「おやじ」の正論
発売日
2006年07月26日
判 型
四六判上製
ISBN
978-4-569-62712-0

「おやじ」の正論
平成我鬼草子(へいせいがきぞうし)

著者 石堂淑朗著 《脚本家、評論家》
主な著作 『日本人の敵は「日本人」だ』(講談社)
税込価格 1,650円(本体価格1,500円)
内容 「病院に行くのは止めにした」「ならば我々も核を持とう」……。月刊誌『正論』で好評を博した痛快連載「平成我鬼草子」の単行本化!



 著者は言う。

 <死の彼方にあるのは虚無である、という言い方は後継者を持たぬ者のものである。後に続くを信じる者には虚無は存在しない。それは絶対的な存在への帰依に他ならない。正に「海行かば水漬く屍 山行かば草生す屍 大君の辺にこそ死なめ 顧みはせじ」なのである。実に「男の死」こそ国の繁栄を保証し、男女の結合を決定付ける要素である。誰が何と言おうが、戦前の日本には光栄ある死が確実に実在し、それゆえに生は光輝を放っていたのだ。民主主義と平和憲法は死を殺したのである。死を殺す! 何たる逆説。そして死の抹消は生をも同じ運命に引き込んだのである。>(「少子と不倫は亡国列車の轍の両輪」より)

 著者のシニカルな口吻に、嫌悪感を覚える人は少なくないだろう。「民主主義」「平和憲法」を愛してやまない方々であれば、なおさらだ。だが、反論できようか? 月刊誌『正論』で好評を博した辛口エッセイ「平成我鬼草子」の単行本化!