- 税込価格
- 990円(本体価格900円)
- 発売日
- 2026年8月6日

Highlights
読みどころ
戦後、毎年夏を迎えるたびに、先の大戦についてさまざまな角度から振り返られてきました。今後も、歴史から学ぶことはこれからも必要であり続けますが、他方で、戦後81年を迎え、私たちを取り巻く環境は大きく変わったのも事実でしょう。ロシアによるウクライナ侵攻の長期化、中東情勢の不安定化、米中対立の激化など、世界はふたたび「危機の時代」を迎えていますし、戦後日本の平和を支えてきたアメリカの国際主義は変質しつつあります。また、先の大戦の経験者の多くが鬼籍に入るなか、その価値を私たちはどう受け継ぎ、どう考えるべきかという点でも岐路を迎えています。戦後の世界を支えてきたさまざまな体制や理念が失われつつあるいま、「平和」そのものについて、あらためて考えます。特集2は「税をどう考えるか」。誰が、何を、どう負担するのかという「税の再設計」の課題について探ります。そのほか、内藤正典氏と藤本龍児氏の巻頭対談「対立を招くのは宗教か、それとも世俗主義か」のほか、前号に続いて佐伯啓思氏とJ.D.ヴァンス副大統領に影響を与えているともされるパトリック・J・デニーン教授の特別対談などを掲載しています。
Contents
目次
- 特集1:「戦後の終わり」に問う平和 ポスト戦後期の平和主義のあり方
- 特集1:「戦後の終わり」に問う平和 田中美知太郎『戦争と平和』を読み直す
- 特集1:「戦後の終わり」に問う平和 揺籃期のアジア、問われる保守主義の成熟
- 特集1:「戦後の終わり」に問う平和 イラン戦争に見る終戦の落とし穴
- 特集1:「戦後の終わり」に問う平和 二人の「現実主義者」の闘い―高坂正堯と若泉敬
- 特集1:「戦後の終わり」に問う平和 日本の「総志願兵制軍隊」の意味
- 特集1:「戦後の終わり」に問う平和 「戦中派」の願った戦後社会
- 特集1:「戦後の終わり」に問う平和 修学旅行に見る「平和学習」の変化
- 特集1:「戦後の終わり」に問う平和 「二つの都市」の記憶が支えた団結と分断
- 特集2:「税」をどう考えるか 地方税改革を置き去りにするな
- 特集2:「税」をどう考えるか 食料品減税は日本に何をもたらすか
- 特集2:「税」をどう考えるか 与野党が選挙で頼った「魔法の杖」
- 特集2:「税」をどう考えるか デンマークの再分配を支える「合意」
- 対立を招くのは宗教か、それとも世俗主義か
- 国家情報会議設置法を好機とできるか
- 意識調査で解き明かす経済学の「謎」
- 「旧皇族」とは何か―その歴史と特殊性
- 特別対談 アメリカに「新しい保守主義」は生まれるか
- 哲学をめぐる旅〈1〉 〈二十世紀の夢〉の終わり
- 「仕事」とは何か〈終〉 遠回りから、「いい仕事」は生まれる
- 【新時代ビジョン研究会】 「お寺の鐘が聞こえる範囲」の幸福論―大分県中津市耶馬渓町
- 紛争遺物から読み解く戦時実装モデル
- 八幡市が文化政策でめざす「選ばれる郊外」
- 私立大学の危機を生き抜く
- ニッポン新潮流〈現代社会〉 監視なきSNS上の政治動画
- ニッポン新潮流〈教育企業〉 「不快に思う人もいるので」論再考―授乳ケープ論争を例に
- ニッポン新潮流〈都市文化〉 「徳島ホール問題」から考える公共性
- ニッポン新潮流〈現代思想〉 タイパという「新語」から見える景色
- 地域から日本を動かす〈53〉 大阪・関西万博のその後
- 歴史家の書棚〈74〉 服部龍二『安倍晋三』中北浩爾『現代日本政治史』
- 巻頭言〈5〉 『敗戦後論』再読
- ホモ・ルーデンスの諸相〈5〉 牛耕式と「たわむれる」自然
- 大学生が見つけたしあわせ〈8〉 見上げた先に
- 昭和ユートピア〈9〉 いずみや煎餅店
- 令和の撫子〈88〉 川代紗生 作家
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