でも「死ぬる覚悟」が注目された。

 日本の思想を探求し続けてきた宗教学者が、95歳でようやく見つけた日本人らしさとは?

 日本の思想には、欧米とは違う深みがある
●「三島コンプレックス」に陥る日本人
●映画『国宝』が体現した「死ぬる覚悟」
●イスラエル戦争に見る、超絶一神教の末路
●福澤諭吉の文明開化路線が生んだ綻び
●洛中京都人の誇りは歴史を守ること
●AIは「神」になりつつある?

 目次(主な内容)
●第一章:老化する文明と日本人
●「葉隠バイアス」と「三島コンプレックス」
●『国宝』の「死ぬ(る)覚悟」
●戦友たちの無念を抱えて
●第二章:解体する文明と日本人
●ロンドン大学と鈴木大拙
●井伏鱒二『黒い雨』の真実
●英国に学ぶ「継承」の本質
●第三章:蘇生する文明と日本人
●寺田寅彦の「天然の無常」
●風化する福澤諭吉
●大谷翔平とメッシ――「神への感謝」と胴上げ
●第四章:京都と日本人
●京都御所:姿をかき消した聖空間
●金閣寺:樹林に沈む三層の楼閣
●洛中の路地:京都人の誇りの核心
●終章:科学技術と日本人
●松下幸之助がともした灯
●『鉄腕アトム』のエネルギー
●AIは「神」になるか

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